移転のため11月27・28日は電話受付ができません 小1からの暗唱練習で、国語力も作文力もつく 勉強を楽しむ子供たち 12月1日から言葉の森が移転します 手助けを楽しむ

記事 3443番  最新の記事 <一つ前の記事 一つ後の記事> 2018/11/18 
子供を成長させる楽しいけれど難しいもの
森川林 2018/11/07 07:57 

 子供が何かを吸収するのは、それが楽しいからです。
 子供が興味を持たないものは、いくらすすめてもなかなか身につきません。
 強制されてやるときの吸収力は、自分から進んでやるときの吸収力に比べてはるかに小さいのです。

 しかし、楽しいからといって、甘いお菓子だけを食べていては体が成長しません。
 楽しいと同時に、それによって子供が成長するようなものを吸収させる必要があります。
 それが、楽しいけれど難しいというものです。

 その第一のものは、子供が興味を持って読めるような説明文の読書です。
 物語文の読書も子供の心を成長させる上で大切ですが、今の日本の読書環境では物語文の本の豊富さに比べると、説明文の本を読む環境はかなり限られています。
 子供の興味や関心のある分野を考えながら、少し難しい説明文の読書をすすめていくというのが、子供の身近にいる大人の役割になります。

 楽しいけれども難しいという第二のものは対話です。
 高校生以上になれば友達との対話が中心になりますが、小学生の場合は、主に親子の対話です。

 子供たちは、お父さんやお母さんと楽しい話をするのが好きです。
 話の内容ももちろん大事ですが、それ以上に家族で話をするという雰囲気が好きなのです。

 この楽しい話の中で、親が少し難しい言葉、少し難しい説明をしていくと、子供たちはその話を一生懸命に聞き取ろうとして自然に難しい言葉や難しい考え方を身につけていきます。

 小学校低学年の間に、こういう親子の楽しい対話の習慣を身につけた子は、学年が上がっても親子の対話を続けていけます。
 低学年のころは親もあまり準備せずに楽しく難しい話ができますが、子供が小学校高学年になり難しい作文の課題に取り組むようになると、親もその分野について勉強し直したり考えを深め直したりする必要が出てきます。

 楽しいけれども難しいという第三のものは、子供自身が挑戦する経験です。
 この挑戦する経験には、初めて取り組む遊びのようなものも含まれます。
 難しそうだがやってみたいというものは、すべて子供を成長させます。

 子供たちは、勉強によって成長するのではなく、読書と対話と経験によって成長するのです。


●言葉の森 受講案内 ●森林プロジェクト 講師育成講座

 子供が何かを吸収するのは、それが楽しいからです。
 子供が興味を持たないものは、いくらすすめてもなかなか身につきません。
 強制されてやるときの吸収力は、自分から進んでやるときの吸収力に比べてはるかに小さいのです。

 しかし、楽しいからといって、甘いお菓子だけを食べていては体が成長しません。
 楽しいと同時に、それによって子供が成長するようなものを吸収させる必要があります。
 それが、楽しいけれど難しいというものです。

 その第一のものは、子供が興味を持って読めるような説明文の読書です。
 物語文の読書も子供の心を成長させる上で大切ですが、今の日本の読書環境では物語文の本の豊富さに比べると、説明文の本を読む環境はかなり限られています。
 子供の興味や関心のある分野を考えながら、少し難しい説明文の読書をすすめていくというのが、子供の身近にいる大人の役割になります。

 楽しいけれども難しいという第二のものは対話です。
 高校生以上になれば友達との対話が中心になりますが、小学生の場合は、主に親子の対話です。

 子供たちは、お父さんやお母さんと楽しい話をするのが好きです。
 話の内容ももちろん大事ですが、それ以上に家族で話をするという雰囲気が好きなのです。

 この楽しい話の中で、親が少し難しい言葉、少し難しい説明をしていくと、子供たちはその話を一生懸命に聞き取ろうとして自然に難しい言葉や難しい考え方を身につけていきます。

 小学校低学年の間に、こういう親子の楽しい対話の習慣を身につけた子は、学年が上がっても親子の対話を続けていけます。
 低学年のころは親もあまり準備せずに楽しく難しい話ができますが、子供が小学校高学年になり難しい作文の課題に取り組むようになると、親もその分野について勉強し直したり考えを深め直したりする必要が出てきます。

 楽しいけれども難しいという第三のものは、子供自身が挑戦する経験です。
 この挑戦する経験には、初めて取り組む遊びのようなものも含まれます。
 難しそうだがやってみたいというものは、すべて子供を成長させます。

 子供たちは、勉強によって成長するのではなく、読書と対話と経験によって成長するのです。


●言葉の森 受講案内 ●森林プロジェクト 講師育成講座

コメント欄

森川林 2018年11月7日 8時19分  
 世の中には、楽しくて易しいものや、つまらなくて難しいものはよくあります。
 楽しいけれども易しいことだけをやっていては成長しません。
 しかし、難しいけれどもつまらないことだけをやっていても同じように成長しません。
 楽しいけれども難しいものを見つけていくことが大事なのです。


nane 2018年11月7日 8時29分  
 難しい話をしたり、難しい本を読んだりすることは大切ですが、その難しさの基準は知識の難しさではありません。
 考え方の難しさです。
 考え方の難しさは、理解できたときに目を輝かせるような喜びがあるのです。

コメントフォーム
子供を成長させる楽しいけれど難しいもの 森川林 20181107 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。
むめもや (スパム投稿を防ぐために五十音表の「むめもや」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

(za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
メルマガの配信
▼バックナンバー
○一般用 ダイジェスト版
○生徒用 完全版

Facebookページ
言葉の森作文ネットワーク
いいね! 17,226件
新着コメント1~3件
小1からの暗唱 nane
 久しぶりの投稿になりました。  引越 11/16
小1からの暗唱 森川林
 今の子供たちは、低学年からかなり忙しい 11/16
勉強を楽しむ子 nane
 これからの時代に必要なのは、個性的な学 11/11
……次のコメント

オープン教育 1~10件
オープンの川
過去の記事

過去の31~60件目を表示
……先の30件
■今、寺子屋オンラインシステムで考えていること(2)――実習時間の確保、学年分け、定期テストなど 10月3日
■今、寺子屋オンラインシステムで考えていること(1)――実習時間の確保、学年分け、定期テストなど 10月2日
■国語の勉強の仕方は、まず読むことから――問題を解く勉強はずっとあとから 10月1日
■本当の教育は、家庭教育も含めた教育から――学力だけでなく文化力も育てる寺子屋オンライン教育 9月30日
■小4で作文が上手に書ける子は、小5からの考える作文の前夜の時期にいる――その時期をどう過ごすか 9月28日
■読書力がつく寺子屋オンラインの読書紹介 9月25日
■遊びと同じように子供たちが熱中できる勉強――勉強はつまらないのに遊びはなぜ面白いか 9月24日
■毎回の作文が日に日に上達する作文クラス――時間よりも意欲に比例する作文力 9月22日
■作文が好きで得意なのに、模試の点数が悪かったというケース 9月21日
■オンラインの少人数クラスで次々に暗唱をする子供たち 9月20日
■9月4週に発表交流会と保護者懇談会 9月18日
■小1親子作文をはじめとする寺子屋オンライン作文クラスと森林プロジェクトの講師 9月17日
■日曜朝の「親子作文」体験学習の1回目の授業の説明動画 9月14日
■森リンの作文評価の基準は語彙の多様性とバランス 9月14日
■国語のテストはなぜ100点が取りにくいか。それは答えが間違っていることがあるから 9月13日
■7月の森リン大賞、小6、中2,高2の作文――森リン点の高い子は学力も高い 9月12日
■暗唱力のある子は何でもできるようになる 9月11日
■緻密に読む読解力、緻密に書く記述力・作文力 9月10日
■親子作文は、楽しい実験や工作が出発点 9月8日
■受験作文コースの受け付け開始、9月4週に保護者懇談会、9月17日は休み宿題、9月6日は言葉の森のホームページ記念日 9月7日
■日曜日朝の「親子作文」体験学習9月のご案内 9月6日
■自主的な勉強で能率のよい学習を進め、これからの時代に合った独学力、先取り力を育てる――自主学習コース 9月5日
■勉強や実践の成果の創造的な発表を通して、これからの学力に必要となる思考力、創造力、発表力を育てる――発表学習コース 9月4日
■これからの学力の要となる作文力を、友達との交流の中で個性て創造的に育てる――寺子屋オンライン作文 9月3日
■要素還元主義的な要約から全体論的な要約へ 8月31日
■レッドオーシャンで頑張るよりも新しいブルーオーシャンを見つけよう 8月31日
■幼児年長、小学1年生からの親子作文で日本語力を育てる 8月30日
■昼の間に夜がある 8月29日
■親子の対話は真面目さよりも楽しさを優先させて 8月28日
■近年の受験作文の傾向と対策 8月27日
……前の30件
HPの記事検索
ホームページの全記事

 言葉の森新聞

Google+ページ
言葉の森作文オンエア

Twitter
言葉の森@kotomori

RSS
RSSリーダー

代表プロフィール
森川林(本名中根克明)

講師ブログ
言葉の森の講師のブログ

算数の通信教育
できた君の算数クラブ

カテゴリー
全カテゴリー
ICT教育(1)
遊び(6)
新しい産業(23)
暗唱(121)
生き方(41)
息抜き(19)
いじめ(1)
インターネット(25)
英語教育(10)
オープン教育(24)
親子作文コース(9)
オンエア講座(41)
音声入力(10)
音読(22)
オンライン作文(2)
外国人と日本語(4)
科学(5)
学問コース(1)
学力テスト(2)
合宿(14)
家庭学習(92)
家庭で教える作文(55)
漢字(17)
帰国子女(12)
教育技術(5)
教育論文化論(255)
教室の話題(26)
行事と文化(1)
ゲーム的教育(4)
合格情報(27)
高校入試作文小論文(10)
構成図(25)
公立中高一貫校(63)
国語問題(15)
国語力読解力(155)
子育て(117)
言の葉クラブ(2)
言葉の森サイト(41)
言葉の森の特徴(83)
言葉の森のビジョン(51)
子供たちの作文(59)
作文教育(134)
作文検定試験(4)
作文の書き方(108)
算数・数学(22)
自習検定試験(10)
自習表(5)
自然災害(1)
実行課題(9)
質問と意見(39)
受験作文小論文(89)
小学校低学年(79)
森林プロジェクト(50)
政治経済(63)
生徒父母向け記事(61)
生徒父母連絡(78)
全教科指導(2)
センター試験(7)
創造力(9)
大学入試(14)
対話(45)
他の教室との違い(22)
知のパラダイム(15)
中学生の勉强(21)
中高一貫校(11)
寺子屋オンライン(101)
読書(95)
読書感想文(19)
読書実験クラブ(9)
友達サイト(7)
日本(39)
日本語脳(15)
発達障害(1)
発表交流会(20)
東日本大震災(15)
facebook(29)
facebookの記事(165)
プログラミング教育(5)
勉強の仕方(119)
未来の教育(31)
MOOC(2)
無の文化(9)
メディア(8)
森の学校オンライン(2)
森リン(103)
問題集読書(33)
読み物(1)
四行詩(13)
未分類(378)

QRコード






 
小学生、中学生、高校生の作文(2007年4月まで)
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

Donate with IndieSquare