未ログイン ログイン
音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 寝よ(ね )うとしたら、ブーンという音(おと)がして、あわてて灯り(あか )をつけたことがありませんか。そして、小さな(ちい  )蚊(か)がどこにいるか見つけよ(み   )うとしたことがあるでしょう。
 日本(にっぽん)では昔(むかし)、蚊(か)を防ぐ(ふせ )ために蚊帳(かや)という道具(どうぐ)を使っ(つか )ていました。これは、一ミリメートルほどの細かい(こま  )網(あみ)でできている四角い(しかく )テントのようなもので、部屋(へや)の中(なか)で四方(しほう)から吊り(つ )下げる(さ  )ようになっています。網目(あみめ)が細かい(こま  )ので、蚊(か)は中(なか)に入(はい)れませんが、涼しい(すず  )風(かぜ)は通す(とお )ことができます。昔(むかし)の日本人(にっぽんじん)は、蚊(か)の多い(おお )暑い(あつ )夏(なつ)の夜(よる)を、蚊帳(かや)の中(なか)で風鈴(ふうりん)の音(おと)を聞き(き )ながら涼しく(すず  )過ごし(す  )たのです。 

 しかし、昭和(しょうわ)の後期(こうき)になると、殺虫(さっちゅう)剤(ざい)や下水道(げすいどう)が普及(ふきゅう)した結果(けっか)、蚊(か)自体(じたい)が少なく(すく  )なり、蚊帳(かや)は次第に(しだい )使わ(つか )れなくなっていきました。 
 ところが、今(いま)、この蚊帳(かや)が再び(ふたた )注目(ちゅうもく)されています。蚊帳(かや)は、電気(でんき)も薬品(やくひん)も使わ(つか )ない点(てん)で、人間(にんげん)にも地球(ちきゅう)にももちろん蚊(か)にも優しい(やさ  )道具(どうぐ)だと考え(かんが )られるようになってきたのです。 

 日本(にっぽん)は、マラリヤの被害(ひがい)に悩まさ(なや  )れるアフリカ諸国(しょこく)にたくさんの蚊帳(かや)を送っ(おく )ています。これによって多く(おお )の子供(こども)たちの命(いのち)が助かっ(たす  )ているそうです。日本(にっぽん)ではほとんど使わ(つか )れることのなくなった蚊帳(かや)も、世界(せかい)では大(だい)活躍(かつやく)をしているのです。日本人(にっぽんじん)のこれからの役割(やくわり)は、より安く(やす )より安全(あんぜん)な蚊帳(かや)を世界中(せかいじゅう)に広める(ひろ  )ことではないでしょうカ。

「ブーン。」
「あ、蚊(か)や。蚊帳(かや)に入ろ(はい )う。」
「しまった。蚊帳(かや)に入ら(はい )れたカ。ヤーン。」

 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(α)