未ログイン ログイン
音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【長文が二つある場合、読解問題用の長文は一番目の長文です。】
 シベリアやアラスカといった、寒(さむ)さの厳しい(きび  )地方で暮らす(く  )人々は、古くから、人や物(もの)を運ぶ(はこ )ために、犬ぞりを使っ(つか )てきました。シベリアン・ハスキーやサモエド、アラスカン・マラミュートといった種類(しゅるい)の、寒(さむ)さに強く、力持ち(ちからも )の犬たちにそりを引かせるのです。これらの犬たちは、ふさふさした毛と厚い(あつ )脂肪(しぼう)を持っ(も )ているため、北極(ほっきょく)の氷(こおり)の上で眠っ(ねむ )ても平気(へいき)です。また、長い距離(きょり)を走っても耐え(た )られる、すぐれた体力の持ち主(も ぬし)です。
 なかでもハスキー犬は、探検(たんけん)家ピアリーやアムンゼンによる北極(ほっきょく)や南極(なんきょく)探検(たんけん)に使わ(つか )れ有名(ゆうめい)になりました。また、ドッグレースや犬ぞりレースで、いつも優秀(ゆうしゅう)な成績(せいせき)を収め(おさ )ていました。
 あるとき、アラスカのノームという町に、ジフテリアという恐ろしい(おそ   )病気(びょうき)がはやりました。現在(げんざい)では多くの国で予防(よぼう)接種(せっしゅ)が行われているので、ジフテリアはほとんど流行(りゅうこう)することがありません。しかし、当時はまだ、おおぜいの人が死ぬ(し )こともある怖い(こわ )病気(びょうき)でした。ジフテリアの症状(しょうじょう)を抑える(おさ  )には、ワクチンという薬(くすり)が必要(ひつよう)ですが、この時ノームの町では、ワクチンが底(そこ)をついてしまいました。あまりに患者(かんじゃ)が多かったからです。このままでは、人々がどんどん死ん(し )でしまいます。
 ノームの町からアラスカ州(しゅう)の政府(せいふ)があるアンカレッジに、助け(たす )を求める(もと  )連絡(れんらく)が入りました。すぐにでも、ワクチンを送ら(おく )なければなりません。しかし、その時はとても天気が悪く(わる )、猛(もう)吹雪(ふぶき)が続き(つづ )、飛行機(ひこうき)を飛ばす(と  )ことができません。自動車(じどうしゃ)でさえ走れないようなひどい嵐(あらし)です。ワクチンをラクチンに運べる(はこ  )ような状況(じょうきょう)ではありませんでした。
 「そうだ。犬ぞりで運ぼ(はこ )う。」政府(せいふ)は、そう決断(けつだん)しました。そして、すぐさま村々に連絡(れんらく)が行きました。ただちに二十の犬ぞりチームが、ワクチンを届ける(とど  )ために準備(じゅんび)をしました。
 外は、マイナス五十度(ど)にもなる厳しい(きび  )寒(さむ)さと、荒れ狂う(あ くる )吹雪(ふぶき)です。この中を、二十の犬ぞりチームは五日間かけて走り通し、ワクチンは無事(ぶじ)にノームに届け(とど )られたのです。このおかげで、数百人の命(いのち)が救わ(すく )れました。
 このときの働き(はたら )をたたえて、ハスキー犬の銅像(どうぞう)が、ニューヨークのセントラル・パークに立てられています。また、この出来事(できごと)を記念(きねん)して、毎年、世界(せかい)でいちばん難しく(むずか  )いちばん長い犬ぞりレースがアラスカで行われるようになりました。このレースは、アンカレッジからノームまでを人間一人と犬たち十数匹(ひき)で走るレースです。ふつう、ゴールするのに三週間くらいかかるそうです。
 犬たちのがんばりも相当(そうとう)なものですが、人間の根性(こんじょう)もたいしたものです。こんなに大変(たいへん)なレースの後では、犬たちに号令(ごうれい)をかけ続け(つづ )た人間の声もしわがれて、きっと「ハスキー・ボイス」になってしまうことでしょう。
 寒い(さむ )地方で使わ(つか )れる犬ぞりのほかに、日本にもさまざまなそりがあります。有名(ゆうめい)なところでは、エビぞり、ひげそり、のっそり、ごっそり、もっそり、こっそり、ひっそり、げっそり、などです。

 言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(τ)
 【1】哺乳類(ほにゅうるい)の赤ちゃんは、母親からミルクを与え(あた )られて育ち(そだ )ます。動物(どうぶつ)のミルクの成分(せいぶん)は、みな同じではなく、それぞれに特徴(とくちょう)があります。【2】たとえば、オランウータンやチンパンジーなどは、母親がいつも子供(こども)のそばにいてミルクを与える(あた  )ことができる生活をしているので、ミルクは薄く(うす )、たんぱく質(    しつ)と脂肪(しぼう)が少なくなっています。
 【3】ところが、ライオンなどの狩り(か )に出かける動物(どうぶつ)は、母親が何時間も留守(るす)にするため、その間は子供(こども)にミルクを与える(あた  )ことができません。長時間子供(こども)のお腹(なか)を満たし(み  )ておく必要(ひつよう)があるので、ミルクは濃く(こ )、たんぱく質(    しつ)と脂肪(しぼう)をたくさん含ん(ふく )でいます。
 【4】また、寒い(さむ )地方や水中にすむ動物(どうぶつ)は、体温(たいおん)をうばわれないように、皮膚(ひふ)の下にたくさんの脂肪(しぼう)をたくわえています。この仲間(なかま)であるアザラシやアシカのミルクはとても濃く(こ )、脂肪(しぼう)がたくさん含ま(ふく )れています。
 【5】クジラやイルカの赤ちゃんは、水中でミルクを飲み(の )ますが、まだ赤ちゃんなので長時間もぐっていることができません。そこで、短い(みじか )時間でもたくさんの栄養(えいよう)を取れる(と  )ように、やはり濃い(こ )ミルクになっています。
 【6】人間のお腹(なか)の中(なか)には、たくさんの細菌(さいきん)がすんでいて、その中には役に立つ(やく た )ものと病気(びょうき)のもとになるものがあります。赤ちゃんのお腹(なか)の中(なか)にも、生まれて間もなく、さまざまな細菌(さいきん)がすみつきはじめます。【7】母乳(ぼにゅう)には、赤ちゃんにとって役に立つ(やく た )微生物(びせいぶつ)が増える(ふ  )ための成分(せいぶん)や、病気(びょうき)のもとになる細菌(さいきん)を増やさ(ふ  )ないようにする成分(せいぶん)が入っていて、赤ちゃんの健康(けんこう)を保つ(たも )大きな役(やく)割り(わ )を果たし(は  )ています。
 【8】赤ちゃんが生まれて間もないころの母乳(ぼにゅう)は、初乳(しょにゅう)と呼ば(よ )れています。人間の体には、外から入ってきた病気(びょうき)のもとを撃退(げきたい)するための免疫(めんえき)というシステムがありますが、生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ免疫(めんえき)を十分(じゅうぶん)に持っ(も )ていません。【9】初乳(しょにゅう)には、お母さんが持っ(も )ている免疫(めんえき)物質(ぶっしつ)がふくまれていて、それが赤ちゃんの体の中で吸収(きゅうしゅう)されて、いろいろな病気(びょうき)から赤ちゃんを守っ(まも )ているのです。

 おっぱいには、このようにいろいろなものがいっぱい入っています。
 【0】しかし、赤ちゃんが大きくなり、自分でご飯( はん)が食べられるようになると、やがて赤ちゃんは自分の力で生きていくようになります。
 そこで、「おっぱいさん、グッパーイ」となるわけです。

 言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(κ)