未ログイン ログイン
作文検定送信フォーム
作文検定送信フォーム

題名と本文を書き、「点数を見る」のボタンを押してください。

級:★   山:hu   年:★   月:12   週:3  苗:hu
氏名:
題名:
本文:



題名:がんばることが大好きな(感)

感想文の課題です。課題の長文を読んで感想文を書いてください。

課題の長文
 【1】がんばることが大好きな日本人は、さまざまな場面で「努力」「勉強」などという言葉を好んで使います。「勉強しなさい」とは、学校でも家でもよくいわれることで、みなさんの中にはいいかげん耳にたこができている人もいるのではないでしょうか。【2】みなさんは小学校時代を通じていろいろなことを学び、そして、さらにこれから中学校に進学して勉強をつづけようとしています。それでは「勉強」とはどのようなもので、何のためにするものなのでしょうか。
 【3】日本の漢字には音読みと訓読みがあります。「べんきょう」というのは音読みですが、これを訓読みにしてみると「つとめしいる」と読むことができます。【4】「つとめる」とは一所懸命(いっしょけんめい)にはげむこと、「しいる」とは無理やりやらせることといった意味です。【5】つまり、「勉強」には、「学問につとめはげむ」という意味の中に、何かを無理じいするニュアンスがふくまれるため、はじめからいやな印象がつきまとっているのです。「勉強しなさい」といわれて、いやな気分になるのは、もっともなことかもしれません。
 【6】また、日本語の「勉強」には、次のような使い方もあります。
 例えば、八百屋さんで野菜を買おうとするときのことです。できるだけ安く買いたいと思い、ねぎったときに、八百屋さんが、「勉強しましょう」といいます。
 【7】これは、本当は安くしたくはないのだけれども、しかたない、お客さんのためにおまけしますという意味です。
 【8】この八百屋さんは安く売ることを「つとめ、しい」られていますが、みなさんがやっている「勉強」の場合にも、何かいやなことを「つとめ、しい」られるという感じがあるのではないでしょうか。【9】次にこの「勉強」について、中国語のもとの意味から考えてみましょう。
 中国語の「勉強」にも「つとめ、しいる」、「むりじいする」という意味はあります。しかし、現在、中国では、みなさんがやっている「勉強」には、「学習」という漢字を使います。【0】「わたしは日本語を勉強しています。」を中国語に直すと、「我(われ)学習日本語。」となります。しかも、中国語でいう「勉強」は、学問だけにつとめはげむという限定された意味では用いません。
 (中略)
 島国の日本は歴史的にみて、つねに新しい外来の文化をより早くより多く輸入しなくてはならない状況(じょうきょう)にありました。最初は中国から、明治時代以後はヨーロッパから、多くの知識を夢中になってとりいれてきました。その結果、日本人は外来文化の表面的な部分ばかりを身につけ、内面的な部分について学ぶことをなおざりにし∵てきてしまったきらいがあります。何のために「勉強」するのかという目的を問う前に、知識をえるために、がむしゃらに「つとめ、しいる」くせがついてしまったのです。こうした背景(はいけい)から日本では、学問がただ単に「つとめ、しいる」作業として考えられ、めんどうくさく、たいくつで、つまらないものといったイメージが強くなってしまったのだと思います。しかし、学生時代は、人間がこれまで築いてきた文化の基本をひろく学び、自分自身の生き方を考える時でもあります。まさに学校の授業を通じてなされる「勉強」の大切な点はここにあります。
 みなさんの進む方向がそれぞれちがうように、「勉強」の目的も人によってさまざまでしょう。そして、目的は最初からあるものでなく、また人から強制されるものでもありません。自分の行くべき道を自分でさがしていくには、多くの困難(こんなん)もともなうでしょう。そうした困難(こんなん)にうち勝ち、自分の勉強する目的をはっきりさせ、勉強する中で自分の生きがいを見出すことができたら、「勉強」も苦痛(くつう)ではなく、充実(じゅうじつ)したものになるでしょう。
 「勉強」とは、それ自体が目的ではなく、あくまでもそこへ行きつくための手段(しゅだん)にすぎません。手段(しゅだん)を目的とかんちがいするときに「勉強」は単なる苦痛(くつう)の種になってしまうのだと思います。
 大切なのは、何のために学ぶかです。したがって、学生時代とはこの課題を「勉強」を通じて考えていく、いわば自分探し(さが )の旅の始まりにもたとえることができるでしょう。

 (和洋九段(くだん)女子中より)

項目表

項目表を参考にして、作文・感想文を書いてください。 項目の苗 小1から楽しく書ける。作文、読解、国語の通信教育。Online作文教室 言葉の森 
項目表 フジ の苗 小6年 10~12月
目標:構成を考え感想に重点を置いて書く
 ★重要・評価あり ◎重要・評価なし ○普通・評価なし 段落は大体の目安です。
第 1 段落項目キーワード説明
構成 ○ 題名の工夫題名の工夫 <<構成>>「○○な○○」「○○の○○」のように工夫
構成 ◎ 中心を決めるいちばん 中心 一番 <<構成>>いちばん……なのは
構成 【】★ 要約/感想文要約 <<構成>>要約を200字ぐらいでまとめる
構成 ◎ 書き出しの工夫/作文書き出しの工夫 <<構成>>会話・色・音・情景で書き出す
             ↓
第 2 段落項目キーワード説明
題材 ◎ 体験実例体験 私 わたし 僕 ぼく <<題材>>自分らしい体験実例を書く
表現 【】★ たとえまるで みたい よう <<表現>>まるで…のよう
題材 ○ その人らしい会話「 」 <<題材>>人柄や気持ちがあらわれている会話
主題 ○ たぶんたぶん 多分 <<主題>>ほかの人の気持ちを推測する
             ↓
第 3 段落項目キーワード説明
題材 【】★ 前の話聞いた話前 聞 調べ <<題材>>前の話、聞いた話、調べた話
題材 ○ もし…だったらもし だったら <<題材>>想像したことを書く
表現 ◎ ユーモア表現笑 爆 ユーモア <<表現>>ユーモアのある表現(笑)
表現 ○ 現在形 ところどころに説明や描写を入れる
             ↓
第 4 段落項目キーワード説明
表現 【】★ ことわざの引用ことわざ 言葉 諺 <<表現>>主題につながることわざを引用する
主題 【】★ 一般化の主題人 人間 一般化 <<主題>>…は人間にとって…である
構成 【】★ 書き出しの結び/作文書き出しの結び <<構成>>書き出しのキーワードを使って結ぶ
表現 ○ 絵をかく そのときのようすを絵でかく

字数 ★ 1000字以上
表記 ★ 引用はただし書きでほかの人の文章を引用するときは明示
表記 ○ 90分以内書き始めから書き終わりまで90分で
表記 ○ 構成メモ作文を書く前に構成メモを書く
表記 ○ 漢字を使う、ていねいに書く習った漢字を使いていねいに書く
表記 ○ 段落三文段落の目安は三文ぐらい
表記 ○ 一文一点読点は1文に1〜2点を目安に
表記 ○ 常体で書くした・だった・であるなどで書く練習
表記 ★ 一文百字以内一つの文が百字をこえないように


課題のヒント

 ( n )
 第一段落(いちだんらく)は要約です。全体の字数が1000字ですから、四段落(だんらく)ぐらいに分けて書くということで、要約も250字ぐらいにまとめていくとバランスがとれます。要約がむずかしいという人は、長文の中から大事なところを三つか四つ選び、それらがうまくつながるように文を直して書いていきましょう。
 
 第二段落(だんらく)は、似た例です。強制されてする勉強と自分から進んでする勉強の違い(ちがい)を対照的に書いていくといいでしょう。いやいやする勉強はなかなか頭に入りませんが、自分の好きな科目だと楽しく勉強できます。また、学校の授業でも机(つくえ)に向かう勉強はつまらなくても実験や社会科見学は楽しく感じるものですね。
 
 第三段落(だんらく)も、似た例。お父さんやお母さんに、勉強が面白かったのはどんなときだったか、又は(または)勉強がつまらなかったのはどんなときだったかと聞いてみるといいでしょう。
 
 第四段落(だんらく)は、「人間にとって勉強とは……」などと大きく考えてまとめます。ことわざは、強制されてする勉強はなかなか身につかないという意味で「論語(ろんご)読みの論語(ろんご)知らず」などが使えそうです。
 
 ( n )