ゲストさん ログイン ログアウト 登録
 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3326番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/4/20
ブラック勉強とホワイト勉強 as/3326.html
森川林 2018/05/30 09:24 

 天外伺朗さんの本で、「ホワイト企業」という考え方があることを知りました。
 ブラック企業というのは、会社の業績を上げるためには社員を犠牲にしてもやむを得ないとする考え方です。
 業績が上がれば社員に還元できるのだからという理由で、業績第一社員第二としているのです。

 ところが、業績第一社員第二と考えると、肝心の業績もなかなか上がらなくなります。
 その反対に、社員第一業績第二という経営をしていると、自然に業績も向上してくるというのです。

 同じことが、子供の勉強についても言えるのではないかと思いました。
 成績第一子供第二というと何か変ですが、今の子供たちの勉強生活はそのようになっているのではないでしょうか。

 これは、成績を上げていい学校に入ればその結果として楽しい生活が送れるだろうから今は苦しくても我慢するという考え方です。 しかし、この考え方だと、成績もなかなか上がらないのです。

 その反対に、子供が楽しく幸福に暮らすこと、つまり子供の笑顔を第一にし、成績や合格は第二と考えていると、自然に成績もよくなっていきます。
 確かに、短期間の成績に関しては、そのときの頑張り方が影響します。
 しかし、長い期間の成績を考えると、成績よりも子供の幸福を第一に考えていくことで、子供は勉強だけでなくあらゆる面で成長していくのです。

 これをブラック勉強と対比する形で、ホワイト勉強と名付けることができます。
 このホワイト勉強を支える母親がホワイトマザーであり、その母親を支える父親がホワイトファザーなのです。
 なんだかわけのわからない言葉になりましたが。

 天外伺朗さんの本で、「ホワイト企業」という考え方があることを知りました。
 ブラック企業というのは、会社の業績を上げるためには社員を犠牲にしてもやむを得ないとする考え方です。
 業績が上がれば社員に還元できるのだからという理由で、業績第一社員第二としているのです。

 ところが、業績第一社員第二と考えると、肝心の業績もなかなか上がらなくなります。
 その反対に、社員第一業績第二という経営をしていると、自然に業績も向上してくるというのです。

 同じことが、子供の勉強についても言えるのではないかと思いました。
 成績第一子供第二というと何か変ですが、今の子供たちの勉強生活はそのようになっているのではないでしょうか。

 これは、成績を上げていい学校に入ればその結果として楽しい生活が送れるだろうから今は苦しくても我慢するという考え方です。 しかし、この考え方だと、成績もなかなか上がらないのです。

 その反対に、子供が楽しく幸福に暮らすこと、つまり子供の笑顔を第一にし、成績や合格は第二と考えていると、自然に成績もよくなっていきます。
 確かに、短期間の成績に関しては、そのときの頑張り方が影響します。
 しかし、長い期間の成績を考えると、成績よりも子供の幸福を第一に考えていくことで、子供は勉強だけでなくあらゆる面で成長していくのです。

 これをブラック勉強と対比する形で、ホワイト勉強と名付けることができます。
 このホワイト勉強を支える母親がホワイトマザーであり、その母親を支える父親がホワイトファザーなのです。
 なんだかわけのわからない言葉になりましたが。


 対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

コメント欄

森川林 2018年5月30日 9時32分  
 子供がテストで悪い成績を取ってきたとき、お母さんが言うひとことは、
「人生は長いんだから大丈夫」と、まず安心させてあげることです。
 そして、実際に、子殿もころの成績は、その後の人生に何の影響も与えないのです。
 子供の人生に影響を与えるものは、いかに幸福な子供時代を過ごしたかということだけです。
 こういう考えを大前提にして、家庭での勉強は楽しさ第一でやっていくことです。


nane 2018年5月30日 9時53分  
 天外伺朗さんは、この本の中で、子供時代に無条件の受容を経験することが大事だと述べています。
 その無条件の受容を与えるのは、多くの場合母親です。
 無条件の受容と対比されるのが、子供をコントロールすることです。
 勉強に関するコントロールの例は、「成績がよかったら何かを買ってあげる、悪かったらお小遣いを減らす」というようなやり方です。
 本当は、成績がよくても悪くても、お母さんはにこにこしていればいいのです。
 昔の母親は、ほとんどの人がそうだったのではないかと思います。
====
「日本一労働時間が短い“超ホワイト企業”は利益率業界一!」 山田昭男のリーダー学
http://amzn.asia/fPj68jl

コメントフォーム
ブラック勉強とホワイト勉強 森川林 20180530 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ふへほま (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ふへほま」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭学習(92) 
コメント14~23件
……前のコメント
未来の子育て、 森川林
 今の日本の受験勉強は、清朝末期の中国の科挙に似てきています 3/5
朝の10分間読 森川林
 読書は、読む力と理解する力です。  草野球とプロ野球では 3/4
低学年の作文の 森川林
低学年の作文でいちばん大事なことは、題材選びです。 その題 3/3
作文における書 森川林
 作文で大事なのは中身です。  しかし、中身はなかなか進歩 3/2
これからの新し 森川林
 今はまだ、勉強のゴールは、大学入試になっています。  大 3/1
上手な作文とそ 森川林
 上手な作文とそうでない作文の差は、語彙力の差です。  そ 2/29
ChatGPT 森川林
 創造発表の勉強のネックになるのは、個性的なテーマであればあ 2/28
夏期講習でのデ 森川林
 国語の勉強の方法としていちばんいいのは、ディスカッションで 2/25
教育論に欠けて 森川林
 ボタンの掛け違いは、最後になるまでわかりません。  最初 2/18
教育論に欠けて 森川林
 しっかり勉強して、いい学校に入り、成績を上げて、目指す大学 2/18
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
日本復活の道筋 森川林
 工業製品を経済発展の原動力をした資本主義は終わりつつある。 4/17
メモ 森川林
https://www.mori7.com/za2024a0 4/16
単なる作業 森川林
勝海舟は、辞書を買うお金がなかったので、ある人から夜中だけ辞 4/8
勉強は、人に教 森川林
勉強は、人に教えてもらうのではなく、 自分で学べばよい。 4/7
タイマー勉強法 森川林
 勉強も、家事も、仕事も、やらなければならない細かいことがた 4/2
人間の役割 森川林
うちの子が1歳か2際のとき、 車で30分ほどの三浦海岸につ 4/2
舞岡のシラサギ 森川林
舞岡八幡宮に行ったら、帰りにシラサギがいた。 3/29
身体や物理的現 森川林
身体や物理的現実は、時間や空間に限定されているが、意識はそれ 3/29
メジロとか、ヒ 森川林
メジロとか、ヒヨドリとか、スズメとか、ヤマバトとかが、毎日わ 3/28
批判と創造 森川林
人を批判することはたやすい。 大事なことは、批判ではなく創 3/27

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習