内容:アルフレッドの遺言状(ゆいごんじょう)には、つぎのように書いてありました。「(財産の)利子は五つに分け、物理学、化学、医学生理学、文学、国際平和のそれぞれの分野で、重要な発明発見をし、あるいは理想にみちた作品をあらわし、あるいはまた戦争をふせぐことにつとめた人物にあたえること」。助手のソールマンはそのとき26歳でしたが、この役割を引き受ける決心をしました。 解説:自分の財産のほとんどを、ノーベル賞として残したアルフレッドは、この遺言状を書くときにどんなことを考えていたのでしょう。ノーベル賞の創設は、ダイナマイトの発明以上に大きな影響を後世に残したようです。 似た話は、次の時代の人に残すプレゼントということで考えてみましょう。みなさんの学校に、「第○回卒業記念」などという記念の木や池や版画などがあるでしょう。自分のためではなく次の世代の人のために残されたものは、規模の大きい小さいはありますが、いろいろなところにあります。緑の豊かな日本の国土全体が、前の世代の人たちが残してくれたプレゼントだと考えてもいいかもしれません。
もし、みなさんがノーベルのように莫大(ばくだい)な財産を持っていたとしたら、どのようなかたちでその財産を世の中に残していくでしょうか。想像した話などを入れながら考えてみましょう。ゲームを買って、漫画を買って、お菓子を買って、全部使っちゃうという人もいるかもしれませんが、それでも使い切れないくらい持っていたらどうするでしょう。 ( n )
ソールマンとは…… 遺言状を取り仕切る青年、ソールマンとは、当時、アルフレッドの助手をしていた人です。右腕的存在、と書かれた資料もあります。また、アルフレッドは生涯結婚をせず、奥さんや子どももいなかったようです。アルフレッドがソールマンに遺言状を託すのはごく自然な成り行きだったのかもしれませんね。(地球市民第55号参照)
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にた話のヒント。ソールマンさんににた話を考えてみましょう。学校でもいいですし、かぞくの中ででもいいのですが、ソールマンさんのように、何かじゅうようなやくわりをまかされたけいけんはないですか? うんどうかいでリレーのせんしゅにえらばれたこと、がっきゅういいんにえらばれたこと、グループのだいひょうになったこと……。「できるかなあ」としんぱいしたきもち、じっさいにやってみてどうだったか、思い出して書いてみましょう。 ( m )