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記事 3753番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/23
今の作文の勉強の仕方で本当に上達しますか――作文が苦手になる前に早めの対策を as/3753.html
森川林 2019/06/13 06:45 

 言葉の森の作文指導は、小学1年生から始めて高校3年生までのカリキュラムがあります。

 高校3年生まで指導の教材があるのは、言葉の森が発足した時からのものです。
 したがって、当然、大学入試の小論文対策までが最初からできるようになっていたのです。

 高校入試の作文試験の場合も、中学入試の作文試験の場合も、大学入試と同じような視点で指導することができます。
 だから、言葉の森の教え方に沿って書いていけば、受験用の作文力も必ずついてきます

 小学3、4年生のころは、受験のための作文とはあまり関係なく、誰でも楽しく書けるような作文指導が可能です。
 そこで今、学習塾などで、小学生の作文講座を開くところが増えているのです。

 ところが、小学3、4年生でいくら楽しく書いていても、それが小学5、6年生の受験の作文に結びつくのでなければ、その作文の時間は無駄になります
 またそれどころか、作文指導に慣れない先生によって欠点を直されることを中心とした作文指導が行われると、上達しないばかりか作文の勉強が苦手になってしまうこともあるのです。

 これは、学習塾に限らず、通信教育でも、学校でも、似たような事情があります。
 上手に書ける子は、多少の欠点を指摘された方が勉強した気がするという面もあるかもしれません。
 しかし、ほとんどの生徒にとっては、欠点を直されるよりも、どう書いたらよいかという事前のアドバイスを受けることが必要なのです。

 今の作文指導でなかなか上達しないとか、作文を書くことが苦手になってきているという人は、言葉の森の作文の無料体験学習を検討してください。

 ところで、作文が苦手という生徒にも2種類あり、本をよく読んでいるのに苦手だという生徒と、本をあまり読まないで苦手だという生徒では、苦手の性格が異なます。

 本をよく読んでいて苦手な生徒は、教え方を変えるだけですぐに上達します。

 本をあまり読まずに苦手な生徒は、上達はしますが、進み具合はやはり遅くなります。
 そういう生徒は、まず問題集読書や長文の音読から始めていく必要があります。

 言葉の森では、自主学習のノウハウもありますから、家庭で問題集読書や音読や暗唱を続けるのが難しい場合は、自主学習クラスに参加して勉強に取り組んでいくことができます

この記事に関するコメント
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森川林 20190613  
 作文は国語力全体の集大成のようなものですから、教えてすぐに上手に書けるようになるわけではありません。
 それを知っている先生は、作文そのものを直すよりも、音読や読書や両親への似た話の取材などに力を入れていきます。
 しかし、作文指導を始めたばかりの先生は、子供の作文を一生懸命直したり、上手な子の模範作文を見せたりして、すぐに上達させようとするのです。
 受験直前に上手に書かせるようにするテクニックはありますが、普段の作文の勉強は事前指導中心にゆっくりとやっていく必要があります。
 最近ときどき聞くのは、塾で作文を教えられて、直されてばかりで、書くことが嫌いになってきたという話です。
 それで、この記事を書きました。
 作文は、もっと褒めることを中心に教えていく必要があるのです。


nane 20190613  
 昔、鈴木メソードの鈴木鎮一氏が、「子供を音痴にするのは簡単だ」ということを言っていました。
 変な音を聞かせ続ければいいだけだからだそうです。

 同じように、子供を作文嫌いにすることは簡単です。
 それは、欠点を直し続ければいいだけだからです。

 そして、欠点が何もなくなった作文が、上手な作文になっているかというと、全然そんなことはありません。
 欠点を直すという方法は、あくまでも補助的な方法であって、主要な方法ではありません。

 しかし、作文指導をしている先生の中には、添削で作文を直すことを中心にしている人がかなりいます。
 大事はことは、書いたあとに直すことではなく、書く前にどう書いたらいいかを教えることなのです。


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公立中高一貫校受検に向けての勉強は無駄にならない as/3752.html
言葉の森事務局 2019/06/12 07:50 

 お子様に公立中高一貫校を受検させるかどうか迷っている保護者の方は少なくないのではないでしょうか。

 「小学生の貴重な時期を塾漬けにしたくない。」

 「倍率の高い試験なので、受験勉強をさせて、不合格だったときの子供の反応が心配。」

 「私立とは違い、対策の立てにくい内容の試験なので、受験勉強の仕方がわからない。」

 公立中高一貫校は魅力的な面も多いものの、いざ受検を考えるとなると、さまざまな不安要因があるようです。

 言葉の森では、公立中高一貫校について、次のように考えています。

1.塾に行かずに、家庭学習のみで、十分に合格できる力をつけることができる。その結果、家族や友達と過ごす時間を犠牲にすることがない。家にいながら受けられるオンライン学習なら、時間の無駄がなく、一人一人に必要な勉強を自分のペースですることができる。

2.公立中高一貫校向けの受験勉強は、私立中学向けの勉強とは違い、合否に関係なく、中学生以上の勉強に大いに役に立つものである。高校入試や大学入試はもちろん、その後社会に出てからも必要とされる考える力を身につけることができるという意味で、公立中高一貫校向けの受験勉強は有益である。

3.言葉の森がこれまでに蓄積した過去問の分析と読解作文のノウハウがあれば、志望校別にしっかりとした対策を立てることができ、合格するために必要な勉強法がわかる。父母懇談会は定期的に開催され、個人面談もオンラインで希望の時間に受けられるため、親も子供も不安なく受験期を送ることができる。

 言葉の森では、公立中高一貫校受検者のための全教科オンラインクラスを開講しています。ご参加くださったみなさまには、記述力、国語力についてはもちろん、全受験科目について志望校に合わせた親身なアドバイスをいたします。

 これまでに、言葉の森の受験作文コースの生徒が、東京、神奈川、千葉の作文試験のある学校で合格したところは次のとおりです。(県別五十音順)

渋谷教育学園渋谷中
千代田区立九段中
東京学芸大学付属国際中
東京大学附属中
東京都立桜修館中
東京都立小石川中
東京都立白鴎高附属中
東京都立富士中
東京都立三鷹中
東京都立南多摩中
東京都立武蔵高附属中
川崎市立川崎高附属中
横浜市立南高附属中
千葉県立千葉中

 そのほかの道府県、私立中学、高校、大学の合格実績はこちらをご覧ください。
https://www.mori7.com/beb_category.php?id=19

 本格的な受験勉強は小学校5年生からですが、受験するかどうか未定でも小学校低学年のうちから、勉強の習慣をつけること、考える力をつけることは、将来、必ず役に立ちます。本当の意味での勉強とは、教科書を覚えることでも、塾の宿題をこなすことでもなく、自ら進んで広く深く考える力を養うことです。

 全教科オンラインクラスの無料体験学習を希望される方は、下記申込みページ、またはメールかお電話でご連絡ください。

https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=tkg201906
(このリンクの有効期間は2019年6月末までです)

メール:mori@mori7.com
電話:0120-22-3987(平日9:00~20:00)


▽自主学習クラスの勉強風景

 それぞれの生徒が自分のペースで勉強し、途中で先生が一人ひとりの生徒を別のブレークアウトルームに呼び、その日にやった勉強の問題を出したり、質問に答えたりします。
 互いの勉強の雰囲気がわかるせいか、遅くまで一緒に勉強している生徒もいます。
 今後、退出するときは、チャットでその日の簡単な感想を送ってもらうようにしたいと思っています。(チャットの記録は自動保存されるようになっています。)
 自主学習クラスに参加している生徒は、授業のない日も、Zoom会場を自習室として利用することができます。(寺オンクラス、発表学習クラスの生徒も同じ)

この記事に関するコメント
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森川林 20190612  
 言葉の森は、将来、オンラインの新しい学校を作る予定です。
 現在行っている「寺オン作文クラス」「発表学習クラス」「自主学習クラス」は、その学校の中の授業の一コマになる予定です。
 Zoomを使った少人数のクラスは、生徒どうしの交流も自然に生まれるので、親しくなった友達と遠足や合宿の企画に参加するなどということも多くなると思います。


nane 20190612  
 自主学習クラスは自宅でできるので、生徒によっては夜遅くまで勉強してしまう場合も出てきます。
 中学生以上は、自分で時間管理ができるので、遅くまで勉強してもいいのですが、小学生の場合は、お母さんやお父さんがほどほどの時間で切り上げさせるようにすることが大事です。
 小学生時代は、勉強よりも自由な時間の方がたっぷり必要だからです。


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●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
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●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
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●父母の声

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●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

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●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

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