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音読の丘
 音読で、読む力、書く力が育つ。
 オンドリくんの 音読の丘
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※音読の丘は、家庭での音読の練習用として使ってください。
1.音読する文章が2つある場合は、最初の方の文章を音読してください。
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 「地震(じしん)、雷(かみなり)、火事(かじ)、おやじ」は、昔(むかし)から怖い(こわ )ものの代表(だいひょう)としてあげられてますが、最後(さいご)の「おやじ」は、本来(ほんらい)は「大山風(おおやまじ)」と言っ(い )ていたもので、台風(たいふう)のときの強い(つよ )風(かぜ)を意味(いみ)していたそうです。自然(しぜん)には、人間(にんげん)の力(ちから)では太刀打ち(たちう )できない脅威(きょうい)が秘め(ひ )られています。ここでは、その中(なか)の雷(かみなり)に焦点(しょうてん)を当て(あ )てみましょう。 
 雷(かみなり)は、まず、雲(くも)ができるところから始まり(はじ  )ます。地面(じめん)や海面(かいめん)近く(ちか )の湿っ(しめ )た空気(くうき)は、水分(すいぶん)をたくさんふくみ、あたたまると上(うえ)にのぼっていきます。その空気(くうき)が上昇(じょうしょう)すると、温度(おんど)が下がり(さ  )、水分(すいぶん)が積乱雲(せきらんうん)となります。積乱雲(せきらんうん)の上(うえ)の方(ほう)では更に(さら )温度(おんど)が下がり(さ  )、水分(すいぶん)が氷(こおり)になります。その氷(こおり)が雲(くも)の中(なか)を落ち(お )ていくときに、上(うえ)に向かう(む  )空気(くうき)と激しく(はげ  )ぶつかり合っ(あ )てプラスとマイナスの静電気(せいでんき)が発生(はっせい)します。プラスの静電気(せいでんき)を帯び(お )た比較的(ひかくてき)軽い(かる )氷(こおり)の結晶(けっしょう)は雲の上(くも うえ)のほうに舞い(ま )上げ(あ )られ、マイナスの静電気(せいでんき)を帯び(お )た重い(おも )氷(こおり)の粒(つぶ)は雲(くも)の下(した)のほうにたまります。
 雲(くも)が大きく(おお  )なればなるほど電気(でんき)も強く(つよ )なり、雲(くも)の下(した)の方(ほう)にたまったマイナスの電気(でんき)は、地上(ちじょう)のプラスの電気(でんき)を目指し(めざ )て一目散(いちもくさん)に飛ん(と )でいきます。このとき、とても大きな(おお  )電流(でんりゅう)が一度に(いちど )流れる(なが  )ので、激しい(はげ  )光(ひかり)と大きな(おお  )音(おと)を出し(だ )ます。こういう形(かたち)の落雷(らくらい)は雷(かみなり)の九十パーセントを占め(し )ています。残り(のこ )の十パーセントの落雷(らくらい)は、雲の上(くも うえ)のほうにあるプラスの電気(でんき)が、地上(ちじょう)のマイナスの電気(でんき)目指し(めざ )て飛ん(と )でいく形(かたち)の雷(かみなり)です。雷(かみなり)にはこのほかに、雲(くも)から雲(くも)へ飛ん(と )でいくものもあります。
 雷(かみなり)のエネルギーは、雲(くも)の大き(おお )さなどによってもちがいがありますが、およそ五万(まん)アンペアにもなります。これは、六〇ワットの電球(でんきゅう)を八万(まん)個(こ)以上(いじょう)灯せ(とも )るエネルギーに相当(そうとう)します。わっとおどろくほどのエネルギーを一瞬(いっしゅん)のうちに放出(ほうしゅつ)しているのです。 
 昔(むかし)の人(ひと)は、雷(かみなり)を、雲(くも)の中(なか)にいる魔物(まもの)があばれているのだと思っ(おも )ていたそうです。雷(かみなり)が鳴り(な )始め(はじ )たら、外(そと)には出(で)ずに家(いえ)の中(なか)で魔物(まもの)の機嫌(きげん)がおさまるのを静か(しず )に待ち(ま )ましょう。
 言葉(ことば)の森(もり)長文(ちょうぶん)作成(さくせい)委員(いいん)会(かい)(Λ)