小学校2年生の生徒の保護者の方から質問がありました。
漢字の勉強をしているが、字がていねいでなく書き間違えたところも消しゴムを使わずに直している、これはどう注意したらよいかということでした。
これについて、私の考えは、それは注意する必要はないというものです。
注意はせずに、勉強したことだけをほめてあげればいいのです。
なぜ注意しない方がよいかというと、小学校2年生の勉強で大人が注意をしようとすれば、際限なく注意する点が見つかる可能性が高いからです。
親が子供の勉強を見たときに、悪いところを直そうという姿勢で見ると、子供はだんだんと自分の勉強の結果を親に見せなくなります。
すると、学年が上がるにつれて勉強の内容を親が把握できなくなります。
直すプラスよりも、勉強を見せなくなるマイナスの方がずっと大きいのです。
よく親の前で音読するのを嫌がる子がいますが、それも、音読をしたあとに読み方を注意されることがあったからです。
だから、もし注意したくなることがあったとしても、その注意は10回に1回ぐらいに留めておく方がいいのです。
少なくとも、気がついたつど注意するようなことはせず、ただ勉強したことを褒めるだけのにしておくことが基本です。
特に字がていねいであるとかないとかいうことは、主観的な面があります。
だから、子供本人がていねいに書いたつもりでも、大人から見れば雑に書いてるように見えることもあります。
注意していいのは、席を立つとき椅子をしまうとか、玄関の靴はそろえておくといういうような、外見上のはっきりした基準があるものです。
しかし、その場合も、事後的な注意はできるだけせずに、事前の注意をしておき、できたあとに褒めるというようにしておくのです。
小学校2年生の生徒の保護者の方から質問がありました。
漢字の勉強をしているが、字がていねいでなく書き間違えたところも消しゴムを使わずに直している、これはどう注意したらよいかということでした。
これについて、私の考えは、それは注意する必要はないというものです。
注意はせずに、勉強したことだけをほめてあげればいいのです。
なぜ注意しない方がよいかというと、小学校2年生の勉強で大人が注意をしようとすれば、際限なく注意する点が見つかる可能性が高いからです。
親が子供の勉強を見たときに、悪いところを直そうという姿勢で見ると、子供はだんだんと自分の勉強の結果を親に見せなくなります。
すると、学年が上がるにつれて勉強の内容を親が把握できなくなります。
直すプラスよりも、勉強を見せなくなるマイナスの方がずっと大きいのです。
よく親の前で音読するのを嫌がる子がいますが、それも、音読をしたあとに読み方を注意されることがあったからです。
だから、もし注意したくなることがあったとしても、その注意は10回に1回ぐらいに留めておく方がいいのです。
少なくとも、気がついたつど注意するようなことはせず、ただ勉強したことを褒めるだけのにしておくことが基本です。
特に字がていねいであるとかないとかいうことは、主観的な面があります。
だから、子供本人がていねいに書いたつもりでも、大人から見れば雑に書いてるように見えることもあります。
注意していいのは、席を立つとき椅子をしまうとか、玄関の靴はそろえておくといういうような、外見上のはっきりした基準があるものです。
しかし、その場合も、事後的な注意はできるだけせずに、事前の注意をしておき、できたあとに褒めるというようにしておくのです。