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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【長文が二つある場合、音読の練習はどちらか一つで可。】
 【1】日曜日(にちようび)のことです。お父さん( とう  )が、
「ちょっと背中(せなか)踏ん(ふ )で。」
と言い(い )ました。私(わたし)は、時々(ときどき)お父さん( とう  )の背中(せなか)を踏ん(ふ )であげます。手でマッサージをするよりも、私(わたし)が踏む(ふ )方(ほう)が気持ち(きも )がいいのだそうです。【2】私(わたし)が手でマッサージをしても、お父さん( とう  )にとっては物足りない(ものた   )のでしょう。
 私(わたし)は、靴下(くつした)を脱ぐ(ぬ )と、
「うん、いいよ。」
と言い(い )ました。どうしてかというと、靴下(くつした)を履い(は )ていると滑り(すべ )やすいからです。
【3】「お父さん( とう  )、乗る(の )よ。」
と声(こえ)をかけて、右足から背中(せなか)に乗り(の )ました。そして、お父さん( とう  )の背中(せなか)の上でゆっくりと足踏み(あしぶ )をしました。
「ううん。気持ちいい(きも   )なあ。」
お父さん( とう  )は、うつぶせになったまま声(こえ)を出しました。
 【4】背中(せなか)の上は、バランスをとって足踏み(あしぶ )をするのが少し(すこ )難しい(むずか  )です。それも、同じ(おな )ところだけでなく、背中(せなか)全体(ぜんたい)を踏ま(ふ )なくてはなりません。足の裏(うら)全体(ぜんたい)で優しく(やさ  )踏む(ふ )のは、少し(すこ )コツが要り(い )ます。
 私(わたし)は、
「もう少し(  すこ )強く(つよ )踏ん(ふ )でもいい。」
と聞き(き )ました。【5】お父さん( とう  )は、
「うん。思い切り(おも き )踏ん(ふ )でいいよ。」
と答え(こた )ました。私(わたし)は、少し(すこ )力を入れて踏み(ふ )始め(はじ )ました。
 お父さん( とう  )の仕事(しごと)は、体(からだ)をたくさん動かす(うご  )仕事(しごと)です。重い(おも )ものを運ぶ(はこ )こともあるので、大変(たいへん)なのだと思い(おも )ます。【6】お父さん( とう  )は、いつも元気(げんき)に働い(はたら )ているので、日曜日(にちようび)にはたっぷり休んでほしいと思い(おも )ました。
 私(わたし)がしばらく踏ん(ふ )でいると、お父さん( とう  )は気持ちよ(きも  )さそうに居眠り(いねむ )のふりを始め(はじ )ました。私(わたし)は、ふざけて、もっと強く(つよ )踏み出し(ふ だ )ました。
 【7】お父さん( とう  )の背中(せなか)は、広く(ひろ )て厚み(あつ )があって、まるで小さな丘(おか)のようです。私(わたし)は、いつの間にか(   ま  )お父さん( とう  )の背中(せなか)の上にいることを忘れ(わす )て、丘(おか)の上で行進(こうしん)しているような気持ち(きも )になってきました。
 【8】お父さん( とう  )は、しばらく寝(ね)たふりをしていましたが、突然(とつぜん)、
「いたたた。踏み(ふ )方(かた)が強(つよ)すぎる。」
と言っ(い )て起き上がり(お あ  )ました。私(わたし)は、昔(むかし)、お母さん( かあ  )にやってもらったように、
「痛い(いた )の、痛い(いた )の、飛ん(と )でけえ。」
と言っ(い )てあげました。
 【9】すると、お父さん( とう  )は、にっこりして、
「よし、元気(げんき)になったから、どこかに遊び(あそ )に行こ(い )う。」
と言い(い )ました。私(わたし)はうれしくて、お父さん( とう  )に飛びつき(と   )ました。【0】

(言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい) ω)
 およげなくてもしずまないみずうみ――ふしぎな死海(しかい)――

 【1】死海(しかい)では、なぜからだがしずまないのか、そのわけをおはなししましょう。
 ふつう、みずうみは、海(うみ)とちがって、ま水(しおけのない水)のわけです。【2】ところが、この死海(しかい)は、海(うみ)の水よりも、もっとしおからいのです。六ばいもしおけがおおいのです。
 みなさんは、ま水の川や、プールよりも、しおけのある海(うみ)のほうが、よくおよげるということを、知っ(し )ているでしょう。
 【3】だから、海(うみ)よりもしおけのおおい死海(しかい)では、からだがうきあがってしまうのです。
 それでは、ふつうのみずうみはま水なのに、この死海(しかい)は、なぜそんなにたくさんのしおけをふくんでいるのでしょうか。
 【4】それは、こういうわけです。
 この死海(しかい)のあるところは、とちがひくくて、海(うみ)より四百メートルもひくいのです。
 ですから、たくさんの川が、みんなこのみずうみにながれこんでいます。
 【5】ところで、このへんのとちは、しぜんのしおをふくんでいますので、川の水がすこしずつしおを死海(しかい)にはこんでいるのです。ところが死海(しかい)からは、どこへも水がながれていきません。【6】そのかわり、つよいたいようにてらされて、水だけがどんどんじょうはつしますから、しおがみずうみにのこって、だんだんしおけがこくなったのです。
 【7】さて、にんげんがしねないのに死海(しかい)というなまえがついているわけをおはなししましょう。
 【8】にんげんはしねないけれど、このみずうみには、さかながすんでいないのです。しおからすぎて、さかながすめないのです。
 さかなをはなしてやっても、みんなしんでしまいます。
 【9】にんげんだって、水におぼれることはありませんが、あまりながく、このみずうみにはいっていると、からだのひふがぴりぴりしてきて、たいへんなことになります。それで、死海(しかい)というのです。【0】

(「世界(せかい)ふしぎめぐり二年生」より抜粋(ばっすい))