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読解検定
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 ドルくんの 読解検定  編集
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題名:○ウミガメの産卵
 世界中(せかいじゅう)を簡単(かんたん)に旅(たび)することができなかった昔(むかし)の人々にとって、ウミガメが毎年決まっ(き  )た季節(きせつ)になると海岸(かいがん)にやってきて卵(たまご)を産ん(う )でいく様子(ようす)は、神秘(しんぴ)的(てき)だったことでしょう。そんなウミガメから、竜宮城(りゅうぐうじょう)という夢(ゆめ)のような話が生まれたのかもしれません。

   では、日本にやってくるウミガメには、どんな種類(しゅるい)があるのでしょうか。日本列島(れっとう)は四季(しき)がはっきりしているので、季節(きせつ)によって気温(きおん)や海水温(かいすいおん)が大きく変わっ(か  )てきます。その中で、日本に卵(たまご)を産み(う )にくるのは、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイなどのカメです。関東(かんとう)地方より南の海岸(かいがん)で卵(たまご)を産む(う )アカウミガメは、春になると日本近海に姿(すがた)をあらわします。アオウミガメは、屋久島(やくしま)より南で卵(たまご)を産み(う )、タイマイは沖縄(おきなわ)本島(ほんとう)より南で卵(たまご)を産み(う )ます。

   産卵(さんらん)場所(ばしょ)となる海岸(かいがん)の沖(おき)には、オスがメスより一ヶ月(かげつ)も前に来て待っ(ま )ています。やがてメスがやってくる時期(じき)になると、オスたちはメスのあとをついてまわるとともに、オスどうしで激しく(はげ  )争い(あらそ )、メスを奪い合い(うば あ )ます。かんだり、ぶつかったり、オールのような足ではたいたりと、とても迫力(はくりょく)があり、水族館(すいぞくかん)でゆったり泳い(およ )でいるときの姿(すがた)からは想像(そうぞう)もつかないほどです。その後、オスは産卵(さんらん)場所(ばしょ)のまわりの海から姿(すがた)を消し(け )ます。メスは近くの砂浜(すなはま)に上陸(じょうりく)して産卵(さんらん)します。

   お風呂(ふろ)やプールに入ると、体が軽く(かる )感じ(かん )られます。それは、水の中につかっているものには浮力(ふりょく)が働く(はたら )からです。海中のウミガメは、浮力(ふりょく)のおかげで重(おも)さが陸上(りくじょう)にいるときよりもずっと軽く(かる )なります。しかし、浮力(ふりょく)の働か(はたら )ない陸上(りくじょう)では自由(じゆう)に体を動かす(うご  )ことができません。海から上がって卵(たまご)を産む(う )ときには、外敵(がいてき)から自分や卵(たまご)を守る(まも )こともできなければ、すばやく逃げる(に  )こともできません。そのため、産卵(さんらん)をひかえたメスは、夜になってから用心深く(ようじんぶか )砂浜(すなはま)に上陸(じょうりく)し、安全(あんぜん)を確かめ(たし  )てから産卵(さんらん)にとりかかるのです。

   アカウミガメは、左右の後ろ足を交互(こうご)にシャベルのように使っ(つか )て、大きな穴(あな)を掘り(ほ )、一回に百個(こ)ほどの卵(たまご)を産み(う )ます。一頭のメスは、夏の産卵(さんらん)期(き)の間に多いときで六回くらい卵(たまご)を産み(う )ます。

   では、ウミガメは危険(きけん)をおかしてまで、どうして陸(りく)に卵(たまご)を産む(う )のでしょう。ウミガメは、陸上(りくじょう)で生活できるように進化(しんか)してきた爬虫類(はちゅうるい)の仲間(なかま)です。爬虫類(はちゅうるい)は乾い(かわ )た場所(ばしょ)でも体の水分が外へ出ていかないように、丈夫(じょうぶ)なウロコのような皮膚(ひふ)で体をおおっています。卵(たまご)も、水中に産む(う )魚類(ぎょるい)や両生類(りょうせいるい)のものと違い(ちが )、鳥類(ちょうるい)の卵(たまご)のように殻(から)に包ま(つつ )れています。ウミガメの卵(たまご)は、殻(から)を通して息(いき)をしており、水中だと息(いき)ができずに死ん(し )でしまうのです。このため、ウミガメは一生の大部分(ぶぶん)を海で暮らす(く  )ようになった今でも、卵(たまご)だけは陸(りく)に産み(う )にくるのです。

   ウミガメのひとりごと、「わたしも、本当は、海でウミたいわあ」。

 

   言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(Κ)

問(とい)3 読解(どっかい)マラソン集(しゅう)2番「ウミガメの産卵(さんらん)」を読んで次(つぎ)の問題(もんだい)に答えましょう。
 ○と×との組み合わせが合っているものの数字を書きなさい。 
A 日本に来るウミガメは、気温(きおん)や水温(すいおん)によって種類(しゅるい)がちがう
B カメが卵(たまご)を産む(う )場所(ばしょ)の沖(おき)には、オスが先に来てメスを待っ(ま )ている
1 A○ B○   2 A○ B×   3 A× B○   4 A× B×

解答選択:

問(とい)4 読解(どっかい)マラソン集(しゅう)2番「ウミガメの産卵(さんらん)」を読んで次(つぎ)の問題(もんだい)に答えましょう。
 ○と×との組み合わせが合っているものの数字を書きなさい。 
A ウミガメは、陸上(りくじょう)ではすばやく逃げる(に  )ことができないので、用心深く(ようじんぶか )上陸(じょうりく)する
B ウミガメの卵(たまご)は、魚類(ぎょるい)の卵(たまご)と同じように水の中でも呼吸(こきゅう)できる
1 A○ B○   2 A○ B×   3 A× B○   4 A× B×

解答選択: