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読解検定
 難しい文章を読み取る力をつける
 ドルくんの 読解検定  編集
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題名:★児童図書館員という職業につき
 児童図書館員という職業につき、本を読む子どもたちとつきあうようになって、かれこれ十年たつ。本を選ぶこと、本を楽しむこと、本から実質的な益を得ることにかけては、立派な読書家といえる子どもが多いのだが、この小さい読者たちは、ときに思わぬ言動を見せて、わたしたちを驚かす(おどろ  )。

   たとえば、「この本はとてもいい本だけど、ぼくは○○ページだけは、絶対に読まないからね」と宣言する子。(問題のページでは、主人公の愛犬が死ぬのである。)あるいは、二巻に書かれた本の下を借りてゆき、「この本、下と書いてあるのに、とてもむつかしかった」と不満げに返しにくる子。わたしの著した本をもってとんできて、「ねえ、ねえ、これ先生が書いたの?」ときく子がある。そうだと答えると、かの女は、目をまんまるくして驚嘆(きょうたん)する。「きれいな字ねえ!」

   しかし、小さな読者のことばは、いつもわたしたちをほほえませるとは限らない。ときとして、思いがけぬ考えの深みに、わたしたちを誘う(さそ )ことがある。『ナルニア国ものがたり』を読んだある子がいった。「東京にアスランの喜ぶもの、何かあるかなあ……」

   『ナルニア国ものがたり』は、『悪魔(あくま)の手紙』などの神学的著作で知られるイギリスの文学者C・S・ルイスが、子どものために書いた全七巻からなる壮大(そうだい)なファンタジーで、アスランというのは、その中に登場するキリストを象徴(しょうちょう)するライオンである。

   「……東京タワーじゃ喜ばないねえ。でも、アスランは、ほんとうにいいものは残るっていったんでしょ……」

 

  (松岡(まつおか)亨子(きょうこ)『小さい読者』)

問3 読解マラソン集10番「児童図書館員という職業につき」を読んで次の問題に答えましょう。
 ○と×との組み合わせが合っているものの数字を書きなさい。
A 「下巻」の「下」を、「下級生」の「下」のように勘違いする子もいる
B わたしのじょうずに書いた字のきれいさに驚く子もいる
1 A○ B○   2 A○ B×   3 A× B○   4 A× B×

解答選択:

問4 読解マラソン集10番「児童図書館員という職業につき」を読んで次の問題に答えましょう。
 ○と×との組み合わせが合っているものの数字を書きなさい。
A 小さな読者のことばは、わたしたちをいつもほほえませてくれる
B 東京タワーは、いいものだから残るはずだ
1 A○ B○   2 A○ B×   3 A× B○   4 A× B×

解答選択: