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記述の森の記述検定
★10月の問題だけができるようになっています。
 読む力、書く力、考える力を育てる
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題名:★自分の脳の「好み」を(感)
 【1】自分の脳の「好み」を知ってそれを上手に活用することが「生き方探し」の勉強法の究極のコツになります。ところが、「生き方探し」に迷っている人や失敗する人は、たいてい「自分の脳」の「好み」ではなく「他人の脳」の「好み」を自分の脳の好みだと錯覚(さっかく)しています。【2】だから、勘違い(かんちが )しないことが第一のコツなのです。どんな仕事であれ生き生きと充実(じゅうじつ)感をもって打ち込ん(う こ )でいる人は、必ず他人の脳ではなく自分の脳の好むことを選択(せんたく)しています。
 【3】しかし、自分の脳の「好み」に合わせているだけでは不十分です。「好み」は「偏り(かたよ )」でもあるからです。だから、「好みに合わせてはまる」ことと併せ(あわ )て、あえて「好み」に合わないことや「食わず嫌い(く  ぎら )」だったことにチャレンジしてみることです。【4】これが第二のコツです。異なる視点からの情報が思考の幅(はば)を広げ、発想をより豊かにしてくれます。
 おもしろいことに、それまで「食わず嫌い(く  ぎら )」だったことのほうがじつは自分の脳の「好み」にぴったりだった、ということも珍しく(めずら  )ありません。【5】私は英文学の勉強をしていた人が心理学で成功したケースを知っています。
 これこそ自分の脳の「好み」だと考えてきたものより「食わず嫌い(く  ぎら )」だったものがじつは本当の好みだった、ということがあるくらい、自分の脳の「好み」を探すのはむずかしいものです。【6】だから、ときに自分の脳の「好み」を疑ってみる必要もあるわけです。そのために、あえて「好み」に合わないことや「食わず嫌い(く  ぎら )」にチャレンジしてみることが第二のコツになるのです。
 【7】それにいくら好みに合ったところで、人間の脳は「飽き(あ )」という問題も抱え(かか )ています。死ぬまではまり続けるという幸せな人もいますが、そうでない人もたくさんいるのは、いくら好みでも「飽き(あ )」があるからです。【8】この「飽き(あ )」の問題に対処するためにも、今の自分の脳の「好み」とは別の「好み」を開拓(かいたく)する努力を怠ら(おこた )ないほうがよいでしょう。
 そして「生き方探し」の第三のコツは、人と人との対面するコミュニケーションを欠かさないということです。【9】人の脳はそれぞれ異なった偏り(かたよ )をもっています。「好みの違い(ちが )」もその一つです。そして人は互い(たが )の脳の偏り(かたよ )方が違う(ちが )からこそ、互いに(たが  )理解しあうことが難しいのです。だからこそ、コミュニケーションが大切なのです。【0】他者や異文化の視点が加わることで、自分の考え方の偏り(かたよ )が自覚され相対化されるからです。
 それゆえ、「他者との語り合いの場」に参加することが「生き方探し」の勉強法の第三のコツになります。学校でもサークルでも生涯(しょうがい)学習機関でも異業種間の勉強会でもかまいません。そのような場で語り合うことでしか得られないものがあります。それはあなたの「生き方探し」の強い力となってくれるでしょう。人と人とのコミュニケーションはまさに生きた勉強そのものなのです。

(中山 治「生き方探しの勉強法」より)

問1:筆者は「生き方探し」に迷ったり失敗したりする人には、どのような勘違い(かんちがい)があると述べていますか。また、それを避ける(さける)には何が必要ですか。  60~70字
文字数(もじすう):0字



問2:筆者が、自分の「好み」に合わないことや「食わず嫌い(くわずぎらい)」のことにも、あえて挑戦(ちょうせん)する必要があると考えているのはなぜですか。  60~70字
文字数:0字



問3:筆者は、「他者との語り合い」が生き方探しの勉強になると述べています。それはなぜですか。  60~70字
文字数:0字



問4:筆者は、自分の好みを大切にする一方で、好みと違う(ちがう)ことにも挑戦(ちょうせん)することが必要だと述べています。あなたが、苦手だと思っていたことに挑戦(ちょうせん)して新しい発見をした経験を挙げ、挑戦(ちょうせん)することの意味について書きなさい。  100~120字
文字数:0字