未ログイン ログイン
音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【長文が二つある場合、読解問題用の長文は一番目の長文です。】
 苦手(にがて)な虫(むし)の名前(なまえ)は何かと(なに  )質問(しつもん)したら、多く(おお )の人(ひと)はゴキブリと答える(こた  )ことでしょう。台所(だいどころ)に潜(ひそ)んでは、夜中(よなか)に這い出し(は だ )てきて住人(じゅうにん)を驚かす(おどろ  )、というよくないイメージを持た(も )れているゴキブリです。しかし、ほとんどのゴキブリは人間(にんげん)と直接(ちょくせつ)関わり(かか  )あうことなく、朽木(くちき)や動物(どうぶつ)の死骸(しがい)など、腐っ(くさ )たものを食べ(た )てほそぼそと暮らし(く  )ている野(の)の虫(むし)なのです。
 ゴキブリは生き(い )ている化石(かせき)と言わ(い )れており、現在(げんざい)と姿(すがた)があまり変わら(か  )ない化石(かせき)が、太古(たいこ)の地層(ちそう)から発見(はっけん)されています。ゴキブリは、人家(じんか)を始め(はじ )熱帯(ねったい)雨林(うりん)や砂漠(さばく)など、寒冷(かんれい)地(ち)以外(いがい)の様々(さまざま)な場所(ばしょ)に生息(せいそく)してきました。
 人間(にんげん)の住環境(じゅうかんきょう)に出没(しゅつぼつ)するようになったゴキブリは、同じ(おな )ゴキブリの中(なか)でも特に(とく )雑食(ざっしょく)性(せい)の強い(つよ )種(しゅ)です。ゴキブリにとって人家(じんか)は、豊富(ほうふ)な食料(しょくりょう)がほぼ確実(かくじつ)に手(て)に入れ(い )られる環境(かんきょう)なのです。彼ら(かれ )は残飯(ざんぱん)だけでなく、人間(にんげん)の垢(あか)や髪の毛(かみ け)といったものまで食べ(た )てしまいます。このたくましさなくしては、約(やく)三億(おく)年(ねん)近く(ちか )も絶滅(ぜつめつ)することなく現在(げんざい)まで生き延びる(い の  )ことはできなかったでしょう。
 生物(せいぶつ)には天敵(てんてき)がつきものなので、もちろんゴキブリにも天敵(てんてき)は存在(そんざい)します。カエルやクモなどはその代表(だいひょう)ですが、人家(じんか)に棲む(す )ゴキブリにとっては殺虫(さっちゅう)剤(ざい)やスリッパの方(ほう)が恐ろしい(おそ   )かもしれません。
 ゴキブリは古来(こらい)から生き延び(い の )てきたことから、「人類(じんるい)滅亡(めつぼう)後(ご)はゴキブリが地球(ちきゅう)を支配(しはい)する」と考える(かんが  )人(ひと)もいます。しかし、多く(おお )のゴキブリは森(もり)や林(はやし)の自然(しぜん)の中(なか)に生息(せいそく)しているのですから、地球(ちきゅう)の環境(かんきょう)が破壊(はかい)されればゴキブリもまた影響(えいきょう)を免れる(まぬがれる)ことができません。ゴキブリだけがいいゴキブンで生き延びる(い の  )ことはできないのです。
 人間(にんげん)もゴキブリも、同じ(おな )地球(ちきゅう)の仲間(なかま)です。今度(こんど)ゴキブリを見つけ(み  )たら、そっと手(て)に乗せ(の )て優しく(やさ  )なでてあげましょう。きっとゴキブリは喜ん(よろこ )で、もっとたくさんの仲間(なかま)を連れ(つ )てくるはずです。

 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(χ)
 【1】約(やく)三万(まん)年(ねん)前(まえ)、日本(にっぽん)列島(れっとう)は大陸(たいりく)と陸続き(りくつづ )でした。縄文(じょうもん)人(じん)の祖先(そせん)は、陸続き(りくつづ )の日本(にっぽん)に渡っ(わた )てきた古(こ)モンゴロイドであると言わ(い )れています。【2】古(こ)モンゴロイドとは、アジア大陸(たいりく)南部(なんぶ)に誕生(たんじょう)した蒙古(もうこ)人種(じんしゅ)で、ナウマン象(ぞう)などを追っ(お )て、日本(にっぽん)に渡っ(わた )てきました。【3】この古(こ)モンゴロイドが旧(きゅう)石器(せっき)人(じん)となり、その子孫(しそん)が縄文(じょうもん)人(じん)となったのです。 
 【4】一方(いっぽう)、紀元前(きげんぜん)300年(ねん)ごろ、新(しん)モンゴロイドが鉄器(てっき)と青銅器(せいどうき)を持っ(も )て日本(にっぽん)に渡来(とらい)し、弥生(やよい)人(じん)と呼ば(よ )れるようになりました。【5】この新(しん)モンゴロイドが古(こ)モンゴロイドと混血(こんけつ)を繰り返し(く かえ )ながら今(いま)の日本人(にっぽんじん)になったと考え(かんが )られています。 
 【6】縄文(じょうもん)人(じん)は、四角い(しかく )顔(かお)で、眉毛(まゆげ)が太く(ふと )、二重(ふたえ)まぶたで、唇(くちびる)が厚い(あつ )のが特徴(とくちょう)です。弥生(やよい)人(じん)は、面長(おもなが)で、眉毛(まゆげ)が細く(ほそ )、一重(ひとえ)まぶたで、唇(くちびる)が薄い(うす )のが特徴(とくちょう)です。【7】このような対照(たいしょう)的(てき)な特徴(とくちょう)が今(いま)の日本人(にっぽんじん)にも現れ(あらわ )ていると考える(かんが  )と、同じ(おな )日本人(にっぽんじん)でもさまざまな顔(かお)の人(ひと)がいることも納得(なっとく)できます。 
 【8】また、日本(にっぽん)列島(れっとう)の北端(ほくたん)と南端(なんたん)の人々(ひとびと)の骨格(こっかく)や顔つき(かお  )が似(に)ているのは、後(あと)から日本(にっぽん)に来(き)た弥生(やよい)人(じん)の特徴(とくちょう)が薄まり(うす  )、弥生(やよい)人(じん)より前(まえ)から日本(にっぽん)にいた縄文(じょうもん)人(じん)の特徴(とくちょう)が色濃く(いろこ )残っ(のこ )たためと言わ(い )れています【9】。日本(にっぽん)列島(れっとう)の北端(ほくたん)と南端(なんたん)の人々(ひとびと)の祖先(そせん)は、率先(そっせん)して日本(にっぽん)にやってきた縄文(じょうもん)人(じん)の影響(えいきょう)の方(ほう)が強い(つよ )というわけです。【0】

 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい) Λ