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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
※最初にログインをしてください。言葉の森の団体コードは、aaa001です。
※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



【1】「ああっ、これ、だれがやったの!」
 お母さんのさけび声が聞こえます。だれかって、犯人(はんにん)はぼくだとわかっているのにいつもそんなふうに言うのです。
「うわあ、こんなことするのは、シゲしかいない。」
 【2】続い(つづ )て聞こえるお姉ちゃんの声もいつもどおりです。二人がキッチンでぼくのことを言っているのが聞こえます。ぼくは、ドラキュラのマスクをかぶって階段(かいだん)のかげにひそんでいて、いつ飛び出し(と だ )て驚か(おどろ )せようかと考えていたのですが、ちょっとひるんでしまいました。【3】ついにお姉ちゃんが、
「こうなったら、お父さんに言いつけるしかない。」
と言い出しました。
 ぼくは、いたずらが大好き(だいす )です。学校でもうちでも、年がら年中、いたずらのネタを考えています。【4】人がびっくりしたり、不思議(ふしぎ)そうな顔をしたりするのを見ると、とてもうれしくなります。だから、先生や家族にどんなに叱ら(しか )れても、また次のいたずらを思いついてしまうのです。
 【5】昨日(きのう)は、トイレットペーパーの内側(うちがわ)にゴムでできたトカゲをはさんで、ペーパーを引き出すとトカゲが落ちてくるようにしておきました。
 また、夜には、キッチンの塩(しお)と砂糖(さとう)の入れ物のフタをとりかえておきました。【6】塩(しお)が青で、砂糖(さとう)が赤のフタなのを逆(ぎゃく)にしておいたのです。
 そして、今日のいたずらは、お姉ちゃんの問題集のカバーを全科目つけかえたのと、お母さんのショッピングバッグに小さい鉄アレイを隠し(かく )たことです。
 さて、お父さんが出張(しゅっちょう)から帰ってきました。【7】お姉ちゃんは真っ先にぼくにされたいたずらを言いつけにいきます。
 お父さんは、笑い(わら )ながらそれを聞いていましたが、心配でのぞいていたぼくに気がつくと、
「おっ、いたずら小僧(こぞう)がいたぞ。」
と、ぼくに手招き(てまね )をしました。【8】そして、
「シゲ、お前のいたずらはスケールが小さいなあ。やるんだったら、もっとでっかいいたずらをやれ。」
と、ぼくのお尻(しり)をたたきました。そして、
「それと、いたずらっていうのは、人を困ら(こま )せるんじゃなくて、喜ば(よろこ )せるものじゃないとな。」
と言いました。
 【9】おばあちゃんによると、お父さんも相当ないたずらっ子だったようです。ぼくは、うなずきながら、お父さんはどんないたずらをしたのかなと心の中で思いました。【0】

(言葉の森長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員会 φ)