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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 【1】そのときでした。
「こらっ、おまえなんかに、水(みず)をのまれてたまるもんか。きたならしい。むこうへいってしまえ。」
 【2】きんじょの男(おとこ)がたけのぼうで、こじきをおいはらいました。
 ガンジーは、もう、がまんができませんでした。
【3】「おじいさん、まって。ぼくが、くんであげるよ。」
 ガンジーは、いそいで水(みず)をくみあげると、こじきをやさしくつれもどしてきました。

【4】「ぼっちゃん、ありがとうございます。」
 年(とし)よりのこじきは、ぽろぽろなみだをこぼしながらも、さもおいしそうに水(みず)をのみました。【5】やせた犬(いぬ)も、ぺちゃぺちゃ水(みず)をのむと、さもうれしそうにガンジーの顔(かお)を見(み)あげるのでした。
 ガンジーは、みんながじぶんを見(み)ているのに気がつく(き   )と、まっかになって、家(いえ)へかけこみました。

 【6】ゆうごはんのあとで、ガンジーは、おとうさんにきょうのはなしをくわしくしました。ガンジーのおとうさんは、インドで高い(たか )くらいについているやくにんでした。【7】そのおとうさんは、にこにこすると、
「おお、おまえは、よいことをしてくれた。かわいそうな人(ひと)をたすけるのは、人間(にんげん)のつとめなんだ。よいことをするのに、しりごみしていてはいけない。【8】よくやったね。きょうのおこないは、ゆうきがあって、りっぱなものだ。おまえは、よわむしでもなければ、いくじなしでもないのだ。大きく(おお  )なっても、ただしいことをするそのゆうきをなくしてはいけない。」

 【9】いつも、じぶんをいくじなしだとばかり思っ(おも )ていたガンジーは、はじめてそうでないことがわかりました。そして、むねが、すーっとあかるくなるのでした。【0】

(二反長半(にたんおさなかば)編(へん) 白木(しらき)茂(しげる)著(ちょ) 「美しい(うつく  )話(はなし)・いじんの心(こころ)」より)