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記述の森の記述検定
★10月の問題だけができるようになっています。
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 記述の森の記述検定  編集
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題名:○一万年あまり前
 【1】一万年あまり前、人間の前に、大きな悲劇(ひげき)がせまってきました。運命が、はじめて、人類(じんるい)に対して、冷たく(つめ  )背(せ)をむけたのです。
 原因(げんいん)は、地球の気候(きこう)の変化(へんか)です。多くの地方で、温度がどんどんあがりはじめました。【2】氷河(ひょうが)は、後退(こうたい)していきます。気候(きこう)の変化(へんか)は、植物に大きな影響(えいきょう)をあたえました。植物を食べて暮らし(く  )ている動物たちも、当然(とうぜん)、大きな影響(えいきょう)をうけます。
 その頃(ころ)、地球上には、約(やく)百万人の人間が暮らし(く  )ていたろう、と推定(すいてい)する学者がいます。【3】今日の地球上の人口からみれば、五千分の一という数です。
 しかし、彼ら(かれ )は、有能(ゆうのう)な狩人(かりゅうど)でした。肉食を主にする生きものとしては、すでにその数は、他の肉食獣(じゅう)に比べ(くら )、異常(いじょう)なほどに多くなりつつありました。
 【4】彼ら(かれ )の有能(ゆうのう)さの秘密(ひみつ)は、石槍(やり)や石斧(せきふ)、棍棒(こんぼう)などを使い、集団(しゅうだん)で行動することでした。寒い草原にすむ大形の草食獣(じゅう)、マンモスやトナカイに対して、とくにその戦法(せんぽう)が有効(ゆうこう)だったのです。しかし、狩猟(しゅりょう)の方法(ほうほう)が発達(はったつ)するにつれて、マンモスたちは人間に圧迫(あっぱく)されていきます。【5】そこに気候(きこう)の変化(へんか)が加われ(くわ  )ば、大形獣(じゅう)はどんどん姿(すがた)を消していくのです。人間の狩猟(しゅりょう)法(ほう)はますます有効(ゆうこう)になっていくのに、頼り(たよ )にしていた獲物(えもの)が、いなくなってしまいました。
 多くの人が飢え死に(う じ )しました。それでも、人類(じんるい)は滅び(ほろ )ませんでした。【6】マンモスのように地球上から消滅(しょうめつ)してしまう前に、新たな生きる道を見出していったのです。
 人間という生きものが、その内に秘め(ひ )ている多様性(せい)、それが、人間を救い(すく )ました。
 自分をとりまく状態(じょうたい)が変われ(か  )ば、それに応じ(おう )て自分も変わる(か  )ことができる。【7】いわば、何でも屋の人間のしぶとさです。
 (中略(ちゅうりゃく))
 多様な新しい暮らし(く  )方のなかでも、とくに大切なのは、植物を食べる、という生き方でした。のちになって、人間の生活に大きな革命(かくめい)をひきおこす芽(め)が、そのなかで育っていったからです。
 【8】もともと、人間は、肉を食べるあいまに、食べやすい木の実、果実(かじつ)をつまんでいた、と思われます。しかし、肉がなかなか手に入りにくくなり、植物に頼っ(たよ )て生きていくというのは、さぞかし大変(たいへん)なことだったにちがいありません。
 【9】葉を食べて栄養(えいよう)とするのは、人間の身体にとって無理(むり)でした。木の実や、木の根っこには、しばしば毒(どく)がありました。草の実、種(たね)は、かたい殻(から)におおわれていて、そのままでは食べても消化しません。
 【0】私(わたし)は、アフリカの奥地(おくち)で、固く(かた )なったトウモロコシの粒(つぶ)を、二つの石を使って粉(こな)にして食べている人々の暮らし(く  )を見ました。そのままではダメなものを、粉(こな)に変え(か )て食べる。これも大変(たいへん)な知恵(ちえ)です。それにしても、挽臼(ひきうす)を知らない人々の労働(ろうどう)のなんとつらいことか。一食分のトウモロコシを粉(こな)にするのに、女性(じょせい)は一日の半分近くを使っていました。
 当時の人々の遺体(いたい)の多くは、やせていました。マンモスがいた頃(ころ)の人々の遺体(いたい)に、栄養(えいよう)の取りすぎのあとがのこっているのとは、まさに正反対です。また、草の種(たね)にふくまれている糖分(とうぶん)のせいでしょう。虫歯がふえてきました。
 きびしい生活のなかで、人間の内に秘め(ひ )た研究心が活動しはじめます。かつて、マンモスの行動を観察(かんさつ)し、その弱点をついて成功(せいこう)した人間が、今度は、食べられる植物に、鋭い(するど )目をむけていきます。
 人類(じんるい)が、はじめて農業という新しい生活方法(ほうほう)をあみ出した西アジア、いわゆるオリエントには、ムギが野生していました。アジアの山岳(さんがく)地帯(ちたい)では、イネの祖先(そせん)が、野生していました。そのほか、中国のアワ、アメリカ大陸(    たいりく)のイモやトウモロコシなど、まとまって収穫(しゅうかく)することができ、栄養(えいよう)が豊富(ほうふ)な野生の植物に、当時の人間は注目して行ったのです。
 (羽仁(はに)進『羽仁(はに)進の世界歴史(れきし)物語』)

問1:  ~字
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問2:  ~字
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問3:  ~字
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問4:  ~字
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