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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【1】「いただきます。」
 私(わたし)は、世界の食べ物の中でカレーがいちばん好きだ。カレーだと、必ずおかわりをしなくては気が済ま(す )ない。カレーのどこが好きなのかと聞かれてもおいしいものはおいしいのだから理由などない。
 この前、学校の林間学校で、飯盒(はんごう)炊さん(すい  )をしてカレーライスを作ることになった。【2】まず、学校の授業で、カレーに使われる材料や、カレールーの歴史などについて調べ、発表をした。そこで、カレーの材料にはいろいろな人が関わっていること、また、長い歴史があることが分かった。そして、自分の家で、一人でカレーライスを作ることが夏休みの宿題の一つとなった。
 【3】カレーが大好きな私(わたし)でも、生まれてから一度もカレーを自分で作ったことはなかった。母に教えてもらいながらやっとのことで作り上げたが、その時、こんなに大変なのに林間学校で自分たちだけで作れるのかと不安になった。
 【4】その不安を抱え(かか )たまま、林間学校が始まり、二日目の夜に飯盒(はんごう)炊さん(すい  )が行われた。もし、作ることができなかったら、私(わたし)たちのその日の夜ご飯はなしになってしまう。私(わたし)は薪(まき)の係りだった。お米を研ぎ、野菜を全て切り終わった後に火をつけた。【5】その火はまるで、紅葉(こうよう)したモミジのように真っ赤だった。途中(とちゅう)で、火が消えそうになって慌て(あわ )たが、以前、火を作る練習をした時、火が消えそうになったらうちわであおげばよいと習ったのを思い出した。みんなで、一生懸命(いっしょうけんめい)うちわであおぐと、消えかけていた火が勢いを盛り返し(も かえ )た。【6】しばらくすると、飯盒(はんごう)から、水滴(すいてき)がたれてきた。薪(まき)でさわってみると、ぐつぐついっている振動(しんどう)が手にも響い(ひび )てくる。
「やったあ。」
なぜみんなが喜んでいるのかというと、そうなったらご飯が炊け(た )たという合図だからだ。【7】本当にできているか確かめるために、火から下ろし、軍手をした手で飯盒(はんごう)のふたを開けてみた。すると、真珠(しんじゅ)のような真っ白なご飯が姿(すがた)を現した。そのご飯を見たとき、私(わたし)はとにかくうれしかった。
 ご飯は、飯盒(はんごう)ごと逆さにして蒸し(む )ておき、私(わたし)たちはカレーの鍋(なべ)の方に取り組んだ。【8】しかし、このあと、私(わたし)たちは小さな失敗をしてしまった。水を多く入れ過ぎてしまったのだ。鍋(なべ)の中はびちゃびちゃになっていたが、私(わたし)たちはあまり気にすることなく作業を続けた。そして、やっとカレーの方も完成した。
【9】「いただきます。」
と声をそろえ、一斉(いっせい)に食べ始めた。私(わたし)は水が多すぎて、おいしくないカレーになっていないかと思っていたが、その心配は無用だった。なぜなら、家のカレーよりもおいしかったからだ。私(わたし)は、もちろん、それをおかわりした。
 【0】この飯盒(はんごう)炊さん(すい  )以来、私(わたし)はもっとカレーが好きになった。母が、今日の夕飯もカレーだと言っていたので、とても楽しみだ。

(言葉の森長文作成委員会 Λ)