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読解検定
 難しい文章を読み取る力をつける
 ドルくんの 読解検定  編集
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題名:○ゆうれい電車
「ゆうれい電車ぁ。」

  「ゆうれいっ。」

  「えーっ、何よ、それ。」

   ぼくらは、「ゆうれい電車」ということばそのものに、こうふんして、しまった。

  「ぼくひとりでさ、九回ためしてみて、九回とも同じようなことが起こった。それで、どうしてもみんなに、たしかめてほしかったんだよ。」

   ぶると君だけがおちついて、説明(せつめい)している。

  「くらいところから写真を取り出すのが、早いかおそいかで、中の電車は、横を向いたところだったり、しっぽのほうだけだったり、もう走りすぎていて、まったく写っていなかったりするんだ。明るいところでは、写真はずーっと変わら(か  )ない。」

  「あらやだ。わたしの耳のあなって、きゅうにふさがっちゃったのかしら。ぶると君の言ってることが、のうみそまで、ちっともとどいてこないわ。」

   はら子が、自分の耳をほじってみせた。

  「いやはや、はやいや、おれの頭ん中は、もう大こんらん、ぜんぶ赤信号(あかしんごう)だぜ。」

   にせご君がためいきまじりにいった。ぼくも、のうみそがどろのかたまりになったような気分だった。「ざざざあーっ。」という外の夕立の音が、じかに頭の中にまでひびいてきて、のうみそまで流されそうだった。

  「ぶると君の言うとおり、写真の中で電車が動いたんだとしてさ、それじゃ、この写真はいったいぜんたい、だれが写したの。ぶると君、きみが写した?」

   はら子がぶると君に人さし指をつきつけた。

  「ぼくじゃないよ。この写真は兄きのへやにあったのを、だまって持ち出したものなんだ。兄きか、兄きの友だちが写したんじゃないかな。まだ兄きには聞かないでいるんだけど。」

  「そう。それじゃ、あなたの兄さんにじかに聞いたほうがてっとり早いわけだけど、写真がほんものなら、その元には、ほんもののゆうれい電車があるってわけでしょ。つまり、ほんものの「ゆうれい電車」がさ。」

   はら子が、みんなの気にかかっていたことを、ずばり口に出していった。

  「そ、そうなんだ。たしかにほんものがあるはずなのさ。そんなのが、まいばん動いているのかとおもうとね、ぼかぁ、夜中に眠れ(ねむ )なくなっちゃうんだ。」

  「ぱんっ。」

   はら子が、両手をならした。

  「よーし、ぶると君のなやみも、みんなのなやみも、いっぺんに解決(かいけつ)するには、ほんものの「ゆうれい電車」をつきとめるしかないわよ。それには、まず、ぶると君の兄さんに聞いてみることね。きょう、兄きはいるの?」

  「ああ、きょうは予備校(よびこう)を休んで、うちにいるはずだよ。」

 

  (杉山(すぎやま)径()一「ゆうれい電車を見た!」)

問1 読解マラソン集3番「正三と石を投げた少年とは」の長文を読んで、○と×の組み合わせが合っているものの数字を書きなさい。
A 二人が接近したとき、最初に「おい」と呼びかけたのは、正三のほうである。
B 相手の子の投げた石は、ひばりの子に命中し、瀕死のけがを負わせた。
1 A○ B○   2 A○ B×   3 A× B○   4 A× B×

解答選択:

問2 読解マラソン集3番「正三と石を投げた少年とは」の長文を読んで、○と×の組み合わせが合っているものの数字を書きなさい。
A 相手は自分より年上のようだ。
B 相手はひばりの子ばかりでなく、正三にも石を投げてきた。
1 A○ B○   2 A○ B×   3 A× B○   4 A× B×

解答選択: