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音読検定
 楽しくできる音読で、読む力、考える力が育つ。
 音読検定

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2026/9/22

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 【1】そのときでした。
「こらっ、おまえなんかに、みずをのまれてたまるもんか。きたならしい。むこうへいってしまえ。」
 【2】きんじょのおとこがたけのぼうで、こじきをおいはらいました。
 ガンジーは、もう、がまんができませんでした。
【3】「おじいさん、まって。ぼくが、くんであげるよ。」
 ガンジーは、いそいでみずをくみあげると、こじきをやさしくつれもどしてきました。

【4】「ぼっちゃん、ありがとうございます。」
 としよりのこじきは、ぽろぽろなみだをこぼしながらも、さもおいしそうにみずをのみました。【5】やせたいぬも、ぺちゃぺちゃみずをのむと、さもうれしそうにガンジーのかおあげるのでした。
 ガンジーは、みんながじぶんをているのに気がつくき   と、まっかになって、いえへかけこみました。

 【6】ゆうごはんのあとで、ガンジーは、おとうさんにきょうのはなしをくわしくしました。ガンジーのおとうさんは、インドで高いたか くらいについているやくにんでした。【7】そのおとうさんは、にこにこすると、
「おお、おまえは、よいことをしてくれた。かわいそうなひとをたすけるのは、人間にんげんのつとめなんだ。よいことをするのに、しりごみしていてはいけない。【8】よくやったね。きょうのおこないは、ゆうきがあって、りっぱなものだ。おまえは、よわむしでもなければ、いくじなしでもないのだ。大きくおお  なっても、ただしいことをするそのゆうきをなくしてはいけない。」

 【9】いつも、じぶんをいくじなしだとばかり思っおも ていたガンジーは、はじめてそうでないことがわかりました。そして、むねが、すーっとあかるくなるのでした。【0】

二反長半にたんおさなかばへん 白木しらきしげるちょ 「美しいうつく  はなし・いじんのこころ」より)