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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
2.はじめに、音声入力を始めるのボタンを押してください。
3.音読が終わったら音声入力を止めるのボタンを押してください。
4.音声入力を止めたあと、結果を送信するのボタンを押してください。



 【1】十一月(じゅういちがつ)最後(さいご)の日曜日(にちようび)、万博(ばんぱく)公園(こうえん)でちびっこマラソン大会(たいかい)がありました。私(わたし)は、二年生(ねんせい)女子(じょし)の部(ぶ)に参加(さんか)しました。一年生(ねんせい)と二年生(ねんせい)は、一・五キロメートルを走り(はし )ます。
 万博(ばんぱく)公園(こうえん)に着い(つ )たら、すぐランニングを始め(はじ )ました。【2】さくらちゃんが、
「ああ、もうしんどい。いずみちゃん、まってえ。」
と、私(わたし)を呼び(よ )ました。私(わたし)も、転げる(ころ  )ように走っ(はし )て、大きな(おお  )長い(なが )橋(はし)を渡り(わた )ました。さくらちゃんの顔(かお)は、とても辛(つら)そうでした。その場(ば)で足踏み(あしぶ )をして待っ(ま )ていると、ようやく、さくらちゃんが追いつい(お   )てきました。【3】やっとゴールに着い(つ )たときには、まるでお風呂(ふろ)上がり(あ  )のように、体(からだ)がぽかぽか温かく(あたた  )なっていました。
 ランニングが終わる(お  )と、コーチが、
「おい、一年(ねん)、二年(ねん)こっちきて。」
といったので、小太郎(こたろう)くんと、私(わたし)と、さくらちゃんは、コーチのところに駆け寄り(か よ )ました。
【4】「ちょっとここを走っ(はし )てみて。」
と言わ(い )れたので、そのコースを三本(ぼん)走っ(はし )たあと、ちびっこマラソンのコースを教え(おし )てもらいました。思っ(おも )ていたより短い(みじか )ような気(き)がしました。
 一年生(ねんせい)が、最初(さいしょ)に走っ(はし )ていきました。【5】次(つぎ)は、自分(じぶん)たちが走る(はし )番(ばん)です。
「ようい。」
という声(こえ)が聞こえ(き  )たとき、急(きゅう)に胸(むね)がドキドキしてきました。喉(のど)もからからに渇い(かわ )てきました。
「どんっ!」
という合図(あいず)で、みんな一斉(いっせい)にバタバタと走り出し(はし だ )ました。
 【6】ところが、後ろ(うし )のだれかが、いきなり私(わたし)の背中(せなか)をドーンと押し(お )てきました。その拍子(ひょうし)で、私(わたし)は、ばったりと転ん(ころ )でしまいました。私(わたし)の前(まえ)にいた子(こ)も、転び(ころ )ました。転ん(ころ )でしまった私(わたし)たちだけ取り残さ(と のこ )れ、みんなどんどん走っ(はし )ていきます。
【7】「くやしーい。」
と、心(こころ)の中(なか)で叫び(さけ )ながら立ちあがり(た    )、前(まえ)の子(こ)に、
「ごめんね。だいじょうぶ?」
と声(こえ)をかけました。相手(あいて)は、頷き(うなず )ました。最初(さいしょ)に押し(お )た人(ひと)が、謝ら(あやま )ないといけないのに、私(わたし)が謝っ(あやま )てしまいました。
 【8】押し(お )た子(こ)は知らんぷり(し    )なので腹(はら)が立ち(た )ました。頭(あたま)がカッカしたせいか、ものすごい勢い(いきお )で走っ(はし )て、十人(にん)か十二人(にん)くらい抜かし(ぬ  )ました。いつもよりずっと速い(はや )スピードだったはずです。まるで風(かぜ)のようだと思い(おも )ながら走り(はし )ました。
 【9】あっという間に(     ま )ゴールに着き(つ )ました。私(わたし)のタイムは、七分(ふん)三十秒(びょう)、順位(じゅんい)は、四十四位(い)でした。悔しかっ(くや   )たけれど、押さ(お )れた分(ぶん)を、少し(すこ )取り返し(と かえ )ました。もしも転ば(ころ )なかったら、今(いま)までの中(なか)で一番(いちばん)のタイムだったかもしれないなと思い(おも )ました。だから、四十四位(い)でも満足(まんぞく)でした。【0】

(原作(げんさく) ポメラニアン 編集(へんしゅう) 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい))