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級:★   山:hu   年:★   月:12   週:2  苗:hu
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題名:
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題名:人は生まれながらに(感)

感想文の課題です。課題の長文を読んで感想文を書いてください。

課題の長文
 【1】人は生まれながらにもっている性格があるね。
 しかし、その人の経験と努力で、ある程度変えることができる。
 また、人は生まれながらにもっている資質というものがある。【2】こちらのほうはうっかりしていると気づかないもので、自分の資質がどういうものなのかなかなかわからない。
 この資質は、ちょうどその人だけの泉(いずみ)のようなもので、だれでもがすぐれた資質をもっているのに、一生かかっても掘り(ほ )当てられない人がいる。(中略)
 【3】若い(わか )君たちは、自分のすばらしい泉(いずみ)がどこにあるのか、さがしている時期だ。大いにいろいろのことをやって、さがしたらいい。
 【4】そして、ちょうど釣り(つ )をしているときのように、コツンと当たりがあったら、そこに君がかくれているのだからじっくりやってみたらいい。すぐにあきてしまわないで、持続することも大切なんだ。しんぼう、しんぼうってわけ。
 【5】高校とか大学とかに入るというのももちろん一つの標的だろう。自分で決めた標的なら、みごと的の中心をねらいどおり射抜く(いぬ )べきだ。
 しかし、高校や大学の入試という標的だけでは、だれもがねらう的だし、青春のすべてをかけるには、ちょっとさびしい気もする。【6】ケンカの相手としても、月並み(つきな )でもあるね。
 君だけにしかない、君自身の青春の標的。標的は夢のあるビッグのほうがいい。若い(わか )君には無限の可能性があるのだから。
 【7】しかし、それは君の資質にあったものでなければならないだろうね。といっても、まだ資質の泉(いずみ)を模索(もさく)中なのだから、君の好きなことでいい。なにかが好きということは、そこに資質の鉱脈があるのだから。
 【8】たとえば、勉強がどうしても嫌い(きら )でスポーツが好きな人は、スポーツに君自身の標的をかかげて、二度とこない青春のあいだにやりぬく目標を決め、ライフルの標準をピタリと合わせたらいい。【9】君自身で決めた目標がなかったら、自分にどのようにツッパッたらいいかわからないってもんだ。
 自分のかかげた標的にむかって、一流のツッパリ方をしてみようじゃないか。∵
 【0】青春のうちにこれだけはやった! その自信が君を大きく変えてゆく。
 さてそこで、標的をかかげるにあたって、君は生活を選ぶか人生を選ぶかだ。
 生活と人生は同じようで、実は大いにちがうんだね。多くのオトナは生活のほうを選んでしまう。大学を出て就職(しゅうしょく)してマイホームをつくり、子どもを育てる。もちろんこうした生活は大切なことだ。しかし、その生活のために、せっかく掘り(ほ )当てた自分の泉(いずみ)を涸らし(か  )てしまう人が多いんだね。
 人生を選ぶというのは、自分の資質に合ったことをして、たとえ貧しくても生活ができ、おのずと社会に役立つ生き方になっていることなんだね。生きている意義が実感でき、他人のではない自分自身のこれが生き方だと、自信をもっていえる生活。
 そういう人生を選ぶと、この地球上の一角に、君自身の爪(つめ)あとをつけたことになる。
 それには、これまでふれたように、社会を高みから見おろすのではなく、ひとの苦しみやいたみのわかる低い視線(しせん)が必要だろう。感動を大切にすることも重要だ。また「知」のたのしみを知ることや広い視野(しや)で地球社会を見ることも。(中略)
 いまアメリカでは高校生の間に、「ジェントルマンズC」という合言葉があるそうだ。本当のジェントルマンは、オールAの成績をとろうとしてガリ勉するものではなく、テニスをしたり、マイコンに夢中になったり、ヨットで遊んだり、女の子とドライブを楽しんだり……勉強もそのうちの一つという考え方なんだね。学校の成績はCでも、広い視野(しや)でさわやかに行動できる人のほうが、物事を大きく把握(はあく)し、国際人として実力を発揮(はっき)できるってわけ。
 君もひとむかし前のガリ勉の野暮ったい(やぼ   )ジェントルマンではなく「ジェントルマンズC」の精神で青春をすごそうじゃないか。
 君らしいさわやかな青春の標的。
 輝かしい(かがや   )標的をもたないオトナなんてメじゃないってわけだ。
 そして、君の資質にあった好きな職業を選ぼう。生活のためにいやいや働いたのでは、君自身の人生を生きることができず、君の人生という大きなケンカに負けてしまうからね。
 (佐江(さえ)衆一(しゅういち)「けんかの仕方教えます」)

項目表

項目表を参考にして、作文・感想文を書いてください。 項目の苗 小1から楽しく書ける。作文、読解、国語の通信教育。Online作文教室 言葉の森 
項目表 フジ の苗 小6年 10~12月
目標:構成を考え感想に重点を置いて書く
 ★重要・評価あり ◎重要・評価なし ○普通・評価なし 段落は大体の目安です。
第 1 段落項目キーワード説明
構成 ○ 題名の工夫題名の工夫 <<構成>>「○○な○○」「○○の○○」のように工夫
構成 ◎ 中心を決めるいちばん 中心 一番 <<構成>>いちばん……なのは
構成 【】★ 要約/感想文要約 <<構成>>要約を200字ぐらいでまとめる
構成 ◎ 書き出しの工夫/作文書き出しの工夫 <<構成>>会話・色・音・情景で書き出す
             ↓
第 2 段落項目キーワード説明
題材 ◎ 体験実例体験 私 わたし 僕 ぼく <<題材>>自分らしい体験実例を書く
表現 【】★ たとえまるで みたい よう <<表現>>まるで…のよう
題材 ○ その人らしい会話「 」 <<題材>>人柄や気持ちがあらわれている会話
主題 ○ たぶんたぶん 多分 <<主題>>ほかの人の気持ちを推測する
             ↓
第 3 段落項目キーワード説明
題材 【】★ 前の話聞いた話前 聞 調べ <<題材>>前の話、聞いた話、調べた話
題材 ○ もし…だったらもし だったら <<題材>>想像したことを書く
表現 ◎ ユーモア表現笑 爆 ユーモア <<表現>>ユーモアのある表現(笑)
表現 ○ 現在形 ところどころに説明や描写を入れる
             ↓
第 4 段落項目キーワード説明
表現 【】★ ことわざの引用ことわざ 言葉 諺 <<表現>>主題につながることわざを引用する
主題 【】★ 一般化の主題人 人間 一般化 <<主題>>…は人間にとって…である
構成 【】★ 書き出しの結び/作文書き出しの結び <<構成>>書き出しのキーワードを使って結ぶ
表現 ○ 絵をかく そのときのようすを絵でかく

字数 ★ 1000字以上
表記 ★ 引用はただし書きでほかの人の文章を引用するときは明示
表記 ○ 90分以内書き始めから書き終わりまで90分で
表記 ○ 構成メモ作文を書く前に構成メモを書く
表記 ○ 漢字を使う、ていねいに書く習った漢字を使いていねいに書く
表記 ○ 段落三文段落の目安は三文ぐらい
表記 ○ 一文一点読点は1文に1〜2点を目安に
表記 ○ 常体で書くした・だった・であるなどで書く練習
表記 ★ 一文百字以内一つの文が百字をこえないように


課題のヒント

 解説:自分の好きなことだと夢中になれる、という例。絵をかくことや音楽を聴く(きく)こと水泳ピアノなど、これだけは夢中になれるという自分の体験実例を書いていくとよいでしょう。また、勉強だけが人生ではないということで、クラスの友達などを通して幅広い(はばひろい)趣味(しゅみ)を持っている人の魅力(みりょく)などを書いてもいいかもしれません。
 ことわざや名言:「青春とは何もかも実験である(スチーブンスン)」「自分自身の道を歩いて迷っている青年の方が他人の道をまちがいなく歩いている人々より好ましい(ゲーテ)」「内から成長してこないものは基礎(きそ)が弱い(ウーラント)」「まず自分をこの世に必要な人間とせよ。そうしたらパンは自然に得られる(エマーソン)」。以上、ミルクティ先生からの名言のアドバイスです。
 「鶏口(けいこう)となるも牛後となるなかれ」「みずから省みて直くんば千万人といえどわれ行かん」「太ったブタになるよりもやせたソクラテスになれ」なども使えそう。 ( n )
 第一段落(いちだんらく)は要約です。全体の字数が1000字ですから、四段落(だんらく)ぐらいに分けて書くということで、要約も250字ぐらいにまとめていくとバランスがとれます。要約がむずかしいという人は、長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。
 第二段落(だんらく)は似た例。自分の体験から、夢中になって何かに取り組んだという話を書いてみましょう。勉強、水泳、読書、サッカーなど自分が好きなことをやっていると、時間が経つのも忘れ(わすれ)てしまいますね。これだけは他人に負けないという得意なことを書いていってもいいでしょう。
 第三段落(だんらく)の似た例は、聞いた話や調べた話として、一芸に秀で(ひいで)た人の話を書いていくことができそうです。誰か(だれか)の伝記をもとに書いてもいいし、もっと身近なところで、何かがとても得意な友達の話を書いてもいいでしょう。
 第四段落(だんらく)は、「人間にとって夢中になるということは……」などと大きく考えてまとめます。ことわざは、「好きこそ物のじょうず」などが使えそうです。
 ( n )
 最近、無趣味(むしゅみ)な人が多いように思います。といいながら、実は私(わたし)も無趣味(むしゅみ)。何かに夢中になるということはあまりなく、あってもすぐにあきてしまうことが多いし、上手になれないと面白くなくなってしまうこともあります。
 子供(こども)の頃(ころ)は食べることも寝る(ねる)ことも忘れ(わすれ)ていろいろなことに夢中になりました。なぜあんなに夢中になれたのでしょう。そしてなぜ今はなににも夢中になれないのでしょう。
 まだ学生であれば受験勉強しか夢中になれない、大人であれば仕事しかやることがない、そういう人が増えているのです。履歴(りれき)書の趣味(しゅみ)特技欄(らん)に書くために好きでもないことを習ったりマスターしたりする人も多いのです。
 そういう無趣味(むしゅみ)人間のあなたは「自分はだめだ」などと落ち込ま(おちこま)ずに、「夢中になれるものを探す(さがす)旅をしているところだ」「それが私(わたし)の資質だ」などと前向きに考えてみましょう。「じ、ん、せ、いぃ〜いろいろっ!」(だじゃれ)
 「天職と真の親友は人生で一つ手に入ればラッキーである」という誰(だれ)かの(笑)名言を大きな意見として結んでみるのも手です(実は先生の高校時代の恩師の名言)。〜書きあぐねているきみへ応援(おうえん)している先生より〜 ( b )