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級:★   山:ri   年:★   月:07   週:3  苗:ri
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題名:
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題名:何といっても、現代技術を(感)

感想文の課題です。課題の長文を読んで感想文を書いてください。

課題の長文
 【1】何といっても、現代技術を特徴(とくちょう)づけるのは豊富な工業製品の氾濫(はんらん)であろう。少なくとも先進工業国においては、高い生産性に裏づけられた安価で高品質の工業製品を容易に入手することができる。このことが豊かさの象徴(しょうちょう)である。【2】そして途上(とじょう)国においても、そのような豊かさが目標として設定されている。
 現代技術は、とりあえず人間にとって有用でない自然資源を抽出(ちゅうしゅつ)し精練し、そして加工して有用なものに変化させることをその中心としている。【3】豊かさは、このような生産技術によって支えられる。
 ところが、このような技術の持つ問題が、最近しばしば話題になる。豊富な工業製品をつくり出すための条件としての資源エネルギーについては、その限界が指摘(してき)されてすでに久しい。【4】しかも使用し終わった製品の廃棄(はいき)については、安全問題などを引き起こしながら廃棄(はいき)場所の重大な不足を招いている。【5】そしてもっと本質的なこととして、資源と廃棄(はいき)という、いわば工業製品の条件のみならず、製品そのものの使用の場面においてさえも、道路の容量に対して過剰(かじょう)な自動車とか、家の中に入り切らない家庭用機器などの問題が起きている。【6】しかも道路の新設は少なくとも都会においてはもはや不可能であり、家の広大化は地価の高騰(こうとう)によって望むべくもない。
 【7】とすれば、自然資源を有用な人工物に変換(へんかん)することによって豊かさを達成するという、あたかも自明と考えてきた命題は、多くの矛盾(むじゅん)をはらむようになってきたと言わざるを得ない。【8】これらは、人工化環境(かんきょう)における人工物充填(じゅうてん)率の限界であり、資源エネルギーの限界であり、廃棄(はいき)物処理能力の限界である。そしてこの限界は、局所的現象にとどまらずに、オゾン層破壊(はかい)に見られるように地球的規模にまで拡大している。
 【9】依然として(いぜん   )工業製品の大量供給という図式に頼り(たよ )ながら、一方で私たちは別の視点を生み出しつつある。それは、工業製品を使用するのは、それに潜在(せんざい)する機能を発現させ享受(きょうじゅ)することが本当の目的であり、製品を所有することはそのための単なる手段にしか過∵ぎないという視点である。【0】事実、レンタルなどの方式は次第に拡がりつつあり、そこには製品の機能を買うという形態が生まれつつある。
 考えてみれば、豊富な製品を所有しそれに囲まれて暮らすというのは、それ自体は目的でなく、それらから発現してくる豊富な機能を享受(きょうじゅ)するのが目的であるのは当たり前のことであり、その所有とは、本来の機能享受(きょうじゅ)の目的達成を可能にする一手段に過ぎない。とすれば、技術による豊かな社会の実現という視点においては、このような製品所有は必然的なものではない。むしろ機能の売買がより本質的である。
 我々が日常生活において、製品を買って所有するかレンタルで機能を買うかの選択(せんたく)は何気なく行うことが多いであろう。しかしこのことは一見その場面場面では偶発(ぐうはつ)的なことのようでありながら、結局は充填(じゅうてん)率の限界などの現代技術が持つ問題に本質的に影響(えいきょう)を与え(あた )ていく重要な視点である。

 吉川(よしかわ)弘之(ひろゆき)「テクノロジーの行方」による。

項目表

項目表を参考にして、作文・感想文を書いてください。 項目の苗 小1から楽しく書ける。作文、読解、国語の通信教育。Online作文教室 言葉の森 
項目表 リンゴ の苗 中3年 7~9月
目標:象徴的な題名を主題化する書き方を身につける
 ★重要・評価あり ◎重要・評価なし ○普通・評価なし 段落は大体の目安です。
第 1 段落項目キーワード説明
構成 ◎ 構成図構成図 <<構成>>構成図をかく
構成 ○ 題名の工夫題名の工夫 <<構成>>「○○な○○」「○○の○○」のように工夫
構成 ○ 書き出しの工夫書き出しの工夫 <<構成>>会話・色・音・情景で書き出す
主題 【】★ 生き方の主題生き 人間 生き方 <<主題>>私は…生きたい
             ↓
第 2 段落項目キーワード説明
構成 【】★ 複数の方法一方法 <<構成>>…の方法としては第一に
題材 【】★ 体験実例体験 私 わたし 僕 ぼく <<題材>>自分らしい体験実例を書く
表現 ◎ たとえまるで みたい よう <<表現>>まるで…のよう
主題 ○ 途中の感想 途中で主題に関連した感想を書く
             ↓
第 3 段落項目キーワード説明
構成 【】★ 複数の方法二方法 <<構成>>…の方法としては第二に
題材 ◎ 伝記実例・長文実例伝記 長文 <<題材>>伝記の実例・長文集の実例
表現 【】★ ユーモア表現笑 爆 ユーモア <<表現>>ユーモアのある表現(笑)
表現 ◎ 詩の引用詩 歌 <<表現>>詩や俳句から引用する
             ↓
第 4 段落項目キーワード説明
主題 【】★ 反対意見への理解確かに <<主題>>確かにBもよいが、しかしAが
表現 【】★ 名言の引用名言 言葉 ことば <<表現>>主題に合わせて名言を引用する
主題 【】★ 生き方の主題生き 人間 生き方 <<主題>>私は…生きたい
構成 ○ 書き出しの結び書き出しの結び <<構成>>書き出しのキーワードを使って結ぶ

字数 ★ 800字以上
表記 ○ 決めてくる、読みかえす書くことを決めてくる、書いたあと読み返す
表記 ★ 90分以内書き始めから書き終わりまで90分で
表記 ○ 構成メモ作文を書く前に構成メモを書く
表記 ○ 漢字を使う、ていねいに書く習った漢字を使いていねいに書く
表記 ○ 段落三文段落の目安は三文ぐらい
表記 ○ 一文一点読点は1文に1〜2点を目安に
表記 ○ 常体で書くした・だった・であるなどで書く練習
表記 ○ 誤字一ヶ所以内一つの作品に誤字は一つまで


課題のヒント

 あなたは、スーパーマーケットで何を買うかどのように決めますか。リストを作りますか。夕食を考えてから何か食品を買いますか。おそらく、あなたがたのうちの何人かはそうしているでしょう。しかし、スーパーマーケットは、あなたのためにいくつかの決定で行っているのです。
 彼ら(かれら)は、あなたにスーパーマーケットにあるより多くの商品を買ってほしいと思っています。彼ら(かれら)は、あなたが気づくことさえもないありとあらゆることを行います。たとえば、パン、ミルク、コーヒーなどのように誰(だれ)でも買わなければならない日常の食品は店のいたるところに並べられています。あなたは、日常の食品を見つける前に、より興味をそそる、より高価なものの横を歩かなければなりません。より高価な食品は明るい色の箱の中にあります。この食品は目の高さに置かれているので、あなたはそれを見て、それを買いたくなります。とにかく買わなければならないものは、通常より高い場所か低い場所にあります。「スーパーマーケットが4種類のものを床(ゆか)から目の高さに移動させたら、それらのものは78パーセント売上が伸び(のび)た」という報告があります。
 別の報告書によると、「人がスーパーマーケットに30分以上留まる場合、その人は50セントを費やす」ということです。誰か(だれか)が40分留まれば、スーパーマーケットはさらに5.00ドルの利益を得ます。したがって、彼ら(かれら)は、店を夏に涼しく(すずしく)、冬に暖かくしておきます。また、彼ら(かれら)は、そこに音楽をかけます。人々が留まり、お金を費やすにはよい場所です。
 スーパーマーケットは、また、毎週、低い値段、すなわち特別価格で少数の商品を売ります。何人かの人々は、すべての値段がより低いと考えます。これらの「特価」のうちのいくつかは実際にはそれほど安くありません。通常50セントであるものが二つで1ドルであるかもしれません。あるいは、29セントで売れ行きのよくないものが二つで60セントであるかもしれません。人々は、それがより安いと考えて、それを買います。
 だから、スーパーマーケットでは気をつけなさい。買うつもりでなかった食品のバッグを持って帰宅するかもしれません。あなたではなくスーパーマーケットがあなたはそれを買うべきだと決めていたのです。 ( n )
 科学技術の発達によって、モノは豊かになりましたが、今度はその豊かになりすぎたモノによって環境(かんきょう)破壊(はかい)や廃棄(はいき)物処理の問題が出てきました。所有するよりもレンタルで済ませた方が地球に優しい生き方になりつつあるのかもしれません。
 中学3年生のみなさんにとっては、レンタルビデオやレンタルCDが身近な話題でしょう。昔は貸本屋という商売がありました。豊かになるにつれて、貸本屋はなくなり、本は自分で買うものという風潮になりました。しかし、今また古本の店が増えています。
 意見は、自分の生き方に結びつけて考えましょう。「所有するよりもレンタルで」という意見が決まったら、第二・第三段落の展開は、そのための方法というかたちで考えてみましょう。もちろん逆の意見でもいいですよ。
 欲張りでモノをたくさん持とうとしたためにかえって不便になってしまったという例は昔話にありそうですね。伝記実例としては、一休や良寛(りょうかん)の生き方などが考えられるかもしれません。長文実例は、7.2週のマッシュルームを例に挙げて、「新しい生き方が今求められている」とつなげてもいいでしょう。 ( n )
 第一段落は、長文の要約と意見(生き方の主題)。「私は、物の所有にとらわれずレンタルの考え方で生きていきたい。」
 第二段落は、方法1と実例。「そのための方法としては第一に、物を持つことだけに価値をおかないことだ。」ここは、自分の心構えのように考えて、体験的な実例を考えていきましょう。自分の部屋を占有(せんゆう)しそうな物はなにでしょう? 本かなあ。CD? でも、よくよく考えてみると購入(こうにゅう)しなくても済んだものがあったのでは?「 持っていることに意義がある」みたいなものが、私たちには結構多いね。
 第三段落は、二つ目の方法と実例。「また第二の方法としては、レンタルのしやすい社会の仕組みを整備していくことだ。」私たちの価値観はライフスタイルの変化で変わっていく時代になりました。だからこそ、その時々に必要な機能を買うという方法がぴったりです。物を売るというより、その機能を売買するような仕組みをつくっていくことが望まれます。そのためには情報化が役に立ちそうです。
 第四段落は、反対理解と名言の引用。「確かに、自分をとりまく人々との関係、信頼(しんらい)といったものまでレンタルすることはできない。しかし、『限られた人生で、大事なことは、「何をするか」ではなく「何をしないか」である。』という名言もあるように、私は物の所有のみにこだわらず、自分に必要な物を機能としてレンタルして必要充分(じゅうぶん)という生き方をしていきたい。」
 ( k )