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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【長文が二つある場合、音読の練習はどちらか一つで可。】
【1】「また、止まってる。」
 お母さんが部屋(へや)に入ってきました。二年生のときの絵や作文、写真(しゃしん)などがいろいろなところから出てくるたび、私(わたし)は片付け(かたづ )の手を止めてしまいます。
【2】「ちょっと思い出にひたっていただけ。」
と言い訳(い わけ)をしましたが、机(つくえ)の上には、たくさんのプリントや本や教科書が山のようになっています。
「思い出もいいけれど、これじゃあ夜までかかっても終わら(お  )ないわよ。」
【3】「大丈夫(だいじょうぶ)、大丈夫(だいじょうぶ)。ちゃんと終わる(お  )って。」
「そう。桃子(ももこ)おばちゃんたちとお食事(しょくじ)に行くから早く終え(お )てね。」
 春休みなので、親せきの桃子(ももこ)おばちゃんたちと夕飯(ゆうはん)を食べに行く約束(やくそく)をしています。【4】それも、私(わたし)の大好き(だいす )なイタリアンだというではありませんか。もし、終わら(お  )なくて、行けなくなったら大変(たいへん)です。私(わたし)は急(きゅう)に心配(しんぱい)になって、次々(つぎつぎ)と要ら(い )なそうなプリントをゴミ箱(  ばこ)に捨て(す )始め(はじ )ました。
 【5】すると、プリントにまじって、クラスのひとみちゃんがかいたイラストが出てきました。ひとみちゃんは、絵が上手で、いつもアニメの主人公(しゅじんこう)などをかいてくれるのです。うまいなあ。あっ、また手が止まった。【6】私(わたし)は、はっとして、片付け(かたづ )を続け(つづ )ました。教科書をまとめて壁(かべ)の本棚(ほんだな)に移し(うつ )、ノートは押入れ(おしい )の中に入れました。テストは百点のと九十点のを上にして、箱(はこ)にしまいました。
 机(つくえ)の上の山がだいぶ片付い(かたづ )てくると、今度(こんど)は細かいものが目につき始め(はじ )ました。【7】下の方が欠け(か )てしまったキラキラの鉛筆(えんぴつ)のキャップや、切れてしまったうさぎのヘアゴム、キティちゃんのメモの切れはし。どうしてこんなものをとってあったのだろうというものばかりです。【8】まったく、要ら(い )ないものはちゃんと捨て(す )てよね、と自分に言いたくなりました。
 机(つくえ)の上がきれいになり、本棚(ほんだな)にも新しい教科書を入れるスペースができると、私(わたし)はすがすがしい気分になってきました。【9】まるで、だれか他人(たにん)の部屋(へや)に来たような感じ(かん )がします。その上、勉強(べんきょう)もがんばりたくなってきたから不思議(ふしぎ)です。やっぱり大事(だいじ)なのは環境(かんきょう)だなと私(わたし)は思いました。これで、おばちゃんたちとのお食事(しょくじ)にも行けそうです。【0】

(言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会 φ)
 【1】昔(むかし)、田んぼにはナマズやドジョウなどの生き物(い もの)がたくさんすんでいました。しかし、戦後(せんご)、これらの生き物(い もの)は急速(きゅうそく)に減っ(へ )てしまいました。その原因(げんいん)の一つは、田んぼの水路(すいろ)がコンクリートなどで固め(かた )られたために生き物(い もの)がすみにくくなったことです。【2】もう一つの原因(げんいん)は、田んぼに、強い農薬(のうやく)がまかれたためにやはり生き物(い もの)がすみにくくなったことです。
 田んぼには、稲(いね)を弱らせてしまう虫が発生(はっせい)します。たとえば、ウンカです。【3】梅雨(つゆ)のころ、雲に乗っ(の )て中国からやってくるウンカは、日本の田んぼで数を増やし(ふ  )、稲(いね)の汁(しる)を吸っ(す )てつぎからつぎへと枯らし(か  )てしまいます。ひどいときは、田んぼの稲(いね)が全滅(ぜんめつ)してしまうほどです。今年もウンカの大発生(はっせい)か。【4】ウンカ悪い(わる )なあなどと言ってはいられません。またヨコバイも、稲(いね)に病気(びょうき)をうつすやっかいな虫です。農薬(のうやく)をまくことで、一時的(てき)に害虫(がいちゅう)の力を抑え(おさ )て増え(ふ )方を横バイ(よこ  )にすることはできますが、虫たちが農薬(のうやく)に抵抗(ていこう)性(せい)を持ち(も )、やがて前よりも農薬(のうやく)に強くなってしまうという問題(もんだい)があります。 
 【5】また、農薬(のうやく)をまいたあと、逆(ぎゃく)にウンカが大発生(はっせい)してしまうこともあります。その理由(りゆう)は、農薬(のうやく)によって、ウンカやヨコバイを食べるクモやアメンボなどの天敵(てんてき)が減っ(へ )てしまうからです。
 【6】そこで、農薬(のうやく)を使わ(つか )ないで稲(いね)を育てる(そだ  )方法(ほうほう)がいろいろと考えられてきました。その一つは、小ブナを田んぼに泳がせる(およ   )ことで、害虫(がいちゅう)を食べてもらったり、草取り(くさと )を手伝っ(てつだ )てもらったりする方法(ほうほう)です。【7】草取り(くさと )は農家(のうか)にとってはたいへんな重労働(じゅうろうどう)ですが、コイやフナが田んぼを泳ぎ(およ )まわっていると、水がかきまわされてにごるので、雑草(ざっそう)が生えにくくなるのです。小ブナのおかげで、農薬(のうやく)もほとんど使わ(つか )ずにすみます。 
 【8】田んぼにアイガモを飼っ(か )て、害虫(がいちゅう)を食べさせるという方法(ほうほう)もあります。アイガモは、稲(いね)の天敵(てんてき)であるウンカの卵(たまご)まで食べてしまうので、殺虫(さっちゅう)剤(ざい)は不要(ふよう)です。雑草(ざっそう)は、水かきでけられたり、食べられたりして、生えてこなくなります。【9】その上、アイガモのふんは、とてもいい肥料(ひりょう)になるので、化学(かがく)肥料(ひりょう)をやらなくてもすむのです。まさに一石二鳥。アイガモを使う(つか )方法(ほうほう)はいかがですか。「あ、いいカモ!」【0】

 言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(κ)