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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
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 チョコレート、キャンディー、ケーキなど、甘い(あま )お菓子( かし)を思い浮かべる(おも う   )だけで幸せ(しあわ )な気分(きぶん)になれる人(ひと)は多い(おお )でしょう。それらのお菓子( かし)を作る(つく )のに大切(たいせつ)なのが砂糖(さとう)です。しかし、砂糖(さとう)にはほかにもいろいろな働き(はたら )があります。

 その働き(はたら )のひとつに、カビや微生物(びせいぶつ)が増殖(ぞうしょく)するのを防ぐ(ふせ )というものがあります。カビや微生物(びせいぶつ)は湿っ(しめ )たところ、つまり、水分(すいぶん)のあるところが好き(す )です。砂糖(さとう)は、食べ物(た もの)の水分(すいぶん)の周り(まわ )をおおって、微生物(びせいぶつ)やカビの働き(はたら )をにぶらせます。ジャムや果物(くだもの)の缶詰(かんづめ)などがその例(れい)です。果物(くだもの)はほうっておくと傷ん(いた )だり腐っ(くさ )たりしますが、砂糖(さとう)とともに調理(ちょうり)することで長期間(ちょうきかん)保存(ほぞん)することができます。

 水分(すいぶん)を抱え込む(かか こ )砂糖(さとう)の性質(せいしつ)は、生クリーム(なま    )や卵白(らんぱく)の泡立て(あわだ )にも一役(ひとやく)買っ(か )ています。クリームや卵(たまご)のたんぱく質(    しつ)の水分(すいぶん)を砂糖(さとう)が抱え込む(かか こ )ことによって、泡(あわ)がくずれるのを防ぎ(ふせ )、また泡(あわ)同士(どうし)がくっつくのををおさえてくれます。ふわふわのクリームを作る(つく )のには、砂糖(さとう)が欠か(か )せないのです。
 肉(にく)を煮込む(にこ )ときにも、その働き(はたら )が発揮(はっき)されます。調理(ちょうり)する前(まえ)の下(した)準備(じゅんび)の肉(にく)に砂糖(さとう)をすりこんでおくと、軟らかく(やわ   )煮る(に )ことができます。それは、砂糖(さとう)が肉(にく)のたんぱく質(    しつ)の持つ(も )水分(すいぶん)を肉(にく)の中(なか)にとどめておくからです。

 甘(あま)さを作り出す(つく だ )調味(ちょうみ)料(りょう)というイメージの強い(つよ )砂糖(さとう)ですが、実際(じっさい)には水分(すいぶん)と結びつき(むす   )やすい性質(せいしつ)が私(わたし)たちの生活(せいかつ)の中(なか)でいろいろな役割(やくわり)をはたしているのです。
 働き者(はたら もの)の砂糖(さとう)は、縁(えん)の下(した)の力持ち(ちからも )なので、決して(けっ  )「えっへん!」といばっているわけではありません。しかし、ダイエットをさけぶ人(ひと)たちからは、かたき扱い(あつか )されています。「えっ? 変(へん)? 一生懸命(いっしょうけんめい)働い(はたら )ているのに……。」砂糖(さとう)からそんな声(こえ)が聞こえ(き  )てきそうです。

「カビ君(くん)は、どうして砂糖(さとう)が苦手(にがて)なの。」
「だって、砂糖(さとう)ってサ、トウっても甘い(あま )んだもん。」

  言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(σ)