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級:★   山:ta   年:★   月:05   週:3  苗:ta
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題名:
本文:



題名:急がばまわれ(感)

感想文の課題です。課題の長文を読んで感想文を書いてください。

課題の長文
急がばまわれ

 【1】いそぐ時には、少しくらい危険(きけん)があっても、近道をとおりたくなる。けれどそれが失敗(しっぱい)する原因(げんいん)になる。だから、時間がかかってめんどうでも、安全な道やたしかな方法(ほうほう)を選ん(えら )だ方が、けっきょくは得(とく)なことになるんだ。
 【2】ことわざのもとになったのは、平安時代に源俊頼(みなもとのとしより)が作ったこんな和歌だ。
 武士(もののふ)の矢馳(やばせ)の船ははやくとも急がばまわれ瀬田(せた)の長橋
 歌の意味は、大津(おおつ)へいくのには、びわ湖の岸の矢馳(やばせ)からでる舟(ふね)に乗っていけばはやい。でもいそぐのなら舟(ふね)にのらず、湖岸の道をとおり瀬田川(せたがわ)の橋を渡っ(わた )て陸(りく)の道をいった方がいいよ、というんだ。
 【3】矢馳(やばせ)というのは地名で、矢橋とも書く。滋賀(しが)県草津(くさつ)市のびわ湖の岸のあたりのことだ。古くからここには、大津(おおつ)までの渡し舟(わた ぶね)の便(びん)があったんだ。陸(りく)の道をいくと、びわ湖の南岸をぐるっとまわり、瀬田川(せたがわ)の長い橋を渡ら(わた )なければならない。かなり時間がかかる。【4】それにくらべ、湖上をいけば近道になる。むかいの大津(おおつ)まで直線距離(きょり)でいくから、うんとはやかったんだ。
 しかし渡し舟(わた ぶね)でいくのは、いろいろ危険(きけん)があった。ちょっと強い風が吹い(ふ )たりすると、流されてなかなか大津(おおつ)につけない。【5】また、この舟(ふね)は小さなものだったから、大きな波にかんたんに転ぷくすることもあったんだ。いそぐので舟(ふね)に乗ったのに、大津(おおつ)につけずひき返したり、舟(ふね)がひっくりかえっておぼれ死んだり、こわい目にあう人がたくさんいた。
 【6】この歌の中で「急がばまわれ」のことばだけがひろまっていき、ことわざとしていまものこっているんだ。これは、さいしょは道についていったんだけど、その後は生活のいろんなことについてもいわれるようになったんだ。
 【7】だれでも、少しでもはやくしごとをすませたいから、ついはやくできる方法(ほうほう)をやろうとする。でもいそいでやろうとすれば、はや∵くやることばかりに気をとられて、一つ一つたしかめたり、ゆっくり考えたりしない。【8】その結果(けっか)、やり方をまちがえたり、とんでもない失敗(しっぱい)をすることになるんだ。
 たとえば、テストがそうだね。ぼくは、学生の時に「急がばまわれ」のことわざをわすれていたので、なん度も失敗(しっぱい)したよ。【9】テストを時間内にはやくやろうといそぐあまり、問題をしっかり読まずに答えを書くことがあったんだ。はやくできて得意(とくい)になって提出(ていしゅつ)したのはいいけど、十問のうち正しい答えははんぶんもなかった。【0】それなら、問題をていねいに読んで、よく考えてたしかな答えを書いていった方がよかったんだ。七問しか答えが書けなかったとしても、正解(せいかい)だったらその方がいいものね。

 「常識(じょうしき)のことわざ探偵(たんてい)団(だん)」(国松(くにまつ)俊英(としひで)著(ちょ) フォア文庫)より

項目表

項目表を参考にして、作文・感想文を書いてください。 項目の苗 小1から楽しく書ける。作文、読解、国語の通信教育。Online作文教室 言葉の森 
項目表 タラ の苗 小4年 4~6月
目標:表現をくふうし、長くくわしく書く
 ★重要・評価あり ◎重要・評価なし ○普通・評価なし 段落は大体の目安です。
第 1 段落項目キーワード説明
構成 ○ 題名の工夫題名の工夫 <<構成>>「○○な○○」「○○の○○」のように工夫
構成 【】★ 三文ぬきがき/感三文抜き書き 三文ぬきがき <<構成>>はじめ中おわりから文を三つ抜き書き
構成 【】★ 書き出しの工夫/作文書き出しの工夫 <<構成>>会話・色・音・情景で書き出す
構成 ○ 中心を決めるいちばん 中心 一番 <<構成>>いちばん……なのは
             ↓
第 2 段落項目キーワード説明
題材 【】★ 自分だけがしたこと私 わたし 僕 ぼく <<題材>>自分だけがしたこと、初めてしたこと
題材 ○ その人らしい会話「 」 <<題材>>人柄や気持ちがあらわれている会話
表現 【】★ たとえまるで みたい よう <<表現>>まるで…のよう
主題 ○ たぶんたぶん 多分 <<主題>>ほかの人の気持ちを推測する
             ↓
第 3 段落項目キーワード説明
題材 ◎ 前の話聞いた話前 聞 調べ <<題材>>前の話、聞いた話、調べた話
表現 【】★ ダジャレ表現ダジャレ だじゃれ 駄洒落 <<表現>>思ったことなどの中にダジャレを使う
表現 ◎ ですますです ます <<表現>>説明の「です」や描写の「ます」を入れる
表現 ○ いろいろな言ったいろいろな言った <<表現>>言ったのかわりに動作や表情で表わす
             ↓
第 4 段落項目キーワード説明
主題 【】★ 心の中で思ったこと心 <<主題>>口に出さないが心の中で思ったことを書く
構成 ◎ 動作情景の結び/作文動作の結び 情景の結び <<構成>>作文の結びを動作や情景で書く
表現 ○ 絵をかく そのときのようすを絵でかく

字数 ★ 400字以上
表記 ○ 決めてくる、読みかえす書くことを決めてくる、書いたあと読み返す
表記 ○ 短い会話少なく会話はその人らしさが出ているものを
表記 ○ は、そして、会話、とき、のでたらからるとのてん主語のあと、接続語のあとなどに読点
表記 ★ 漢字を使う、ていねいに書く習った漢字を使いていねいに書く
表記 ★ 段落三文段落の目安は三文ぐらい
表記 ○ 一文一点読点は1文に1〜2点を目安に
表記 ○ 敬体で書くでした・ました・です・ますで書く練習
表記 ○ 一文百字以内一つの文が百字をこえないように


課題のヒント

 ( n )
 第一段落(いちだんらく)で、三文抜き(ぬき)書きをしていきます。長文の最初(さいしょ)の方から一文、途中(とちゅう)から一文、最後(さいご)の方から一文というように、全部で三文選ん(えらん)で、行を続け(つづけ)て書いていきましょう。【例(れい)】「いそぐ時には、少しくらい危険(きけん)があっても、近道をとおりたくなる。けれどそれが失敗(しっぱい)する原因(げんいん)になる。武士(ぶし)の矢馳の船ははやくとも急がばまわれ瀬田(せた)の長橋 この歌の中で「急がばまわれ」のことばだけがひろまっていき、ことわざとしていまものこっているんだ。(三文抜き(ぬき)書き)」三文抜き(ぬき)書きに続け(つづけ)て、「私(わたし)がこの話を読んでいちばん……と思ったところは……です。」と感想を書きます。【例(れい)】「私(わたし)がこの話を読んでいちばんびっくりしたのは、「急がばまわれ」のことわざの元が和歌だったことです。」

 第二段落(だんらく)と第三段落(だんらく)は、似(に)た話です。長文にもあったように、テストのときに時間内にはやくやろうと急ぐあまり、問題をしっかり読まずに答えを書いてしまったことはないかな? また、ピアノを習っている人は経験(けいけん)があると思いますが、遠回りに見えても左手と右手を別々(べつべつ)に練習するのが新しい曲をひけるようになるための近道ですよね。
 逆(ぎゃく)の話もあるかもしれませんね。先生は、車で駅に向かう途中(とちゅう)、道が混ん(こん)でいたので裏道(うらみち)を通って遠回りをしたら、ずっと後ろにいたバスに抜かさ(ぬかさ)れてしまったことがあります。

 第四段落(だんらく)は、この長文全体の感想です。【例(れい)】「私(わたし)はこの話を読んで、急いでいるときこそあわてずに落ちついて一番いい方法(ほうほう)を考えることが大切だと思いました。」
 ( j )
【ミニヒント】
少しでもはやく用事をすませたくて、その場しのぎの方法を考えて,逆に無駄な時間をくってしまうという失敗は、だれにでもあります。
……前に、陸橋の向こうにバス停がありましたが、急いでいたので、ひとつ手前の、信号機のない横断歩道を走って行こうとしました。ところが、ひっきりなしに自動車やトラックが行き来し、そのスピードに恐れをなし、なかなか、渡るチャンスがありません。その間にバスは出てしまい、次のが来るまで、15分も待たされてしまいました。^^ ( m )