未ログイン ログイン
音読検定
 楽しくできる音読で、読む力、考える力が育つ。
 音読検定

★このページは、現在工事中です。しばらくお待ちください。
2026/9/22

1.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
2.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
3.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。




【1】「あ、宿題しゅくだい忘れわす てた。」 
学校に着いつ て、教室きょうしつに入ったぼくは、宿題しゅくだい忘れわす たことに気がつきました。昨日きのうは三丁目ちょうめ公園こうえん遊びあそ 行っい 遅くおそ まで鬼ごっこおに   をしました。三月になってからずいぶん日が延びの たので六まで遊んあそ でいいことになりました。【2】いえ帰っかえ たらやろうと思っおも ていたのに、すっかり忘れわす てしまったのです。
 先生がまえ終わらお  せてしまおうと大急ぎおおいそ でランドセルから宿題しゅくだいのプリントを出しました。ぼくがプリントをやろうとすると、 
「中田くん。もしかしたら、それ、宿題しゅくだい?」 
と、ダイちゃんが、小林先生の真似まねをしてやってきました。【3】小林先生というのは、ぼくたちの担任たんにんの先生です。まるでお笑い わら 芸人げいにんみたいな面白いおもしろ 先生です。
 ダイちゃんが先生の真似まねをしたので、周りまわ にいたみんながげらげら笑いわら ました。ぼくたちは調子ちょうし乗っの 次々つぎつぎと先生の真似まねをしました。【4】突然とつぜん、ゆきちゃんが、
「三年生になったら、どの先生が担任たんにんになるのかな。」 
言いい ました。ぼくは、いすから滑り落ちすべ お そうになりました。 
「小林先生じゃないの?」 
と、思わずおも  叫んさけ でしまいました。【5】みんなは、ちょっとあきれたかおで、
知らし ないの? 三年になったら先生変わるか  って、お母さん かあ  言っい てたよ。」 
と、口々に言いい ました。ぼくは全然ぜんぜん知りし ませんでした。考えかんが たこともありませんでした。ずっと先生と一緒いっしょのような気持ちきも でいたのです。
 【6】先生のつくえ後ろうし 貼っは てあるポケモンカレンダーを見ました。春休みはるやす まであとなん日あるのか知りし たくて、ぼくは数えかぞ 始めはじ ました。 
「一、ニ、三、四、五、六、七、八、九、十。あと十かい!」 
あと十かい学校にたら小林先生とお別れわか なのだと思うおも と、きゅう寂しくさび  なってきました。【7】どうして大事だいじなことを言っい てくれないのかとお母さん かあ  文句もんく言いい たくなってきました。今日きょうよる絶対ぜったい言っい てやるぞと思いおも ました。 
 ぼくがテレビを見ていると、買い物か ものぶくろをぶら下げたお母さん かあ  仕事しごとから帰っかえ てきました。 
【8】「もうはるだね。まだ明るいあか  もんね。はるになると、なんだかうきうきしちゃうね。」 
なんて嬉しうれ そうに言いい ます。ぼくはお母さん かあ  かおを見ないで、
「三年になったら小林先生じゃなくなるんだって。」 
不機嫌ふきげんそうに言いい ました。【9】お母さん かあ  買い物か ものぶくろ置いお てぼくのよこ座りすわ ました。 
「そうだね。お母さん かあ  も小林先生のファンだったから寂しいさび  よ。ずっと小林先生だったらいいのにね。でも、そんないじけたかおをしていると、小林先生も元気げんきがなくなっちゃうよ。」 
言っい て、ぼくの背中せなかをぽんとたたきました。【0】小林先生は楽しいたの  ことが大好きだいす です。寂しいさび  けれど、最後さいごまで元気げんきかおでいようとぼくは思いおも ました。

言葉ことばの森長文ちょうぶん作成さくせい委員いいんかい ω)