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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
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 マンボウの大きさは、だいたい畳(たたみ)一枚(まい)ほどもあり、体(からだ)の後ろ(うし )半分(はんぶん)が切り取ら(き と )れたような形(かたち)をしているため、まるで頭(あたま)だけが泳い(およ )でいるように見えます。
 人気のあるマンボウですが、実は(じつ )水族館(すいぞくかん)での飼育(しいく)はたいへん難しい(むずか  )のです。その理由(りゆう)は、えさをうまく食べ(た )られないことや、泳ぎ(およ )が下手で水槽(すいそう)の壁(かべ)に体(からだ)をぶつけて弱っ(よわ )てしまうことが多い(おお )ためです。
 魚(さかな)の仲間(なかま)は驚く(おどろ )ほど卵(たまご)をたくさん産み(う )ます。その中でもナンバーワンはマンボウで、メスが一度(ど)に産む(う )卵(たまご)の数(かず)は、三億(おく)個(こ)近く(ちか )にもなります。
 マンボウのお母さん( かあ  )は、卵(たまご)を産み(う )っぱなしで、保護(ほご)するということをしません。卵(たまご)や孵化(ふか)したマンボウの子どもは、海中(かいちゅう)に漂っ(ただよ )ている間(あいだ)に、どんどんほかの生き物(い もの)に食べ(た )られてしまいます。最初(さいしょ)のごく小さいうちは、イワシやサンマ、アジなどのえじきになり、少し(すこ )大きくなったマンボウの子どもは、マグロやカツオ、海鳥(うみどり)、ウミガメなどに襲わ(おそ )れてしまいます。
 けれども、マンボウの子どもたちも、ただ何(なん)の抵抗(ていこう)もせずに食べ(た )られているわけはありません。子どものマンボウの体(からだ)には長い(なが )とげがたくさんあります。まるでお菓子( かし)のコンペイトウのようで、大人のマンボウとは似(に)ても似つか(に  )ない形(かたち)です。大きな魚(さかな)に対して( たい  )は、この程度(ていど)のとげはなんの役(やく)にも立ちませんが、小型(こがた)の魚(さかな)に食べ(た )られる確率(かくりつ)は小さくなります。このとげは、成長(せいちょう)するにつれて短く(みじか )なり、マンボウ独特(どくとく)の形(かたち)に変わっ(か  )ていきます。
 マンボウの兄弟(きょうだい)たちは、大人になるまでにどんどん数(かず)が減っ(へ )ていきます。生き残る(い のこ )ことができるのは、三億(おく)個(こ)もあった卵(たまご)のうち、たったの三十個(こ)ほどです。

「マンボウさん、のんびりしていますね。」
「ヒマンボウ。」
「えさは、吸い込む(す こ )だけですか。」
「カマンボウ。」
「いつも海(うみ)に浮い(う )ているだけですね。」
「シズマンボウ。」
「もっと別(べつ)のセリフ、ないですか。」
「スマンボウ。」

 言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(κ)