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級:★   山:sa   年:★   月:06   週:3  苗:sa
氏名:
題名:
本文:



題名:遠くへたびをする鳥(感)

感想文の課題です。課題の長文を読んで感想文を書いてください。

課題の長文
 遠くへたびをする鳥――わたり鳥のいろいろ――

 【1】春になると、つばめが南の国からとんできて、家ののき下などにすをつくるのを、みなさんは知っていますね。
 そこの家の人たちは、
「ああ、ことしもまた、つばめがやってきた。【2】よくわすれないで、くるもんだ。かわいいものだな。」
といって、じぶんの子どもが、長いたびからかえってきたように、かわいくおもうものです。
 つばめは、くるそうそう、どろをくわえてきては、もとあったすの手いれをして、やがて、そこにたまごをうみます。
 【3】ひながかえると、こんどは、せっせとえさをさがしてきて、ひなをそだて、秋になると、大きくなった子つばめをつれて、また南の国へかえっていきます。
 南の国って、いったいどこでしょう。
 【4】おどろいてはいけませんよ。フィリピンとかインドネシアとか、海をこえた、遠くのほうなのです。
 これとはんたいに、秋になると、北の国から日本にやってきて、冬のあいだじゅういて、春にかえっていく鳥もあります。
 【5】がんや、かもなどが、そうです。
 これは、どこからくるのかというと、ずっと北のほうの、シベリアとか、カムチャッカという、さむいところからです。
 夏のあいだじゅう、そこで、ひなをそだてて、秋に日本へやってくるのです。
 【6】このように、遠くからたびをしてくる鳥を、わたり鳥といっていますが、そのうちで、つばめのように夏のあいだ日本にいる鳥を、夏鳥といいます。
 そして、がんや、かものように、冬のあいだいる鳥を冬鳥といっています。
 【7】冬鳥には、このほか、つる、つぐみ、まひわなどがあります。
 ほととぎすやかっこう、つつどり、おおるり、さんこうちょう、ぶっぽうそうなどは、夏鳥です。
 【8】うぐいすも、春になると、町の近くにやってきます。けれど、これは、夏のあいだ山にすんでいて、冬になると、あたたかい海べや野原にでてきて、そこでひなをうみ、春のあいだ、平野(へいや)にすんでいるのです。
 【9】うぐいすのほかにも、ひよどりや、もずなどは、山と平野(へいや)のあいだだけを、いったりきたりしているのです。
 こうしてみると、たいていの鳥がたびをしているみたいですね。∵
 それでも、ひとつところにいて、どこにもたびをしない鳥も、いることはいます。
 【0】みなさん、ごぞんじでしょう。
 すずめ、からす。これは、たしかに、一年じゅう、わたしたちの目のまえをとんでいますね。

(「世界(せかい)ふしぎめぐり三年生」より抜粋(ばっすい)一部(いちぶ)調整(ちょうせい))

項目表

項目表を参考にして、作文・感想文を書いてください。 項目の苗 小1から楽しく書ける。作文、読解、国語の通信教育。Online作文教室 言葉の森 
項目表 サツキ の苗 小3年 4~6月
目標:中心を決め、表現をくふうして書く
 ★重要・評価あり ◎重要・評価なし ○普通・評価なし 段落は大体の目安です。
第 1 段落項目キーワード説明
構成 ◎ 題名の工夫題名の工夫 <<構成>>「○○な○○」「○○の○○」のように工夫
構成 【】★ 書き出しの工夫/作文書き出しの工夫 <<構成>>会話・色・音・情景で書き出す
構成 【】★ 中心を決める/感想文いちばん 中心 一番 <<構成>>いちばん……なのは
題材 ◎ 自分だけがしたこと私 わたし 僕 ぼく <<題材>>自分だけがしたこと、初めてしたこと
             ↓
第 2 段落項目キーワード説明
題材 ○ その人らしい会話「 」 <<題材>>人柄や気持ちがあらわれている会話
表現 【】★ たとえまるで みたい よう <<表現>>まるで…のよう
表現 ○ 色音感じ色 音 感じ <<表現>>色や音やふれた感じなどを書く
主題 ○ たぶんたぶん 多分 <<主題>>ほかの人の気持ちを推測する
             ↓
第 3 段落項目キーワード説明
題材 ◎ 前の話聞いた話前 聞 調べ <<題材>>前の話、聞いた話、調べた話
題材 【】★ もし…だったらもし だったら <<題材>>想像したことを書く
表現 ○ ですますです ます <<表現>>説明の「です」や描写の「ます」を入れる
表現 ○ そうそう <<表現>>うれしそうな木
             ↓
第 4 段落項目キーワード説明
表現 ◎ いろいろな言ったいろいろな言った <<表現>>言ったのかわりに動作や表情で表わす
主題 【】★ 自分だけが思ったこと思 おも <<主題>>ほかの人が思わないような思ったこと
表現 ○ 絵をかく そのときのようすを絵でかく

字数 ★ 300字以上
表記 ★ 決められた課題で書く課題集の★の題名で書く
表記 ○ ときのてん、のでたらからるとのてん時間や条件を表す語句のあとに読点
表記 ○ 漢字を使う、ていねいに書く習った漢字を使いていねいに書く
表記 ○ 行を続ける行は続けて書く(段落の前段階の練習)
表記 ○ 縦書き漢数字縦書きのときは一二三……と書く
表記 ★ それで少なくそれで・それからなどを使いすぎない
表記 ○ てんまる下に句読点は行頭に打たない
表記 ○ 会話行がえ会話は行をかえて書く


課題のヒント

 そろそろツバメの季節(きせつ)になります。あの小さい体で、遠い南の国からはるばる海をわたって日本まで飛ん(とん)でくると考えると不思議(ふしぎ)な気がしますね。旅(たび)をする鳥のことを図鑑(ずかん)などで調べ(しらべ)て書いてみましょう。

 渡り鳥(わたりどり)には、ツバメやカッコウのように春に日本に来て秋に南の国に帰る夏鳥と、カモやハクチョウのように秋に日本に来て春にシベリアなど北の国に帰る冬鳥と、シギやチドリのようにシベリア地方とオーストラリアを春と秋に移動(いどう)する途中(とちゅう)で日本を通過(つうか)していく旅(たび)鳥があります。

 渡り(わたり)をする原因(げんいん)はまだよくわかっていませんが、季節(きせつ)の変わり目(かわりめ)には、地域(ちいき)によって膨大(ぼうだい)な数の昆虫(こんちゅう)が発生(はっせい)します。ひなを育てる(そだてる)のに、この昆虫(こんちゅう)の発生(はっせい)を利用(りよう)しているという考えもあります。また、鳥というものはあまり天敵(てんてき)がいないので、自分たちの種(たね)を強く維持(いじ)するために渡り(わたり)という試練(しれん)を利用(りよう)しているという考えもあります。

 最も(もっとも)長距離(ちょうきょり)を渡る(わたる)鳥として有名(ゆうめい)なのはキョクアジサシです。毎年、北極(ほっきょく)と南極(なんきょく)の間、16000キロメートルを移動(いどう)しています。もしかすると、ただ飛ぶ(とぶ)のが好き(すき)だから渡り(わたり)をしているのかもしれませんね(笑(えみ))。

 似(に)た話は、長距離(ちょうきょり)のランニングをしてくたびれた話などが書けそう。

 軒先(のきさき)にツバメが巣(す)を作っているのを見たことがある人は、そんな話を書いてもいいですね。 ( n )
 第(だい)一段落(いちだんらく)は、「この話を読んで私(わたし)がいちばん……と思ったところは……です。」などのように、どこを中心にするか決め(きめ)ましょう。【例(れい)】「私(わたし)がこの話を読んでいちばんびっくりしたのは、小さな鳥が海を渡っ(わたっ)て遠くの国まで迷わ(まよわ)ずに飛ん(とん)でいくということです。」

 第(だい)二段落(だんらく)は、似(に)た話です。赤ちゃんツバメが大きな口を開け(あけ)て、お母さんが運ん(はこん)でくるえさを待っ(まっ)ているところを見たことはないかな? お母さんツバメは長旅(ながたび)の疲れ(つかれ)も見せず、せっせとひなにえさを運ん(はこん)でいますね。

 第(だい)三段落(だんらく)は、もう一つの似(に)た話です。わたり鳥について調べ(しらべ)た話でもいいし、わたり鳥以外(いがい)のスズメやカラスなどの話でもいいです。先生は、ゴミを捨て(すて)に行ったとき、そこにいたカラスにおどかされ、とてもこわい思いをしたことがあります。似(に)た話がどうしても見つからない場合は、「もし……だったら」という言葉(ことば)で想像(そうぞう)した話を書いていってもいいです。【例(れい)】「もし、私(わたし)がわたり鳥だったら、南と北を間違え(まちがえ)て反対(はんたい)の方向(ほうこう)に飛ん(とん)でいってしまうかもしれません。」

 第(だい)四段落(だんらく)は、長文全体(ぜんたい)の感想(かんそう)です。「私(わたし)はこの話を読んで……と思いました」と、自分らしい思ったことを書いていきます。【例(れい)】「私(わたし)はこの話を読んで、小さな鳥にも大きな力が秘め(ひめ)られているのだなと思いました。」 ( j )
♪ミニヒント♪
 冬に渡っ(わたっ)てくる冬鳥として、「ツル」が挙げ(あげ)られています。そして、ツルといってすぐに思い出すのは「タンチョウヅル」だと思われますが、実は(じつは)渡り鳥(わたりどり)ではありません。北海道東部(とうぶ)に1年中います。
 日本に多く飛来(ひらい)するツルは「ナベヅル」といって、鹿児島(かごしま)県(けん)出水市に来るそうです。タンチョウヅルは非常(ひじょう)に美しい(うつくしい)鳥ですが、ナベヅルもなかなかきれいな鳥です。 ( n )