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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
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 食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)とは、葉(は)などで虫や小動物(しょうどうぶつ)をつかまえて消化(しょうか)し、栄養分(えいようぶん)として吸収(きゅうしゅう)する植物(しょくぶつ)のことです。食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)と言っても、しょっちゅう虫をつかまえているわけではありません。食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)も普通(ふつう)の植物(しょくぶつ)と同じように、日光から栄養分(えいようぶん)を自分で作っているので、虫を食べなくても枯れる(か  )ことはないからです。ただ、育ち(そだ )が少し悪く(わる )なることはあります。食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)は、世界(せかい)には、五百種(しゅ)あまり、日本にも、二十種(しゅ)あまりが自生しています。数ある食虫植物(しょくちゅうしょくぶつ)の中から、ハエトリグサ、ウツボカズラ、モウセンゴケの三種類(しゅるい)を紹介(しょうかい)しましょう。 
 ハエトリグサの葉(は)には、片側(かたがわ)に三つずつ、合計六本の小さな毛が生えています。虫がこの毛に二回さわると、すぐに葉(は)が閉じ(と )て虫をつかまえます。虫があたふたしているうちにふたが閉まっ(し  )てしまうわけです。なぜ二回さわるまで葉(は)を閉じ(と )ないかというと、一回だけでは虫が葉っぱ(は  )のまん中に入っていないかもしれないからです。二回ならほとんど間違い(まちが )なく虫が真ん中(ま なか)に入っているだろうというわけです。ハエトリグサは用心深い(ようじんぶか )性格(せいかく)なのかもしれません。
 葉(は)を閉じ(と )てからもしばらくは、葉(は)の中に虫が動ける(うご  )隙間(すきま)があります。しかし、虫をつかまえてから一日経つ(た )と、葉(は)をぴたりと閉じ(と )て虫を押しつぶし(お    )てしまいます。そして、消化(しょうか)液(えき)を出して虫をどんどんとかしてしまいます。虫を完全(かんぜん)にとかすまでには十日ぐらいかかります。その後、また葉(は)を開い(ひら )て、次(つぎ)の餌食(えじき)となる虫を待つ(ま )のです。 
 ウツボカズラのふくろにはふたがあります。このふたの裏(うら)やふくろの口のまわりから甘い(あま )ミツを出して虫をおびきよせます。ふくろの表面(ひょうめん)はロウのようになっていてとてもすべりやすいので、虫たちがいくらもがいても徒労(とろう)に終わっ(お  )てしまいます。ミツを目当てにやってきた虫たちは、結局(けっきょく)は足をすべらせてふくろの中に落ち(お )てしまいます。ふくろの下にはいつも消化(しょうか)液(えき)がたまっています。ウツボカズラは、ふくろの内側(うちがわ)にあるぶつぶつから虫の栄養分(えいようぶん)を吸い取っ(す と )ています。一方的(てき)に栄養分(えいようぶん)を取る(と )だけですから、物々交換(ぶつぶつこうかん)とはいかないようです。ふくろについているふたですが、このふたは雨を防ぐ(ふせ )ためのもので、虫をつかまえた後も閉まり(し  )ません。 
 モウセンゴケの仲間(なかま)は、北極(ほっきょく)、南極(なんきょく)、砂漠(さばく)をのぞく、ほぼ世界中(せかいじゅう)に分布(ぶんぷ)しています。日本でも北から南までどこでもよく見ることができます。モウセンゴケの葉(は)には腺(せん)毛が生えていて、その先からねばねばした液(えき)を出して虫を捕え(とら )ます。赤い腺(せん)毛の先にねばねばがきらきらと光り、まるでダイヤモンドダストのようです。葉(は)の上に虫がとまると、毛が素早く(すばや )動きだし(うご   )ます。毛だけでなく葉(は)も虫をつつみこむように動き(うご )、虫をとかす消化(しょうか)液(えき)を出します。十時間もすると、葉(は)は虫をくるくる巻き(ま )にして、ゼンマイのような姿(すがた)になります。そして、消化(しょうか)液(えき)でとかされた虫の栄養分(えいようぶん)を吸い取り(す と )、その後、まるで何事(なにごと)もなかったようにまた葉(は)を開い(ひら )て次(つぎ)の虫を待ち(ま )ます。「モウセンゴケ」とは名ばかりで、「もう、せん。」と言いながらも次々(つぎつぎ)に虫をつかまえてしまうようです。

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