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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 地球(ちきゅう)は音よりはやい――地球(ちきゅう)の運動(うんどう)――

 【1】むかし、キリスト教の教会では神さま(かみ  )が世界(せかい)をお作りになったとき、人間のすんでいる地球(ちきゅう)をまん中にして、太陽(たいよう)や、月や、星が、そのまわりをまわるようにしたのだとおしえていました。そして、そのころは、すべての人が、そうしんじていたのです。
 【2】コペルニクスは、長いあいだ、星をかんそくして、
(それはちがう。太陽(たいよう)はうごかないでいて、地球(ちきゅう)や、月や、そのほかの星が、太陽(たいよう)のまわりを、ぐるぐるまわっているのだ。)
と、かんがえましたが、なかなかそれをいいだすことができませんでした。【3】というのは、そのころの教会の力は、たいそうつよくて、もしも、教会のおしえにそむくことをいったら、どんなひどいめにあわされるかしれなかったからです。
 けれども、コペルニクスは、ゆうきをだして、じぶんの正しいとしんじていることを本にしようとけっしんしました。【4】が、その本ができあがったとき、コペルニクスは、びょうきで死ん(し )でしまいました。
 そのあと、コペルニクスのかんがえをせつめいしてあるいたブルーノという学者(がくしゃ)は、火あぶりにされ、さんせいする本を書いたガリレオは、さいばんにかけられました。
 【5】このとき、ガリレオは、むりやりに、じぶんのかんがえをとりけさせられましたが、
「それでも、地球(ちきゅう)はうごくのだ。」
と、つぶやいたということです。
 こうして、地球(ちきゅう)がうごくというかんがえは、教会のきびしいはんたいにあいながらもだんだんにみとめられてきたのです。【6】今では、地球(ちきゅう)がうごいているということは、だれでも知っている、あたりまえのことですが、むかしは、こんなにもたいへんなことだったのですね。
 さて、地球(ちきゅう)はこのように太陽(たいよう)のまわりをまわっているのですが、ひとまわりするのに、およそ三百六十五日かかります。
 【7】わたしたちが、ふだん一年とよんでいるのは、この、地球(ちきゅう)が太陽(たいよう)をひとまわりする時間をいっているのです。
 それでは、地球(ちきゅう)は、どれくらいのはやさで、走っているとおもいますか。
 【8】おどろいてはいけませんよ。一時間に、およそ十万キロというはやさで走っているのです。特急(とっきゅう)「ひかり」が、いちばんはやく走っているときで、一時間に二百二十キロ、音よりはやいといわれるジェット機(    き)でも、一時間に千三百キロくらいのはやさですから、地球(ちきゅう)のはやさとは、とてもくらべものになりませんね。
 【9】わたしたちは、そんなにはやく走っている地球(ちきゅう)の上にいて、よくたおれないものだと、ふしぎにおもいますね。それは、地球(ちきゅう)には、引力といって、ものをひきつける力があって、人間をひっぱっているから、たおれないのです。【0】

(「世界(せかい)ふしぎめぐり三年生」より抜粋(ばっすい)一部(いちぶ)調整(ちょうせい))