未ログイン ログイン
音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【1】「おや、かわいそうに。」
 ある朝(あさ)のこと。なんのきなしに、りょうかんさまがゆかの下を見ると、たけのこがあたまをだしています。【2】たけのこは、ゆかにあたまがとどいて、もうのびることができないでいます。
【3】「きのどくなことじゃ。まてまて。」
 りょうかんさまはかなづちをもってくると、めりめりめりと、ゆかいたをはがしてしまいました。
【4】「たけのこさんや、もう、だいじょうぶだ。さあ、のびておくれ。」
 【5】りょうかんさまはそういってうれしそうなかおをしました。
 【6】十日ばかりたちました。たけのこはぐんぐんのびて、こんどはやねにつかえました。【7】するとりょうかんさまは、やねのむぎわらをぬいて、やねにあなをあけ、そこからたけのこをだしてやりました。
 【8】うちの中にはえた、たけのこのそばにすわって、りょうかんさまはにこにこしながら、ながめていました。
【9】「あっ、これはまあ。」
 りょうかんさまのうちのまえをとおりかかった、村のおひゃくしょうさんはこれを見て、あいた口がふさがりませんでした。【0】
 
 (宮脇(みやわき) 紀雄(としお)著(ちょ) 「偉人(いじん)の話(はなし)」より)