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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
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 アフリカ・オーストラリア・南アメリカの三大陸(たいりく)には、肺魚(はいぎょ)というさかながいて、真水の中に住んでいます。肺魚(はいぎょ)という名まえからもわかるように、うきぶくろが、たいへん肺(はい)によく似(に)ています。
 肺魚(はいぎょ)も、ふだんは、えらで呼吸(こきゅう)をしていますが、雨のない季節(きせつ)に水が干あがっ(ひ   )てくると、肺(はい)、すなわち、うきぶくろで、呼吸(こきゅう)をするようになります。
 南アメリカの肺魚(はいぎょ)は、自分の住んでいるぬまがかわいてくると、まず土にあなをほってはいりこみ、からだが水から出るにしたがって、うきぶくろで呼吸(こきゅう)を始めます。土がすっかりかわいてしまいますと、からだがからからにかわかないように、ねばっこい液(えき)でからだをくるんで、ふたたび、雨の季節(きせつ)になるまで、じっとしています。
 このように肺(はい)で呼吸(こきゅう)することのできるさかなが、だんだん水から陸(りく)に上がってきて、やがて、すっかり陸上(りくじょう)動物になってしまうことが、想像(そうぞう)されないでしょうか。実際(じっさい)に三億(おく)年ぐらいのむかしに、空気を呼吸(こきゅう)するさかなが、陸上(りくじょう)と水中と両方で生活するようになって、両生類(りょうせいるい)のなかまが生まれ出ました。
 動物が陸上(りくじょう)で生活するためには、陸上(りくじょう)に植物がはえている必要(ひつよう)があります。たとえ肉食の動物でも、そのえじきになる動物は、植物を食べているのだし、すみかや、かくれがとしても、植物が必要(ひつよう)だから、植物がはえていなければ、動物は生活できません。
 だから、どう考えても、陸上(りくじょう)生物が生まれる前に、陸上(りくじょう)植物が生まれているはずなのです。動物は、植物のあとをついて、水中から陸上(りくじょう)に上がりました。
 陸地(りくち)に植物が大いにしげって、動物が住めるようになったときに、さかなから両生類(りょうせいるい)が生まれたばかりでなく、それと前後して、サソリやこん虫、そのほかいろいろの陸上(りくじょう)動物ができました。それが、今から三億(おく)年ぐらい前のことなのです。

(八杉(やすぎ)龍一(りゅういち)「進化の道しるべ」)