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創造発表クラスの勉強について――これからの大学入試の変化にも対応できる as/4625.html
森川林 2023/01/25 13:28 


 日経DUALに、「国立大で一般入試枠が減少 対応できる力の育て方」という記事が載っていました。
https://woman.nikkei.com/atcl/column/23/060200133/011300006/
(会員限定記事です)

 主な内容は、下記のとおりです。
====
 2021年度入試では、国公私立大学の入学者の過半数(50.3%)が、「総合選抜型」と「学校推薦型選抜」の入試で合格しました。
 一般選抜型の入試は、むしろ少なくなっています。

 2023年度の国公立大の入試では、総合選抜型が6403人(6.7%)、学校推薦選抜型が12238人(12.9%)となりました。
 国公立大の一般選抜型の入試は、76156人で今も主流ですが、その割合は年々減少しています。
====

 推薦型入試は、大学入試共通テストという普通の問題で基本的な学力を担保し、志望学部に合わせたレポートや小論文や面接で合否を判断する形になっています。

 これは、欧米などで行われている入試に近いもので、今後、この推薦型入試の形態が広がっていくと思われます。

 つまり、これからの社会や大学で求められる学力は、思考力、創造力、コミュニケーション力などになり、これまでの「科挙」的な知識のつめこみは、次第に問われなくなってくるということです。

 そのための対策として考えられることは、二つあります。
 ひとつは、基本的な学力は、満遍なくつけておくということです。
 もうひとつは、自分の関心のある分野は、特に深く掘り下げて研究していくということです。

 しかし、関心のある分野というのは、試行錯誤の中で少しずつわかってくるものです。
 だから、小中学生のうちは、学校の勉強とは関係のない形でいいので、いろいろなことを幅広く経験したり研究したり実験したりしていくことが大事になります。

 創造発表クラスは、自由な研究を創造的に発表するクラスです。
 指定の教材はありません。
 そのかわり、今は、STEM関係をはじめとするさまざまな書籍が手に入るので、それらの書物やインターネットを利用して、自由に研究し、その成果を発表します。

 中学生や高校生は、自分の力だけでいろいろなことができると思いますが、小学生は、お母さんやお父さんの手助けも必要になります。
 ただ、それを親子の知的な対話の機会と考えて、前向きに取り組んでいってくださるといいと思います。

 勉強というものは、かけた時間にも比例しますが、それ以上に熱意に比例します。
 自分の好きなことに取り組んでいるときは、頭脳が活性化します。

 そのためだと思いますが、創造発表クラスで毎週自分で研究したり実験したりしたことを発表している生徒は、なぜか学力全体が向上するのです。

 創造発表クラスは、まだクラス数が多くありませんが、中根が今度新しく担当することにしたクラスは、水1900と土1000の2クラスです。
 対象学年は、主に小学校高学年から、中学生、高校生になります。
 新しいスタイルの勉強をするクラスとしてやっていきたいと思います。

▽関連する昔の記事と動画

https://www.mori7.com/as/3574.html

https://www.mori7.com/as/3153.html

https://www.mori7.com/as/3152.html


 日経DUALに、「国立大で一般入試枠が減少 対応できる力の育て方」という記事が載っていました。
https://woman.nikkei.com/atcl/column/23/060200133/011300006/
(会員限定記事です)

 主な内容は、下記のとおりです。
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 2021年度入試では、国公私立大学の入学者の過半数(50.3%)が、「総合選抜型」と「学校推薦型選抜」の入試で合格しました。
 一般選抜型の入試は、むしろ少なくなっています。

 2023年度の国公立大の入試では、総合選抜型が6403人(6.7%)、学校推薦選抜型が12238人(12.9%)となりました。
 国公立大の一般選抜型の入試は、76156人で今も主流ですが、その割合は年々減少しています。
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 推薦型入試は、大学入試共通テストという普通の問題で基本的な学力を担保し、志望学部に合わせたレポートや小論文や面接で合否を判断する形になっています。

 これは、欧米などで行われている入試に近いもので、今後、この推薦型入試の形態が広がっていくと思われます。

 つまり、これからの社会や大学で求められる学力は、思考力、創造力、コミュニケーション力などになり、これまでの「科挙」的な知識のつめこみは、次第に問われなくなってくるということです。

 そのための対策として考えられることは、二つあります。
 ひとつは、基本的な学力は、満遍なくつけておくということです。
 もうひとつは、自分の関心のある分野は、特に深く掘り下げて研究していくということです。

 しかし、関心のある分野というのは、試行錯誤の中で少しずつわかってくるものです。
 だから、小中学生のうちは、学校の勉強とは関係のない形でいいので、いろいろなことを幅広く経験したり研究したり実験したりしていくことが大事になります。

 創造発表クラスは、自由な研究を創造的に発表するクラスです。
 指定の教材はありません。
 そのかわり、今は、STEM関係をはじめとするさまざまな書籍が手に入るので、それらの書物やインターネットを利用して、自由に研究し、その成果を発表します。

 中学生や高校生は、自分の力だけでいろいろなことができると思いますが、小学生は、お母さんやお父さんの手助けも必要になります。
 ただ、それを親子の知的な対話の機会と考えて、前向きに取り組んでいってくださるといいと思います。

 勉強というものは、かけた時間にも比例しますが、それ以上に熱意に比例します。
 自分の好きなことに取り組んでいるときは、頭脳が活性化します。

 そのためだと思いますが、創造発表クラスで毎週自分で研究したり実験したりしたことを発表している生徒は、なぜか学力全体が向上するのです。

 創造発表クラスは、まだクラス数が多くありませんが、中根が今度新しく担当することにしたクラスは、水1900と土1000の2クラスです。
 対象学年は、主に小学校高学年から、中学生、高校生になります。
 新しいスタイルの勉強をするクラスとしてやっていきたいと思います。

▽関連する昔の記事と動画

https://www.mori7.com/as/3574.html

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●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
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●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
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●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
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●子や孫に教えられる作文講師資格
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●言葉の森の作文で全教科の学力も
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●いろいろな質問に答えて

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