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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 スフィンクスというのは、エジプトやギリシア、メソポタミアの神話(しんわ)に登場(とうじょう)する、人間(にんげん)の顔(かお)を持ち(も )、ライオンの胴体(どうたい)を持つ(も )という怪物(かいぶつ)です。エジプトのスフィンクスは、あごひげを生やした王様(おうさま)の顔(かお)をしていて、王様(おうさま)や神様(かみさま)を守る(まも )とされています。メソポタミアのスフィンクスは、顔(かお)は女性(じょせい)で、鷲(わし)の翼(つばさ)を持っ(も )ています。ギリシアのスフィンクスも、顔(かお)は美しい(うつく  )女性(じょせい)、脚(あし)と尾(お)は獅子(しし)で、翼(つばさ)は鷲(わし)となっています。
 スフィンクスは、たいへん知恵(ちえ)があり、なぞなぞやゲームが大好き(だいす )です。神話(しんわ)によると、王の息子(むすこ)オディプスは、スフィンクスがテーバイという町で通る(とお )ものになぞなぞを出して、解け(と )ない者(もの)を食べる(た  )という話(はなし)を聞き(き )ました。オディプスが行(い)ってみると、スフィンクスは次(つぎ)のような問題(もんだい)を出しました。
「朝(あさ)には四本足、昼(ひる)には二本足、夜(よる)には三本足で歩く(ある )ものは何(なに)か。その生き物(い もの)はすべての生き物(い もの)の中で、いちばん姿(すがた)を変える(か  )ものである」
 それまでにも、多く(おお )の人たちが挑戦(ちょうせん)しましたが、誰(だれ)もこの謎(なぞ)を解く(と )ことはできませんでした。しかし、オディプスは、スフィンクスにこう言い(い )ました。
「答え(こた )は人間(にんげん)だ。なぜかと言う(い )と、赤ん坊(あか ぼう)の頃(ころ)はハイハイで四つ足、大人になると二本足で歩き(ある )、年をとると杖(つえ)をつくので三本足になるからだ。」
 謎(なぞ)を解か(と )れたスフィンクスは海(うみ)に身(み)を投げ(な )てしまいました。
 人間(にんげん)はこのように、一生のうちでその姿(すがた)を何(なん)度(ど)も変え(か )ます。姿(すがた)だけでなく、脳(のう)の働き(はたら )や感情(かんじょう)なども、成長(せいちょう)とともに変化(へんか)します。これは他(た)の動物(どうぶつ)よりも、脳(のう)をはじめとした体(からだ)のしくみが複雑(ふくざつ)なせいです。スフィンクスは、このなぞなぞを通じて( つう  )、ほんとうは何(なに)を人間(にんげん)に問う(と )ていたのでしょうか。今(いま)となっては知る(し )よしもありません。
 では、「朝(あさ)には八本足、昼(ひる)には七本足、夜(よる)には六本足の生き物(い もの)」は何(なに)でしょうか。答え(こた )は、お腹( なか)のすいたタコが、昼(ひる)に自分(じぶん)の足を一本食べ(た )、夜(よる)にもう一本食べ(た )てしまったところです。

 言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(φ)