夏に川で遊んだことを思い出してもいいでしょう。雨が何日も降らずに晴天が続いていても、川はいつも同じように流れています。この川の水は、降った雨がすぐに川になるのではなく、いったん水田や森林にたくわえられてそれが地下水になってから川として出てくるのです。ですから、いま流れている川の水の中には何百年も前の雨の水が含まれています。こう考えると、水田や森林の力は偉大ですね。 ( n )
第一段落で、三文抜き書きをしていきます。長文の最初の方から一文、途中から一文、最後の方から一文というように、全部で三文選んで、行を続けて書いていきましょう。初めての練習で、三文抜き書きのコツがわからない人は、先生にどこを選ぶか聞いてもいいです。三文抜き書きに続けて、「私は、この話を読んで……と思いました」と全体の感想を書きます。
次に第二段落で、似た話です。似た話のかわりに、想像した話を書いてもいいです。「昔は、お米がお金のかわりで、給料もお米で払われていた」などというところは、似た話よりも想像した話の方が書きやすそうです。「もし、ぼくのおこづかいがお米だったら、どうするだろう……」と考えてみましょう。
第三段落も似た話です。ここは、お父さんやお母さんに取材してみてもいいでしょう。「お米は、昔、そんなに大事なものだったの」と聞いてみましょう。おじいさんやおばあさんに聞いてみると、さらによくわかると思います。降った雨が森林や水田でためられて、何百年もかけて地下水になりやがて川になるという話も、似た話としてはなかなか書きにくいので、想像した話として書いていくといいでしょう。「もし、水田がなかったら」「もし、ぼくが雨の粒だったら」など、いろいろ考えてみましょう。
第四段落は、この長文全体の感想です。結びに、動作情景を書いてみましょう。「ぼくは、あらためて、朝食べたほかほかの真っ白なごはんを思い出してみた」などという結び方です。動作情景の結び方の練習なので、同じような書き方になってもかまいません。
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長文の中に、家来をやしなうのに、一人一日五合の計算とありましたね。みなさんのおうちでは、一日何合のお米をたくでしょうか。お母さんに、毎日どのくらいごはんをたいているかインタビューしてみるのもおもしろいですね。 ( m )
似た話の例。田植えや稲刈りの体験をしたことがある人もいると思います。田植えのとき、田んぼは水が張られていたので、足が水につかって、どろどろ・ぐちゃぐちゃしていましたね。ところが、稲刈りのときは、田んぼはすっかり乾いていました。稲刈りの前に田んぼから水を抜く(落水といいます)のですが、落水は早すぎても遅すぎてもお米の品質が悪くなってしまうそうです。質がいい、おいしいお米を収穫するには、ちょうどいいタイミングを知って落水することが必要なのだそうです。 ( s )