オンライン教育と創造教育 学力の二つの道とそれぞれの個性 災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 作文は、子どもたちの学力を全面的に育てる 【重要】言葉の森への電話は、フリーダイヤル0120-22-3987へ【訂正12/6 18:33】

記事 3413番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2018/12/11 
遊びと同じように子供たちが熱中できる勉強――勉強はつまらないのに遊びはなぜ面白いか
森川林 2018/09/24 11:01 

 学校は何のためにあるのでしょうか。
 ほとんどの子にとって、それは友達と会うためです。
 友達がいるから、又はかわいいあの子がいるから、学校に行きたくなるのです。

 では、学校で友達と何をするのでしょうか。
 勉強ももちろんあるでしょう。

 しかし、友達とすることの中心は遊びです。
 15分休みや昼休みのちょっとした時間に、限られた枠で自由に遊ぶことが楽しいのです。
 あとに退屈な授業があるから、余計楽しいのかもしれません。

 では、なぜ遊びが勉強よりも楽しいのでしょうか。
 それは、自分が主人公として参加できるからです。
 自分が、大きな背景の一人ではなく、ちゃんと名前を持った主人公として登場できるからです。

 では、なぜ遊びでは主人公として参加できるのに、勉強では背景の一人になってしまうのでしょうか。
 一つは、勉強の中身が、自分の興味や関心によってではなく、外側からの枠組みとして与えられるからです。
 その枠組みを速すぎも遅すぎもせず、決められた速度で進まなければならないからです。

 もう一つは、参加者の人数が多すぎるからです。
 綱引きは遊びに似ていますが、綱引きに熱中する子はいません。
 自分が大勢の仲間の人数の一人になってしまうからです。
 それと同じように、勉強のほとんどは、教わる人数が多すぎるのです。

 授業というものは、ほとんどの場合、楽しいのは教える人だけで、教わる人の多くは眠さを我慢しています。
 だから、長い時間授業を聞いていても、頭にはほんのわずかしか残りません。
 それで、仕方ないから、頭の残り具合をテストしなければならなくなるのです。

 確かに、「銀の匙」を教えた橋本先生のように、みんなが熱中する授業もあります。
 しかし、それは、子供たちのレベルが均質で、全員に教えることが、それぞれの生徒に個人的に教えることと一致するような恵まれたケースの場合です。
 普通の学校の普通の授業で、日常的にそういう熱中できる授業をすることは、不可能とは言わないまでも、かなり困難です。

 では、遊びのように子供たちが主体的に参加できる勉強をするには、どうしたらいいのでしょうか。
 それは、第一に、勉強の内容が、それぞれの生徒の創意工夫ができるものになっていることです。
 そして、第二に、全員が主人公として参加できるぐらいの、遊びと同じ少人数で勉強ができることです。

 実は、これが、寺子屋オンラインの作文コースと発表学習コースです。
 もちろん、寺子屋オンラインの勉強はまだ始めて間もないので、すべてのクラスが理想的にできているわけではありません。
 参加者がまだ少ないために、同じ学年の子供どうしの交流が限られてしまうクラスもあります。
 しかし、これはいずれ時間が解決していくと思います。

 長く続けているクラスでは、学校はインフルエンザで休んだが、寺子屋オンラインだけには参加するという子もいます。
 風邪を引いて休んではいるが、みんなの話を聞きたいので、授業だけは録画しておくという子もいます。
 それらの子供たちが、北は北海道から南はシンガポールまで(2018年9月現在)、たまたま偶然寺子屋オンラインで会っただけの子供たちなのです。

 寺子屋オンラインは、5、6人のメンバーが、互いの顔が見えるZoomの会場で、自分で工夫した勉強を発表するという、通学でも通信でもない、また単なる勉強でも遊びでもない、新しい勉強をするクラスです。

 森林プロジェクトの作文講師資格を持つ先生の協力を得て、これからこの寺子屋オンラインの勉強を世界中に広げていきたいと思っています。


▽作文の体験学習を寺子屋オンラインクラスで受けることを希望される方は、ひとこと欄にその旨をご記入ください。別途資料をお送りします。
https://www.mori7.com/ftaikenn.php


●言葉の森 受講案内 ●森林プロジェクト 講師育成講座

コメント欄

nane 2018年9月24日 11時20分  
 ロールプレイングゲームと勉強は似ています。
 以前やったことが伏線になって、新しいステージに進めるからです。
 欠けていた輪がつながるとき、人間はそこに知的な喜びを感じるのです。
 しかし、ゲームがすぐにつながるのに対して、勉強はなかなか輪がつながるところまでいきません。
 だから、輪になっていることに気がつかず、ただ退屈な尾根を登っているだけのような気がしてしまうのです。
 その退屈さを補うものは、一緒に登る友達がいることです。
 そして、そのうち、友達がいなくても登ること自体が楽しくなってくるのです。

森川林 2018年9月24日 11時20分  
 遊びが面白いのは、自分が主人公になれるからです。
 勉強が面白くないのは、先生だけが主人公だからです。
 だから、勉強も遊びのようにすればいいのです。
 その秘訣は、みんなが主人公になれる少人数でやることです。


コメントフォーム
遊びと同じように子供たちが熱中できる勉強――勉強はつまらないのに遊びはなぜ面白いか 森川林 20180924 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
りるれろ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「りるれろ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 17,226件
新着コメント1~3件
コメントは24時間以内に表示
受験作文の直前 森川林
 作文は、上手か下手かということが自分で 9:59
オンライン教育 nane
 偏差値という数値的なツールによって、そ 3:1
オンライン教育 森川林
 オンライン教育はこれから広がっていきま 2:55
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の1~30件目を表示
■受験作文の直前アドバイスのお知らせ 12月11日
■オンライン教育と創造教育 12月11日
■学力の二つの道とそれぞれの個性 12月9日
■災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 12月6日
■作文は、子どもたちの学力を全面的に育てる 12月6日
■【重要】言葉の森への電話は、フリーダイヤル0120-22-3987へ【訂正12/6 18:33】 12月6日
■【合格速報】東京薬科大学 12月5日
■【合格速報】國學院大学 12月5日
■電話5日まで正常に使えず。受験コース木金土の教材は本日から 12月4日
■言葉の森の引越し完了。12月2日現在電話はまだ使えません。受験作文コースの教材一部発送 12月2日
■SNSはどれも一長一短なので自分で作ることに 11月17日
■移転のため11月27・28日は電話受付ができません 11月17日
■小1からの暗唱練習で、国語力も作文力もつく 11月16日
■勉強を楽しむ子供たち 11月11日
■12月1日から言葉の森が移転します 11月9日
■手助けを楽しむ 11月8日
■子供を成長させる楽しいけれど難しいもの 11月7日
■創造とは、自分の好きなことに熱中して知識の横軸を広げること 11月6日
■作文力をつけるための三つの方法 11月5日
■小学生の新しい英語の勉強法 11月4日
■成績以外のものの価値を見直す教育――西澤潤一さんの本を読んで 11月2日
■受験作文と相性がいい、構成を重視した作文 10月30日
■もし、働かなくてもよい社会が来たら 10月29日
■寺子屋オンライン講師育成講座、4時間半の講習会終わる 10月27日
■本日、10月27日(土)13時から寺子屋オンライン講師育成講座 10月27日
■全国一学区制の通信教育 10月26日
■漢字を使わずに作文をひらがなばかりで書く子 10月24日
■上達が早い寺子屋オンライン作文の子供たち 10月22日
■主要教科は学校時代の勉強、作文と読書は生涯の勉強 10月19日
■書く勉強よりも読む勉強の方がなぜ良いのか 10月18日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
音声入力(10)
音読(22)
オンライン作文(2)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造力(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンライン(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
発表交流会(20)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンライン(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

Donate with IndieSquare