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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
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 羽には、様々(さまざま)な用途(ようと)があります。あるときには婦人(ふじん)の帽子(ぼうし)を飾り(かざ )、女性(じょせい)の美し(うつく )さを際立た(きわだ )せます。別(べつ)のときにはペンになり、ラブレターをつづるかもしれません。またあるときにはコートの中綿(なかわた)になり、私(わたし)たちを温かく(あたた  )包ん(つつ )でくれます。
 しかし、羽のありがたみをいちばん感じ(かん )ているのは、何といっても鳥たちでしょう。羽がなければ飛ぶ(と )ことができません。更に(さら )、美しい(うつく  )羽は、つがいの相手(あいて)となるパートナーをひきつけるのにも役立ち(やくだ )ます。また、鳥を寒(さむ)さから守る(まも )役目(やくめ)も果たし(は  )ます。これらの点では、鳥たちも人間とあまり変わり(か  )ません。もっとも、羽をペンの代わり(か  )にする鳥はいないようですが。
 鳥類(ちょうるい)が羽を持っ(も )ていることは広く知られていますが、その作りをじっくり眺め(なが )たことのある人はあまり多くないかもしれません。羽は実に(じつ )見事(みごと)にデザインされています。
 風切羽(かざきりばね)の中心には羽を支える(ささ  )軸(じく)が走っています。よく見るとその裏側(うらがわ)には一本の溝(みぞ)が刻ま(きざ )れています。このちょっとした工夫(くふう)のおかげで軸(じく)の強度(きょうど)は高まり、曲がっ(ま  )たりよじれたりしても折れ(お )にくくなっています。
 鳥類(ちょうるい)はまた、普通(ふつう)の羽の間に、糸のような細長い羽を持っ(も )ています。この羽の根元(ねもと)にある一種(いっしゅ)の感覚(かんかく)器(き)は、羽の乱れ(みだ )を鳥に知らせます。羽が乱れ(みだ )てきたという信号(しんごう)が出ると、鳥は翼(つばさ)を休め、くちばしで羽(は)づくろいをして羽を整え(ととの )ます。この感覚(かんかく)器(き)はまた、飛ん(と )でいる速度(そくど)を鳥が判断(はんだん)するのに役立っ(やくだ )ているのではないかとも言われています。
 表面(ひょうめん)から見える羽の下には、ダウンと呼ば(よ )れる綿羽(わたばね)がぎっしりと生えています。カモの場合、その厚(あつ)さはニセンチ近くにもなります。綿羽(わたばね)の断熱(だんねつ)性(せい)は優れ(すぐ )ており、冬の身(み)を切られるような寒(さむ)さも、ダウンのコートがあれば平気(へいき)です。
 羽のおかげで、鳥も人間もファッションを楽しむことができ、さらには寒(さむ)さをしのぐこともできます。鳥の羽は、まさに「一石三鳥(さんちょう)」あるいはそれ以上(いじょう)の働き(はたら )をしています。しかし、生まれつきそういう羽を持っ(も )ているカモたちにとっては、当たり前のことなのカモしれません。

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