| ひとこと | (7月3週) |
| 人間関係 |
| ウグイス | の | 谷 | の広場 |
| かずとし | / | しへ | 中2 |
| 人間は、ほかの人間と自由にまじわることができる。あるいは、まじわる相 |
| 手を自由に選ぶことができる。学校の友達、職場での友人、恋人、そして夫婦 |
| でさえも、それぞれの当事者の自由な選択で成立している人間関係だ。現代の |
| ひとつの特徴は、親子というものの関係が問題化してきたということである。 |
| 昔のように、親子は自然な関係ではなくなってきたのだ。社会が進歩し変化す |
| るかぎりこの落差は避けられない。子どもは親と違った存在になる。そしてこ |
| の落差からさまざまな問題が発生していく。完全な保護者、教育者としての親 |
| と完全な被保護者、生徒としての子、という安定した関係はぐらつき、親子の |
| 間には、一種の緊張関係が生まれている。 |
| よくあると思うが、親が自分の言うことを聞いてくれない、この様な事も |
| 問題である。 |
| 親は、親なりに考えがあるし、子どもも、こどもなりに考えがあると思う。 |