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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 【1】今日(きょう)は、お母さん( かあ  )に髪(かみ)を切っ(き )てもらう日です。ぼくたち兄弟(きょうだい)は、お母さん( かあ  )に髪(かみ)を切っ(き )てもらうことを、ママ床屋(とこや)と呼ん(よ )でいます。いつもママ床屋(とこや)なので、ぼくは一度(ど)も床屋(とこや)さんへ行(い)ったことがありません。
【2】「準備(じゅんび)できたよ。ひとりずつおいで。」
 お風呂場(ふろば)からお母さん( かあ  )の声(こえ)が響き(ひび )ます。ママ床屋(とこや)は、お風呂場(ふろば)でお店(みせ)を開く(ひら )のです。夏(なつ)は暑い(あつ )ので裸(はだか)でちょうどいいけれど、冬(ふゆ)のママ床屋(とこや)はぶるぶる震え(ふる )てしまいます。
 【3】ぼくは急い(いそ )で服(ふく)を脱ぎ(ぬ )、お風呂場(ふろば)へ飛ん(と )でいきました。お母さん( かあ  )は右手にバリカンを持ち(も )、ぼくを見るとにっこりしました。
「さあ、切ろ(き )うか。下を向か(む )ないで、ちゃんと前(まえ)を見ててね。」
 【4】そう言い(い )ながら、バリカンのスイッチを入れました。ウイーンウイーンと、バリカンの音が耳の近く(ちか )で聞こえ(き  )ます。ときどき髪の毛(かみ け)が引っ張ら(ひ ぱ )れるので、ぼくは、
「いてっ。」
と、まるでカメのように首(くび)をすくめます。【5】お母さん( かあ  )は、
「だめだめ。まっすぐにしていないと、変(へん)なところを切っ(き )ちゃうよ。」
と言い(い )ます。バリカンに刈ら(か )れた髪の毛(かみ け)が、パサリパサリとぼくの肩(かた)や背中(せなか)にくっつきます。そのうち、ちくちくと刺し(さ )てきます。【6】体(からだ)中かゆくてたまりません。
「ああ、もう限界(げんかい)だあ。」
と、ぼくが我慢(がまん)できなくなるころ、後ろ(うし )の髪(かみ)のカットが終わる(お  )のです。
「できた、できた。じゃあ、今度(こんど)は前髪(まえがみ)。さ、こっち向い(む )て。」
 ぼくは、くるりと振り向き(ふ む )ました。【7】目をつぶり、動か(うご )ないように息(いき)を止め(と )ます。
「はい、終わり(お  )。頑張っ(がんば )たね。」
 ぼくは目を開け(あ )ました。お母さん( かあ  )は、少し(すこ )離れ(はな )てぼくを眺め(なが )ています。ぼくが動い(うご )たから変(へん)なところを切っ(き )てしまったのではないかと心配(しんぱい)になります。
【8】「うん。いいんじゃない。床屋(とこや)さんじゃないのに、なかなかうまいよね。」
と、お母さん( かあ  )が言い(い )ました。ぼくはほっとしました。
 シャワーで洗い流す(あら なが )と、ちくちくしたのが取れ(と )てすっきりしました。【9】くもった鏡(かがみ)をごしごしと手で拭い(ふ )て、ぼくの顔(かお)を映し(うつ )てみました。いつもと違う(ちが )ぼくの顔(かお)です。自分(じぶん)でもなかなか格好いい(かっこう  )なと思い(おも )ました。【0】

(言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい) ω)