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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 【1】夏休み(なつやす )に、私(わたし)と弟(おとうと)の二人だけで、京都(きょうと)のおばあちゃんの家(いえ)に行く(い )ことになりました。今年(ことし)からお母さん( かあ  )が仕事(しごと)を始め(はじ )たので、子供(こども)だけで行く(い )ことになったのです。子供(こども)だけで新幹線(しんかんせん)に乗る(の )のは初めて(はじ  )です。私(わたし)は楽しみ(たの  )で仕方(しかた)ないのに、お母さん( かあ  )は何だか(なん  )不安(ふあん)そうです。
【2】「ほんとに寝(ね)ちゃ駄目(だめ)よ。大丈夫(だいじょうぶ)ね。」
お母さん( かあ  )が何(なん)度(ど)も私(わたし)の顔(かお)をのぞきこんで言い(い )ました。私(わたし)は、自信満々(じしんまんまん)で、
「大丈夫(だいじょうぶ)だよ。心配(しんぱい)いらないから。」
と言い(い )ました。お母さん( かあ  )は、でもまだ不安(ふあん)そうな顔(かお)で、
「頼(たの)んだからね。ハルが寝(ね)ちゃったら早めに起こし(お  )てね。」
と繰り返し(く かえ )ます。【3】お母さん( かあ  )は本当に(ほんとう )心配(しんぱい)性(しょう)なんだからと心(こころ)の中で思い(おも )ました。
 新幹線(しんかんせん)に乗る(の )ときは、いつもシウマイ弁当(べんとう)を食べ(た )ます。私(わたし)はシウマイが大好き(だいす )なので、このお弁当(べんとう)は大好物(こうぶつ)です。売店(ばいてん)で、シウマイ弁当(べんとう)とお菓子( かし)を買い(か )ました。【4】私(わたし)はチョコレート、ハルはグミです。それを抱え(かか )て新幹線(しんかんせん)に乗り込み(の こ )ました。
 ドアのところでお母さん( かあ  )がまた心配(しんぱい)そうな顔(かお)をしたので、私(わたし)とハルは、元気(げんき)いっぱいに手を振り(ふ )ました。切符(きっぷ)を見ながら席(せき)を探し(さが )て、座る(すわ )とすぐにお弁当(べんとう)を食べる(た  )用意(ようい)を始め(はじ )ます。
【5】「いただきます。」
二人で手を合わせ(あ  )ました。わくわくしながら蓋(ふた)を開ける(あ  )と、シウマイが五つ並ん(なら )でいます。まるで仲良く(なかよ )座っ(すわ )ているみたいです。
「やっぱり新幹線(しんかんせん)に乗っ(の )たらシウマイ弁当(べんとう)だよね。」
私(わたし)は、ハルに言い(い )ました。【6】ハルも、
「ぼくも大好き(だいす )。」
と言い(い )ながら、一つ目のシウマイをパクリと口に入れました。私(わたし)は、おいしいものは最後(さいご)に味わっ(あじ  )て食べる(た  )のが好き(す )です。お行儀(ぎょうぎ)が悪い(わる )と渋い(しぶ )顔(かお)をするお母さん( かあ  )もいないので、私(わたし)は五つ全部(ぜんぶ)を取っ(と )ておくことにしました。
 【7】私(わたし)がとっておきのシウマイに箸(はし)をつけようとしたときです。ハルが、
「ああっ。」
と叫び(さけ )ました。驚い(おどろ )た私(わたし)の足元(あしもと)を、コロコロとシウマイが転がっ(ころ  )ていきます。ハルの落とし(お  )たシウマイでした。それも、最後(さいご)の一つです。ハルは今(いま)にも泣き(な )出しそうな顔(かお)をしています。【8】なんだかかわいそうになり、私(わたし)は自分(じぶん)のシウマイを一つ、ハルにあげました。もしお母さん( かあ  )が一緒(いっしょ)なら、お母さん( かあ  )が自分(じぶん)のシウマイを分け(わ )ていたと思い(おも )ます。ああ、早く食べ(た )てしまえばよかったなあと残念(ざんねん)に思い(おも )ましたが、ハルがとても喜ん(よろこ )だのでよかったです。【9】それに、通路(つうろ)をはさんで隣(となり)に座っ(すわ )ていたおばあさんが、
「さすがお姉ちゃん(ねえ   )、偉い(えら )わね。」
と声(こえ)をかけてくれました。恥ずかしかっ(は     )たけれど、嬉しかっ(うれ   )たです。ハルは、シウマイのお礼( れい)だと言っ(い )て、自分(じぶん)のグミを半分(はんぶん)分け(わ )てくれました。ハルもいいところがあるなと思い(おも )ました。
 【0】本を読ん(よ )だり、しりとりをしたり、なぞなぞを出し合っ(だ あ )たりするうちに、いつの間にか(   ま  )京都(きょうと)に着き(つ )ました。お母さん( かあ  )はまだ心配(しんぱい)しているかなあ。京都(きょうと)に着い(つ )たことを早く伝え(つた )たいなと思い(おも )ました。

(言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい) ω)