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読解検定
 難しい文章を読み取る力をつける
 ドルくんの 読解検定  編集
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題名:○ペンギン
 ヨチヨチとおぼつかない足どり(あし  )で歩く(ある )ペンギン。小さく(ちい  )、短い(みじか )足(あし)で支え(ささ )られた体(からだ)を右(みぎ)に左(ひだり)にゆすりながら歩く(ある )姿(すがた)はまるで歩き(ある )始め(はじ )たばかりの人間(にんげん)の赤ちゃん(あか   )のようです。そんなペンギンですが、ひとたび水(みず)の中(なか)に入る(はい )と、今(いま)までの愛らしい(あい   )姿(すがた)は一変(いっぺん)し、つばさをはばたかせ、魚(さかな)のようなスピードで優雅(ゆうが)に泳ぎ(およ )ます。まるで水(みず)の中(なか)を飛ん(と )でいる飛行機(ひこうき)のようです。 

   空(そら)を飛ぶ(と )ことのできる鳥(とり)とできない鳥(とり)のちがいは、骨(ほね)と羽(はね)にあります。空(そら)を飛ぶ(と )ことのできる鳥(とり)には、竜骨(りゅうこつ)突起(とっき)とよばれる大きな(おお  )骨(ほね)があり、その骨(ほね)で翼(つばさ)を動かす(うご  )大きな(おお  )筋肉(きんにく)を支え(ささ )ています。一方(いっぽう)、ダチョウのように飛べ(と )ない鳥(とり)には、この骨(ほね)はありません。しかし、空(そら)を飛ぶ(と )ことのないペンギンには、竜骨(りゅうこつ)突起(とっき)があるのです。これはペンギンの祖先(そせん)が昔(むかし)、空(そら)を飛ん(と )でいたことを意味(いみ)します。 

   では、なぜペンギンは空(そら)を飛ば(と )なくなったのでしょう。大昔(おおむかし)、空(そら)を飛べる(と  )鳥(とり)だったペンギンは、水面(すいめん)から食べ物(た もの)を取っ(と )ていましたが、やがて海中(かいちゅう)にもぐってオキアミ、イカ、イワシなどの魚(さかな)を捕る(と )ようになり、今(いま)の姿(すがた)に進化(しんか)したと言わ(い )れています。 

   また、空(そら)を飛ぶ(と )ためには軽く(かる )て大きく(おお  )、根元(ねもと)がまっすぐな羽根(はね)がたくさん必要(ひつよう)ですが、水中(すいちゅう)の生活(せいかつ)を選ん(えら )だペンギンにとってじゃまになるだけなので、かたくて短く(みじか )、羽根(はね)の根元(ねもと)が曲がっ(ま  )て、体(からだ)にぴったりそった一枚(まい)の板(いた)のような羽(はね)に変わっ(か  )たのです。ペンギンはこの羽(はね)を使っ(つか )て、オールでこぐように泳ぎ(およ )ます。 

   ペンギンの体(からだ)には水(みず)の中(なか)で生活(せいかつ)する工夫(くふう)がたくさんあります。イルカのような体型(たいけい)は、水(みず)の抵抗(ていこう)を小さく(ちい  )し、高速(こうそく)で泳ぐ(およ )ことを可能(かのう)にします。くちばしと舌(した)には、のどのおくへ食べ物(た もの)が流れる(なが  )ようにつきでたのこぎりのような部分(ぶぶん)があります。つかまえた魚(さかな)などが口(くち)から逃げ(に )ないようにするためです。耳(みみ)は、高速(こうそく)で泳い(およ )だ後(あと)に作ら(つく )れるあわのはじける音(おと)が魚(さかな)などにぶつかって出る(で )反射(はんしゃ)音(おん)を聞い(き )て、食べ物(た もの)の位置(いち)が正確(せいかく)にわかるようにできています。羽毛(うもう)は、水(みず)を通さ(とお )ないダイビングスーツの役目(やくめ)をするというからおどろきます。

   けれども、このダイビングスーツの役目(やくめ)をするのは、いちばん上(うえ)の羽毛(うもう)だけです。いちばん上(うえ)の羽毛(うもう)が抜ける(ぬ  )と、そこから水(みず)が入り(はい )、体(からだ)がぬれてしまいます。ですから、羽毛(うもう)がはえかわる季節(きせつ)は、海(うみ)に入る(はい )ことができません。 

  「う、もう! 早く(はや )着替え(きが )が終わら(お  )ないかしら。」 

   新しい(あたら  )ダイビングスーツがはえそろうまで、がまんしているペンギンの声(こえ)が聞こえ(き  )てきそうです。

 

   言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(Ω)

問(とい)3 読解(どっかい)マラソン集(しゅう)2番(ばん)の「ペンギン」という長文(ちょうぶん)を読ん(よ )で、次(つぎ)の問い(と )に答え(こた )なさい。 
 空(そら)を飛ぶ(と )ことのできる鳥(とり)とできない鳥(とり)のちがいは、どこにあるでしょう。 
1 足(あし)と羽(はね) 2 骨(ほね)と羽(はね) 

解答選択:

問(とい)4 読解(どっかい)マラソン集(しゅう)2番(ばん)の「ペンギン」という長文(ちょうぶん)を読ん(よ )で、次(つぎ)の問い(と )に答え(こた )なさい。 
 本文(ほんぶん)の内容(ないよう)に合わ(あ )ないものはどれでしょう。 
1 ペンギンは、魚(さかな)のようなスピードで泳ぐ(およ )ことができる。 
2 ダチョウには竜骨(りゅうこつ)突起(とっき)がない。 
3 ペンギンの羽根(はね)は、根元(ねもと)がまっすぐになっている。 
4 ペンギンは、羽毛(うもう)がはえかわる季節(きせつ)は、海(うみ)に入る(はい )ことができない。 

解答選択: