未ログイン ログイン
音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 【1】あくる年(とし)の春(はる)に、なたねはきいろいきれいな花(はな)をさかせました。花(はな)がちって、みがなりました。
 【2】そのみをあつめて、きんじろうはあぶらやさんへもっていきました。
「あぶらやさん。このなたねのみを、あぶらととりかえっこしてくれませんか。」
と、たのみました。【3】すると、あぶらやさんは、
「おお、きんじろうさんのつくったなたねのみだね。よしよし。」
と、しんせつに、あぶらととりかえてくれました。

【4】「こんどは、もうじぶんのあぶらだもの。おじさんだってしからないだろう。」
 きんじろうは、よるのくるのが、まちどおしくてなりません。あんどんにあぶらをいれて、あかりをつけて本(ほん)を読み(よ )ました。
 【5】ところが、おじさんは、やっぱりこわい顔(かお)して、
「きんじろうや。おまえはいったい、なにになるつもりじゃ。ひゃくしょうになるのに、べんきょうはいらないんだよ。あしたはあさはやくから、のらへいくのだ。はやくねなさい。」
【6】「はい。」
と、きんじろうは、またあかりをけさなければなりません。やっぱりきんじろうは、べんきょうができませんでした。

【7】「ああ、ひゃくしょうは、どうして、べんきょうをしてはいけないのだろう。そんなことはない。」
と思い(おも )ました。
 【8】けれども、おじさんにめいわくをかけてはいけません。
「そうだ。山(やま)へいく道(みち)や、たんぼへいく道(みち)で、本(ほん)を読も(よ )う。」
 【9】くわをかつぎながら、また、しばをかつぎながら、きんじろうは本(ほん)を読み(よ )ました。【0】

(二反長半(にたんおさなかば)編(へん) 白木(しらき)茂(しげる)著(ちょ) 「美しい(うつく  )話(はなし)・いじんの心(こころ)」より)