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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 【1】ぼくは、二年生のとき、初めて(はじ  )一人で電車に乗り(の )ました。夏休みにおばあちゃんのうちへ行くためです。駅(えき)のホームで、お母さんは、心配(しんぱい)そうに何回もぼくの顔を見て、
「いい? 港南台(こうなんだい)でおりるんだからね。二つめだからね。」
と言いました。【2】ぼくは、うなずきました。でも、お母さんは、まだ心配(しんぱい)そうで、
「港南台(こうなんだい)、だからね。おばあちゃんがそこでまってるからね。」
と言いました。
 青い電車が入ってきて、いよいよ乗り込み(の こ )ました。ぼくは、ドキドキしてきました。【3】お母さんを見たら、いっしょうけんめい手をふっています。ぼくは、それを見て、手をふるのはまだ早いよ、と思いました。そのとき、プルルルルーとベルが鳴って、びっくりしているうちに、電車のドアが閉まり(し  )ました。
 【4】ぼくは、ドアに顔をくっつけて、お母さんを見ました。お母さんが、何か言いながら手をふっています。ぼくもふろうとしたけれど、あっというまに電車は発車(はっしゃ)して、お母さんは見えなくなってしまいました。
 【5】ぼくは、急(きゅう)に心細くなって、あたりを見回しました。すると、近くの席(せき)にぼくぐらいの年齢(ねんれい)の子がゲーム機(き)で遊ん(あそ )でいるのが見えました。そのとなりには、もう少し大きいその子のお兄さんのような子もいて、やはりゲームをやっていました。【6】二人は、大きな声で笑っ(わら )たり、たたきあったりしながら、夢中(むちゅう)で遊ん(あそ )でいます。ぼくは、何のゲームかなあと思いながら、ずっとそちらを見ていました。
「次(つぎ)は洋光台(ようこうだい)、洋光台(ようこうだい)。」
とアナウンスが聞こえました。ぼくは、はっとしました。【7】いくつ駅(えき)をすぎたか数えていませんでした。でも、「台」がつくから、合っているなと思いました。やっとついたと思って、電車をおりてホームをさがしても、おばあちゃんはいませんでした。
 【8】ぼくは、ドキドキしてきましたが、自分に、「落ち着け(お つ )。よく考えろ」と言い聞かせました。そこで手ににぎっていた紙を思い出して、よく見たら、「二つめ、港南台(こうなんだい)」と書いてありました。ぼくは、どうしたらいいかわからなくなって、紙を持っ(も )たまま立っていました。【9】そうしたら、知らないおばあさんが来て、紙をのぞきこんで
「一つ先まできちゃったね。港南台(こうなんだい)でおりたかったんでしょ。あっちがわにきた電車にのって、一つもどればだいじょうぶ。」
と教えてくれました。急い(いそ )で反対(はんたい)方向(ほうこう)の電車に乗る(の )と、その電車はすぐに発車(はっしゃ)しました。
 【0】電車が次(つぎ)の駅(えき)に近づくと、
「次(つぎ)は港南台(こうなんだい)、港南台(こうなんだい)。」
と、アナウンスが聞こえました。今度(こんど)はしっかり紙を見ていたので、合っているなと思いました。電車が止まり、ホームにおりたら、おばあちゃんが遠くからぼくを見つけて、こっちに走って来るのが見えました。

(言葉(ことば)の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会 φ)