読解力には段階がある――逐語的読解力、共感的読解力、論理的読解力、そして……(1) 言葉の森が森林プロジェクトで目指すもの――寺子屋オンラインの作文教育による教育改革で日本をよりよい国に 幼児や低学年の学習は、ドリルを解くようなものよりも、親子の対話を中心に――親子作文の意義と方法 森林プロジェクトの寺子屋オンライン「作文講師」実践育成講習会(那須合宿所) 9月から、日曜日朝の「親子作文」体験学習。対象は幼長、小1。希望者には誰でもできる暗唱検定指導あり

記事 3256番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2018/8/18 
オンライン教育のいいところは、クラス分けが自由にできること――その先にあるもの
森川林 2018/03/25 08:32 

 3月から、寺子屋オンラインという少人数のクラスを始めています。
 このオンライン少人数クラスのいいところは、必要に応じてすぐにクラス分けができることです。

 例えば、全体の人数が10人いて、学年がばらばらだった場合、全体の話のあとすぐに、同じ学年別別に数人ごとにクラスを分けて話を進めることができます。

 しかも、そのときに参加している子供たちは、日本全国どころか、世界中の異なる地域から来ることができるのです。
 もちろん、実際には時差があるので、同じ時間帯に勉強する生徒は、時差の近い地域に限られますが、それでも日曜日のイベントなどはより広い範囲から参加者が集まれます。

 オンライン少人数クラスのもうひとつのいいところは、友達と正面を向いて話ができることです。
 通学教室の場合は、机の並び方は、多くの場合横並びになるので、全体に向かって話がしにくいところがあります。
 しかし、ディスカッションなどがしやすいように机を円形に並べたら、今度は肝心の勉強がしにくくなります。

 オンラインのクラスの場合は、みんながお互いの話を正面から聞けて、しかも、勉強するときには自分の机に集中して取り組むことができます。

 そして、こういう形で勉強面で毎週交流している子供たちが、夏合宿などでたまにリアルに会うのです。
 すると、これが不思議なことに、初めて会った子供どうしでも、初対面という気が全くせずに、学校などの同じクラスの友達と会うような雰囲気で交流が始まるのです。

 こういう交流が続いていくと、やがて生徒が高校生になり大学生になり、言葉の森を卒業するようになったあとも、同窓会の形で交流が続くはずです。
 そして、そういう卒業生たちが、夏合宿で後輩の子供たちの面倒を見るようになるのです。

 オンライン少人数クラスとか、オンライン懇談会というと、まだ、「パソコンが苦手だから」とか「やったことがないから」と、敬遠する人が多いと思います。
 しかし、実際にパソコンやタブレットで入ってみれば、設定なども何も必要なく、そのまま自然に普通の会話が始まります。
 わからないことがあれば、その場で聞けばすぐに解決します。
 これからは、オンラインの少人数クラスが、学習形態の中心になってくると思います。

 だから、言葉の森が考えているのは、その先の話です。
 インフラは、誰でも同じように利用することができるようになります。
 しかし、大事なのは、新しいインフラを利用することではありません。
 そのインフラに何を載せるかということです。

 その載せるべき内容は、これまでの単に知識を詰め込むテスト中心の教育ではなく、創造性と共感力と思考力を育てる教育なのです。

▽関連記事
「個性と創造性を伸ばす教育は、人間の交流の中から。そして人間の交流を支えるツールは、オンライン教育」
https://www.mori7.com/index.php?e=2817
====
 オンラインの教育のいいところは、アットホームな雰囲気で勉強ができることです。

 それぞれの生徒が、自分の家で勉強に参加するのですから、先生が生徒に、
「今、どんな本読んでる」
などと聞くと、生徒が、
「あ、ちょっと待ってて」
と、ごそごそと横に置いてある本棚を探して見つけてくるということがよくあります。

 また、何か複雑な連絡がある場合は、先生が、
「お母さん、いるかなあ」
と聞くと、
「います。おかあさーーーーん」
「はあい」
などという場面もよくあります。

 また、子供どうしは、お互いに東京と大阪のように遠く離れていて、会ったこともないのに、他の人の本の紹介や趣味の紹介を見て、
「おもしろそうなので、自分もその本を読みました」
とか、
「自分も、家でその実験をしてみました」
などということがときどきあります。

 しかし、これまでの形式の勉強をオンラインにするだけでは、こういう交流はできません。
 勉強の仕方も、オンラインに合わせて、自学自習+発表学習に変えていく必要があるのです。
====

 3月から、寺子屋オンラインという少人数のクラスを始めています。
 このオンライン少人数クラスのいいところは、必要に応じてすぐにクラス分けができることです。

 例えば、全体の人数が10人いて、学年がばらばらだった場合、全体の話のあとすぐに、同じ学年別別に数人ごとにクラスを分けて話を進めることができます。

 しかも、そのときに参加している子供たちは、日本全国どころか、世界中の異なる地域から来ることができるのです。
 もちろん、実際には時差があるので、同じ時間帯に勉強する生徒は、時差の近い地域に限られますが、それでも日曜日のイベントなどはより広い範囲から参加者が集まれます。

 オンライン少人数クラスのもうひとつのいいところは、友達と正面を向いて話ができることです。
 通学教室の場合は、机の並び方は、多くの場合横並びになるので、全体に向かって話がしにくいところがあります。
 しかし、ディスカッションなどがしやすいように机を円形に並べたら、今度は肝心の勉強がしにくくなります。

 オンラインのクラスの場合は、みんながお互いの話を正面から聞けて、しかも、勉強するときには自分の机に集中して取り組むことができます。

 そして、こういう形で勉強面で毎週交流している子供たちが、夏合宿などでたまにリアルに会うのです。
 すると、これが不思議なことに、初めて会った子供どうしでも、初対面という気が全くせずに、学校などの同じクラスの友達と会うような雰囲気で交流が始まるのです。

 こういう交流が続いていくと、やがて生徒が高校生になり大学生になり、言葉の森を卒業するようになったあとも、同窓会の形で交流が続くはずです。
 そして、そういう卒業生たちが、夏合宿で後輩の子供たちの面倒を見るようになるのです。

 オンライン少人数クラスとか、オンライン懇談会というと、まだ、「パソコンが苦手だから」とか「やったことがないから」と、敬遠する人が多いと思います。
 しかし、実際にパソコンやタブレットで入ってみれば、設定なども何も必要なく、そのまま自然に普通の会話が始まります。
 わからないことがあれば、その場で聞けばすぐに解決します。
 これからは、オンラインの少人数クラスが、学習形態の中心になってくると思います。

 だから、言葉の森が考えているのは、その先の話です。
 インフラは、誰でも同じように利用することができるようになります。
 しかし、大事なのは、新しいインフラを利用することではありません。
 そのインフラに何を載せるかということです。

 その載せるべき内容は、これまでの単に知識を詰め込むテスト中心の教育ではなく、創造性と共感力と思考力を育てる教育なのです。

▽関連記事
「個性と創造性を伸ばす教育は、人間の交流の中から。そして人間の交流を支えるツールは、オンライン教育」
https://www.mori7.com/index.php?e=2817
====
 オンラインの教育のいいところは、アットホームな雰囲気で勉強ができることです。

 それぞれの生徒が、自分の家で勉強に参加するのですから、先生が生徒に、
「今、どんな本読んでる」
などと聞くと、生徒が、
「あ、ちょっと待ってて」
と、ごそごそと横に置いてある本棚を探して見つけてくるということがよくあります。

 また、何か複雑な連絡がある場合は、先生が、
「お母さん、いるかなあ」
と聞くと、
「います。おかあさーーーーん」
「はあい」
などという場面もよくあります。

 また、子供どうしは、お互いに東京と大阪のように遠く離れていて、会ったこともないのに、他の人の本の紹介や趣味の紹介を見て、
「おもしろそうなので、自分もその本を読みました」
とか、
「自分も、家でその実験をしてみました」
などということがときどきあります。

 しかし、これまでの形式の勉強をオンラインにするだけでは、こういう交流はできません。
 勉強の仕方も、オンラインに合わせて、自学自習+発表学習に変えていく必要があるのです。
====

コメント欄

森川林 2018年3月25日 8時47分 1 
 オンライン教育は、もはや可能性の段階ではなく、現実に効果を発揮する段階になっています。
 しかし、それは、デジタル黒板とか、デジタル教科書とか、タブレット端末とかいう外見だけの新しいICT教育とは全く別のものです。
 言葉の森の教材の基本は、あくまでも紙です。そして、作文の基本は手書きです。
 教育とは、身体感覚に根ざしたものでないと身につかないからです。

nane 2018年3月25日 8時49分 1 
 ただのインフラだけだったら、言葉の森の真似ばかりしているブ○○○○○○や、べ○○○と同じになってしまいます(笑)。
 こういうところは、宣伝文句なども、言葉の森がこれまで書いていたこととそっくりです。
 だから、言葉の森は、付け焼き刃では真似のしようのない哲学に基づいた教育をしていきたいと思っています。


コメントフォーム
オンライン教育のいいところは、クラス分けが自由にできること――その先にあるもの 森川林 20180325 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
おかきく (スパム投稿を防ぐために五十音表の「おかきく」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 17,226件
新着コメント1~3件
読解力には段階 森川林
 子供たちの読解力が低下しているといった 7:32
読解力には段階 nane
 論理的な読解力をつけるのに、特別の教材 8/17
読解力には段階 森川林
 国語の読解力とは、単に論理的に読み取る 8/17
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の31~60件目を表示
……先の30件
■6月22~28日「子供の読書についてのオンライン懇談会」参加自由 6月21日
■ゲームは飽きるが友達は飽きない 6月21日
■海外帰国子女枠の作文と面接なら言葉の森 6月20日
■繰り返し読むのは、やはり紙の本 6月19日
■誰でも暗唱ができるようになる方法――成長期の子供の日本語力育成に有効 6月18日
■6月のオンライン懇談会、6月の発表交流会、7月のオンライン面談の予定 6月15日
■人に教わるのではなく、自ら学ぶことによって真の実力がつく 6月15日
■親子の対話が子供を成長させる 6月14日
■作文は準備七分に腕三分 6月13日
■できなかったことを叱るのではなく、できるようにさせてから褒める 6月12日
■森林プロジェクトの交流会6月13日(水)20:30 6月12日
■寺オン作文コースの発表から 6月12日
■問う勉強、答える勉強――百点を取るより面白い勉強とは 6月11日
■「いつでも読書」――小6の生徒の作文から 6月10日
■成績はよくなったが、頭は悪くなった 6月10日
■考える勉強の習慣がつく発表学習コース 6月8日
■直すのが難しいが効果の薄い漢字、直すのが易しいが効果の高い読書 6月7日
■作文が更に楽しく書ける寺オン作文コース 6月6日
■寺子屋オンライン「発表学習コース」の子供たちの作品から 6月6日
■作文を上手にすることと作文力を上達させることとは違う 6月5日
■那須高原 言葉の森合宿所 読書作文キャンプ2018のお知らせ 6月4日
■受験作文は、構成の示してある模範解答で練習すれば誰でも書けるようになる 6月3日
■「ちゃんと勉強しなさいよ」と言うと、ちゃんと勉強しなくなる 6月2日
■寺子屋オンライン通信2018年6月号 6月2日
■那須の読書作文キャンプの下見 6月1日
■ブラック勉強とホワイト勉強 5月30日
■創造的で個性的な学力が将来の人間形成につながる 5月29日
■答えのない勉強としての読書――子供の読書生活をどう発展させるか(その4) 5月29日
■答えのない勉強としての読書――子供の読書生活をどう発展させるか(その3) 5月28日
■音声入力講座――1200字の作文を10分で書く――時間の取れない中高生のために 5月27日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
音声入力(10)
音読(22)
オンライン作文(2)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造力(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンライン(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プレゼン作文発表会(20)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンライン(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

Donate with IndieSquare