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記述の森の記述検定
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題名:★(感)こどもたち
こどもたち

【1】こどもたちの視るものはいつも断片
それだけではなんの意味もなさない断片
【2】たとえ視られても
おとなたちは安心している
なんにもわかりはしないさ あれだけじゃ

【3】しかし
それら一つ一つとの出会いは
すばらしく新鮮(しんせん)なので
こどもたちは永く記憶(きおく)にとどめている
【4】よろこびであったもの 驚い(おどろ )たもの
神秘なもの 醜い(みにく )ものなどを

【5】青春が嵐(あらし)のようにどっと襲っ(おそ )てくると
こどもたちはなぎ倒さ(  たお )れながら
【6】ふいにすべての記憶(きおく)を紡ぎ(つむ )はじめる
かれらはかれらのゴブラン織りをはじめる

【7】その時に
父や母 教師や祖国などが
海蛇(うみへび)や毒草 こわれた甕(かめ) ゆがんだ顔の
イメージで ちいさくかたどられるとしたら
それはやはり哀しい(かな  )ことではないのか

【8】おとなたちにとって
ゆめゆめ油断のならないのは
なによりもまず まわりを走るこどもたち
【9】今はお菓子( かし)ばかりをねらいにかかっている
この栗鼠(りす)どもなのである【0】

(『茨木(いばらぎ)のり子詩集』より)

問1:  ~字
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問2:  ~字
文字数:0字



問3:  ~字
文字数:0字



問4:  ~字
文字数:0字