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音読検定
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 音読検定

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2026/9/22

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【長文が二つある場合、読解問題用の長文は一番目の長文です。】
 地球ちきゅう表面ひょうめんの七わりうみです。りく地形ちけい簡単かんたんに見ることができますが、うみの中の地形ちけいは見ることができません。長いなが あいだ海底かいてい地形ちけいはなぞにつつまれていました。しかし、二十世紀せいきになって、深いふか うみの中を調べるしら  技術ぎじゅつ発達はったつしました。たとえば、うみそこ音波おんぱをぶつけて、はねかえってくる時間じかんのちがいから、うみふかさを測るはか 方法ほうほう考え出さかんが だ れたのです。こうして、しだいに海底かいてい姿すがたがわかってきました。
 海底かいてい地形ちけいを見ると、陸地りくち以上いじょうに大きな山やたにがたくさんあることに驚かさおどろ  れます。陸上りくじょう山脈さんみゃくとはまったくくらべものにならないほど、長いなが 山脈さんみゃく続いつづ ていたり、深いふか たになん本もきざまれている場所ばしょもあります。海底かいていは、山ありたにありなのです。なぜ、うみそこはこのような地形ちけいになっているのでしょう。
 地球ちきゅう中心ちゅうしんからは、いつも熱いあつ マグマが上昇じょうしょうしています。マグマは、地殻ちかく引き裂いひ さ 新しいあたら  海底かいてい作りつく ます。うみ山脈さんみゃく、つまり海嶺かいれいは、新しいあたら  海底かいていが生まれ出ている現場げんばです。またうみたに、つまり海溝かいこうは、海底かいてい地球ちきゅう中心ちゅうしん沈みしず こんでいる場所ばしょです。海嶺かいれい海溝かいこうも、たいへん地震じしん起きお やすい場所ばしょです。
 地球ちきゅう表面ひょうめんは、十まい以上いじょういた分かれわ  ており、それぞれが異なっこと  方向ほうこうにゆっくりと動いうご ています。そのスピードは、一年にすうセンチメートルほどです。海底かいてい陸地りくちも、このプレートと呼ばよ れるいたの上に乗っの 少しすこ ずつ動きうご ます。これをプレートテクトニクス理論りろん言いい ます。したをかみそうな名前なまえなので、テクトウ(適当てきとう)に読みよ たくなってしまいます。
 プレートがのプレートとぶつかる場所ばしょはどうなっているのでしょう。そこでは片方かたほうのプレートが新しくあたら  生まれ出ており、もう片方かたほうのプレートがその下に沈みしず こんでいます。海底かいていの山やたには、プレートが動くうご ときに大きな力がかかってできるきずのようなものです。まさに地球ちきゅうは生きているということがわかります。
 陸地りくち動いうご ているのではないかということを最初さいしょ考えかんが たのは、二十世紀せいき初めはじ のウェゲナーという人でした。かれは、世界せかい地図ちずを見ているとき、陸地りくちをはさみで切り取っき と てジグソーパズルのように合わせあ  てみると、ぴったり合うあ ことに気がついたのです。アフリカ大陸たいりく西にし南米なんべい大陸たいりくひがし海岸線かいがんせんなど、驚くおどろ ほどうまく重なりかさ  ます。このふとした思いつきおも   から、考え出さかんが だ れたのが大陸たいりく移動いどうせつです。大昔おおむかし地球ちきゅうにはパンゲア大陸たいりく呼ばよ れる一つの巨大きょだい大陸たいりくがあり、これがいくつかに分かれわ  移動いどうし、現在げんざいのようなたくさんの大陸たいりくになったという考え方かんが かたでした。
 しかしウェゲナーは、なぜ大陸たいりく分かれわ  動いうご ていったのかということまでは、うまく説明せつめいできませんでした。そのため、当時とうじ学者がくしゃたちは大陸たいりく移動いどうせつ疑問ぎもんをいだいていました。また、自分じぶんたちの生活せいかつ基盤きばんである大地だいち動くうご という考えかんが は、人々の反発はんぱつ買いか ました。ウェゲナーは化石かせき調査ちょうさなどを行ないおこ  、その証拠しょうこ示そしめ うとしましたが、グリーンランドを探検たんけん中に遭難そうなんしてしまいました。
 ウェゲナーの死後しご、いったんほろび去っさ たかに見えた大陸たいりく移動いどうせつは、プレートテクトニクス理論りろんとともに復活ふっかつすることになります。世界せかい地図ちずを見てふとひらめいた考えかんが が、すう十年のとき真実しんじつであるとわかったのです。
 ウェゲナーがいまも生きていれば、きっとうれしゲナーかおをしたでしょう。自分じぶんの正しかったことが証明しょうめいされて、ウェゲナーはうれしなきをしたかもしれません。「ウェーン。」

 言葉ことばの森長文ちょうぶん作成さくせい委員いいんかい(κ)
 【1】現代げんだい携帯けいたい電話でんわという便利べんりなものがありますが、むかし情報じょうほうひとつ運ぶはこ のも大変たいへんでした。【2】手紙てがみにして、相手あいてのいるところにまでとどけなくてはなりません。もちろん荷物にもつ運ぶはこ トラックも鉄道てつどうもない時代じだいです。
 【3】江戸えど時代じだい、このような郵便ゆうびん宅配たくはい便びん仕事しごとをしていたのが飛脚ひきゃくでした。戦乱せんらん世の中よ なかでは、各地かくち関所せきしょ置かお れ、みち自由じゆう通行つうこうすることができませんでした。【4】しかし、江戸えど平和へいわ時代じだいになると、街道かいどう宿場しゅくば整備せいびされ、人やもの移動いどうがスムーズになったのです。
 【5】飛脚ひきゃくのうちで、料金りょうきんがいちばん安いやす ものは、なん日で届けるとど  という保証ほしょうがないものでした。急ぐいそ ものや重いおも ものは値段ねだん高いたか というところはいま同じおな でした。
 【6】飛脚ひきゃく頼むたの とき、近いちか ところだといまのお金ですう百円、江戸えどから大阪おおさかまでの最ももっと 速いはや 特急とっきゅう便びんだとすうまん円もかかったそうです。
 ところで、なぜうま使わつか なかったのか、という疑問ぎもんがわいてきます。【7】理由りゆうとしては、当時とうじうまいま競走きょうそうのように速くはや なかったこと、遠距離えんきょり走れはし なかったこと、そして何よりなに  リレーしていくうま常につね 飼っか ておく費用ひようがかかりすぎたことなどが挙げあ られています。
 【8】さて、これらの飛脚ひきゃく明治めいじ時代じだいに入って、イギリスから郵便ゆうびん制度せいど取り入れと い られたことにより、その役割やくわり終えお ました。郵便ゆうびんくにだけが行うおこな ようになり、切手きってをはるという仕組みしく もできました。【9】江戸えど時代じだい飛脚ひきゃくたちが、いま高速こうそく情報じょうほう通信つうしん時代じだいたら、目を丸くまる することでしょう。もしかしたら、マラソン選手せんしゅになって、オリンピックで活躍かつやくするかもしれません。【0】

 言葉ことばの森ちょう作成さくせい委員いいんかい α