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グループ学習と個別学習の融合――新しいオンライン教育の仕組み as/3747.html
森川林 2019/06/06 15:41 

 寺子屋オンラインの少人数クラスの利点は、子供たちが直接交流できることです。
 自分の発言を他の人に聞いてもらい、他の人から質問や感想を聞く、ということが子供たちの学習の意欲に結びつきます。

 しかし、グループ学習には難点がありました。
 それは、生徒と先生の間で個別の学習指導をする時間が取れないことです。

 グループ学習の中で、先生とある特定の生徒が個別に話をすると、他の子達は自分にとって関係のない話を同じように聞いていなければなりません。
 かといって、先生と生徒の個別指導だけで勉強進めていては、子供たちどうしの交流がありません。

 長い目で見れば、子どもたちにとって最も大事なのは、いい教材でも、いい先生でもなく、いい友達だからです。

 しかし、いろいろ試した結果、Zoomの会議室でグループ学習を進めながら、それと並行して個別指導を行う仕組みを作れることがわかりました。
 これで、個別電話指導の長所と少人数クラスの長所の両方を組み合わせた学習ができるようになります。

 仕組みを作るのに少し時間がかかりますが、6月中には新しいやり方がスタートできると思います。


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森川林 2019年6月6日 15時43分  
 勉強に対する意欲というものは、友達と一緒にやっていれば、自ずからわいてくるものです。
 今はそういう自然な意欲が出てくるのを待たずに、賞や罰や競争によって外から意欲を持たせようとするので、勉強が何か非人間的な営みのようになってくるのです。
 「うんこ漢字ドリル」のようなものにも、そういう面があります。
 人間の美しい感情に訴えるのではなく、低い感情に訴えてやる気を出させるようなものは、そのときはいいように見えても、実は人間を成長させるのではなく退化させているのです。


nane 2019年6月6日 15時43分  
 寺子屋オンラインのような未来の教育における先生の役割は、これまでの先生の役割とは大きく異なってきます。
 昔の(今もそうですが)先生の役割は、子供たちに何かを教えることでした。
 しかし、これからは、子供たちは自ら学ぶようになります。
 学ぶための参考書も、問題集も、ビデオ授業も、豊富にあるからです。
 これからの先生の役割は、教えることではなくなります。
 しかし、それは単なるファシリテーターというものでもなく、もっと新しい未知の概念なのです。


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