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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【長文が二つある場合、音読の練習はどちらか一つで可。】
【1】「ゴホッ、ゴホッ、エッヘン。」
 お母さんがひどい風邪(かぜ)を引きました。咳(せき)と鼻水(はなみず)、それに熱(ねつ)もあるのです。昨日(きのう)から寝込ん(ねこ )でしまいました。それで、仙台(せんだい)のおばあちゃんが手伝い(てつだ )に来てくれました。【2】でも、おばあちゃんは、年をとっているし、うちの台所(だいどころ)に慣れ(な )ていないので、お母さんの代わり(か  )を一人でやるのは大変(たいへん)です。だから、ぼくは学校から帰ると、朝お父さんに言われたとおり、お手伝い( てつだ )をすることにしました。
 【3】ぼくは、おばあちゃんが洗濯(せんたく)物(もの)を入れに二階(かい)へ行っている間、赤ちゃんの美咲(みさき)のめんどうを見ることにしました。美咲(みさき)は、普段(ふだん)は機嫌(きげん)がいいのですが、お母さんがかまってくれないので、ぐずぐず泣い(な )てばかりいます。【4】ぼくは、美咲(みさき)のベッドのところへ行って、ぬいぐるみを見せたりガラガラを鳴らしたりしました。
 しばらく遊ん(あそ )でいると、美咲(みさき)はスースーと鼻(はな)を鳴らして眠り(ねむ )始め(はじ )ました。そこで、ぼくは、次(つぎ)の仕事(しごと)に取りかかり(と    )ました。【5】おばあちゃんが取り込ん(と こ )だ洗濯(せんたく)物(もの)をたたむのです。下着(したぎ)やシャツ、美咲(みさき)の肌着(はだぎ)など、いろいろなものがあります。ぼくは、まるでお店屋(みせや)さんのような手つきでどんどんたたんでいきました。中には、形が複雑(ふくざつ)でむずかしいものもあったけれど、どうにか工夫(くふう)してたたみました。
【6】「しょうちゃん、味見(あじみ)をしてちょうだい。」
と、おばあちゃんが味見(あじみ)用の小皿(こざら)をぼくにわたしました。煮物(にもの)のいいにおいがただよっています。
「うん、ちょっとうすいかな。」
 ぼくは、小皿(こざら)を返し(かえ )ながら言いました。煮物(にもの)の中のニンジンは、ぼくが切ったものです。
 【7】食事(しょくじ)がすんで、お皿(さら)を洗う(あら )のもぼくがやりました。洗剤(せんざい)が残っ(のこ )ていたら体によくないので、しっかりとすすぎました。それが終わる(お  )と、おばあちゃんと一緒(いっしょ)にお風呂(ふろ)に入ってきた美咲(みさき)に、パウダーをつけたり服(ふく)を着せ(き )たりする仕事(しごと)です。【8】お風呂(ふろ)が大好き(だいす )な美咲(みさき)は、とてもうれしそうに元気いっぱい手足を動かし(うご  )ています。だから、そでに手を通すだけでも一苦労(ひとくろう)でした。ようやく身支度(みじたく)ができると、散らばっ(ち   )たバスタオルやおむつを片付け(かたづ )て、湯冷まし(ゆざ  )を飲ま(の )せます。
【9】「しょうちゃん、ありがとう。よく手伝っ(てつだ )てくれるのねえ。三年生っていうのは、こんなにいろいろできるんだね。」
 寝る(ね )前に、おばあちゃんが感心(かんしん)したように言いました。ぼくは、今日は遊び(あそ )をがまんして、がんばってよかったなと思いました。【0】

(言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会 φ)
 砂(すな)にうずまった町――おそろしいさばくのあらし――

 【1】わたしたちのすんでいる日本には、山があって、また野原があって、木が青あおとしげり、きれいな水がながれています。
 ところが、この地球(ちきゅう)上には、木も生えなければ花もさかないし、水もない、さばくというところがあります。
 【2】さばくというと、みなさんは、はてしなくつづく、たいらな砂原(すなはら)をかんがえるかもしれませんが、かならずしも、そうではありません。
 【3】さばくには、大きな砂山(すなやま)が、なみのうねるようにつらなっていたり、大小の石や岩がつみかさなっていたり、ごつごつした岩はだがあらわれていたりして、たいらな砂原(すなはら)はすくないくらいです。
 【4】さばくのりょ行で、こまるのは、あついことです。日かげはないし、砂(すな)はやけているし、太陽(たいよう)のでているあいだは、とても、あるいてなどいられません。
 【5】へディンは、夜のうちにあるいて、昼まは、砂(すな)にあなをほり、その中にねることにして、たびをつづけていきました。
 昼まのあつさにひきかえて、さばくの夜は、はんたいに、ぐっと温度(おんど)がさがります。【6】ときには、れい度(ど)よりもひくくなり、しもがふることさえあります。
 ですから、さばくをりょ行する人たちは、たいてい毛おりのきものをきて、毛おりのぬのを頭にまいています。
 これは、昼まは、つよい日ざしをさけ、夜は、さむさをふせぐためなのです。
 【7】さばくでは、砂(すな)あらしというのも、おそろしいものです。
 いままでしずかだったさばくに、とつぜん風がふきだすと、砂ぼこり(すな   )で、まえをあるいている、なかまのすがたも、まったくみえなくなるほどです。
 【8】さばくに砂山(すなやま)がおおいのは、この砂(すな)あらしのためにできたものですが、その砂山(すなやま)もひとつところにとまっていないで、どんどんうごいていきます。
 へディンがしらべたところによると、タクラマカンのさばくでは一年のあいだに、五十メートルも砂山(すなやま)がうごいていたということです。
 【9】そのために、むかし、タクラマカンさばくの西のはしにさかえていた、たくさんの町が、砂(すな)の下にうずまってしまいました。
 この砂(すな)の下にうずまった町については、ふるくから、いろいろとふしぎなことがつたえられていました。
 【0】そこには、たくさんの金や銀(ぎん)がうずまっているのだが、だれひとりもちかえったものがいない。というのは、このさばくには、おそろしい王がいて、人びとが金や銀(ぎん)をさがしだしてよろこんでかえろうとすると、道をまよわせて、金や銀(ぎん)をもとのところへかえすまでは、さばくをでることをゆるさないというのです。

(「世界(せかい)ふしぎめぐり三年生」より抜粋(ばっすい)一部(いちぶ)調整(ちょうせい))