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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【1】「今日(きょう)は十五夜(じゅうごや)だから、お団子(だんご)作ろ(つく )うか。」
 朝(あさ)ごはんのあとで、お母さん( かあ  )が言い(い )ました。私(わたし)は、大きな声(こえ)で、
「うん、作ろ(つく )う。作ろ(つく )う。」
と騒ぎ(さわ )ました。お母さん( かあ  )は、にっこりしながら、
「じゃあ、材料(ざいりょう)用意(ようい)しておくから、今日(きょう)は遊ぶ(あそ )約束(やくそく)をしないでね。」
と言い(い )ました。
 【2】私(わたし)は、小さいころから何(なん)回(かい)もお団子(だんご)を作っ(つく )たことがあります。私(わたし)はお団子(だんご)作り(づく )が大好き(だいす )です。こねた生地(きじ)を手の平(て ひら)でころころと丸め(まる )ます。まるで粘土(ねんど)遊び(あそ )のようです。粘土(ねんど)と違う(ちが )のは、お団子(だんご)の方(ほう)がおいしそうな匂い(にお )がするところです。【3】お母さん( かあ  )はゆでてからでないと食べ(た )られないと言う(い )のですが、いつも、こっそり一口だけかじってみたくなります。
 家(いえ)に帰る(かえ )と、すぐにお団子(だんご)作り(づく )に取りかかり(と    )ました。お母さん( かあ  )が用意(ようい)してくれていたお団子(だんご)の粉(こな)と水を混ぜ(ま )ます。
【4】「ゆっくり混ぜ(ま )ないと、はねるから気をつけて。」
と注意(ちゅうい)されたので、なるべく丁寧(ていねい)に気をつけてかき混ぜ(  ま )ました。だんだん粘土(ねんど)のようにまとまってきました。お母さん( かあ  )は、
「どれどれ、ちょっと見せて。」
と、少し(すこ )つまむと、
「耳たぶくらいの柔らか(やわ  )さになったかな。【5】うん、いいんじゃない。もう丸め(まる )ていいよ。」
と言い(い )ました。そんなときのお母さん( かあ  )は、てきぱきしていて、まるで学校の先生のようだなと思い(おも )ます。生地(きじ)をむにゅっと取っ(と )て、ピンポン玉くらいの大きさに丸め(まる )ていきます。お供え( そな )にするのは十五個(こ)です。【6】残り(のこ )は、お母さん( かあ  )と私(わたし)のおやつになります。十五個(こ)までは同じ(おな )大きさになるように、丁寧(ていねい)に丸め(まる )ました。
「やった。十五個(こ)できた!」
 丸め(まる )終わっ(お  )たお団子(だんご)をよく見てみると、大きさもまちまちだし、形(かたち)もまん丸(  まる)ではありません。【7】丁寧(ていねい)に作っ(つく )たはずなのに、おかしいなあと心(こころ)の中で思い(おも )ました。そんな私(わたし)の気持ち(きも )がわかったのか、お母さん( かあ  )は、
「上手にできたね。お母さん( かあ  )が子どものころは、こんなに上手に丸め(まる )られなかったよ。お月様(さま)も喜ん(よろこ )でくれるね。」
と言っ(い )てくれました。【8】ゆで上がったお団子(だんご)は、もっちりしていてとてもおいしそうでした。
 十五夜(じゅうごや)では、お団子(だんご)は十五個(こ)お供え( そな )するのだそうです。中秋(ちゅうしゅう)の名月というのは、昔(むかし)の暦(こよみ)で八月十五日のお月様(さま)のことをいうのだとお母さん( かあ  )が教え(おし )てくれました。【9】十五日だから十五個(こ)お供え( そな )するのかなと心(こころ)の中で思い(おも )ました。十五個(こ)のお団子(だんご)を、まるでピラミッドのように重ね(かさ )て、窓(まど)のそばに置き(お )ました。まん丸(  まる)なお月様(さま)が嬉し(うれ )そうにこちらを見ているような気がしました。【0】

(言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい) ω)