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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
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 「寝る(ね )子は育つ(そだ )」ということわざがあります。昔(むかし)の人は理屈(りくつ)でなく経験(けいけん)で理解(りかい)していたのでしょうが、このことわざのとおり、寝る(ね )子が育つ(そだ )のには科学的(てき)な根拠(こんきょ)があるのです。日の出とともに起き(お )、日の入りとともに眠る(ねむ )ような時代(じだい)と異なり(こと  )、現代(げんだい)の人々は夜も活動(かつどう)を続け(つづ )ています。ですから、大人はもちろん、子供(こども)が眠り(ねむ )につく時間も年々遅く(おそ )なる一方です。しかし、夜更かし(ふ  )は健全(けんぜん)な成長(せいちょう)のためにも勧める(すす  )ことはできません。たとえ遅く(おそ )寝(ね)たとしても、ある程度(  ていど)の睡眠(すいみん)時間を確保(かくほ)できればいいのだろうと思うかもしれませんが、そうではありません。睡眠(すいみん)も、量(りょう)より質(しつ)が問題(もんだい)になってくるのです。睡眠(すいみん)の場合、眠り(ねむ )に就く(つ )時間が重要(じゅうよう)なポイントになります。「早起き(はやお )は三文の得(とく)」ということわざがあるのも、実は(じつ )納得(なっとく)できる理由(りゆう)があるのです。 
 それでは、どうして遅く(おそ )寝る(ね )のはいけないのでしょうか。睡眠(すいみん)中には大切なホルモンが分泌(ぶんぴつ)されます。成長(せいちょう)期(き)の子どもたちに最も(もっと )重要(じゅうよう)なのが成長(せいちょう)ホルモンです。このホルモンは夜九時から二時くらいの間に盛ん(さか )に分泌(ぶんぴつ)されます。ホルモンは夜中に出るもん(出るもの)なのです。ですから、この時間には眠り(ねむ )に就い(つ )ている必要(ひつよう)があります。成長(せいちょう)ホルモンの主(おも)な働き(はたら )は、骨(ほね)の成長(せいちょう)を促し(うなが )、筋肉(きんにく)を作るたんぱく質(    しつ)の合成(ごうせい)を助け(たす )、日中活動(かつどう)して痛ん(いた )だ細胞(さいぼう)を修復(しゅうふく)することです。名前のとおり、体の成長(せいちょう)に欠か(か )せないものと言えます。
 ほかにメラトニンというホルモンも忘れ(わす )てはなりません。このホルモンは暗く(くら )なると分泌(ぶんぴつ)される性質(せいしつ)があり、電気を煌々(こうこう)と灯し(とも )た明るい部屋(へや)で夜更かし(ふ  )をしていると分泌(ぶんぴつ)量(りょう)が減少(げんしょう)してしまいます。メラトニンには人間の自然(しぜん)な生活のリズムを整える(ととの  )働き(はたら )や、酸素(さんそ)の毒性(どくせい)から体を守る(まも )働き(はたら )、それに加え(くわ )て免疫(めんえき)を強化(きょうか)する働き(はたら )があります。
 遅く(おそ )寝(ね)た場合、これらのホルモンが十分に分泌(ぶんぴつ)されず、体に支障(ししょう)をきたす恐れ(おそ )があります。このことから、健康(けんこう)な体を維持(いじ)するためには、早く眠り(ねむ )に就き(つ )十分な睡眠(すいみん)時間を確保(かくほ)することが大切だとわかります。 
 睡眠(すいみん)には深い(ふか )眠り(ねむ )と浅い(あさ )眠り(ねむ )があることが知られています。浅い(あさ )眠り(ねむ )では脳(のう)はまだまだ活動(かつどう)しています。日中のできごとを思い出し、記憶(きおく)として定着(ていちゃく)させています。ですから、日中いっしょうけんめい勉強(べんきょう)したことが、浅い(あさ )眠り(ねむ )を通して記憶(きおく)として定着(ていちゃく)するわけです。
 浅い(あさ )眠り(ねむ )と深い(ふか )眠り(ねむ )は九十分ごとに入れ替わる(い か  )と考えられていますが、眠り(ねむ )に就く(つ )時間が遅く(おそ )睡眠(すいみん)時間が少なくなった場合は、眠り(ねむ )のほとんどを深い(ふか )睡眠(すいみん)が占め(し )てしまいます。というのも、脳(のう)に休養(きゅうよう)を与える(あた  )という、人が生きていくうえで重要(じゅうよう)な眠り(ねむ )が深い(ふか )眠り(ねむ )だからです。睡眠(すいみん)時間が足りなくなった場合は、浅い(あさ )眠り(ねむ )の出番はなくなってしまうのです。
 毎日深夜(しんや)まで勉強(べんきょう)していると、かえって脳(のう)を痛めつける(いた    )ことにもなりかねません。せっかくの努力(どりょく)を無駄(むだ)にしないためにも、また効率(こうりつ)よく学習(がくしゅう)の成果(せいか)をあげるにも、早い時間に床(とこ)に就き(つ )能率(のうりつ)のよい睡眠(すいみん)をとりましょう。

 言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(ω)